Electronics

2009.09.16

Phasma – 昆虫ロボット

Takramがデザインした昆虫ロボットは、昆虫の形ではなく、動きを真似たものだ。ビデオではわかりづらいが、ウェブサイトでは三脚歩行法について詳しく解説されている。片側2脚と反対側1脚の計3脚が常に地面に付いているという形だ。前進するときは、浮いている3本が前に出て着地し、前に地面に付いていた3本が浮き上がる。いつも少なくとも3本の脚で立っていることになるので、安定した状態で素早く動き回ることが可能となる。このプロジェクトはスタンフォード大学のSPRAWLロボットからヒントを得ている。

Electronics

2009.09.16

回路図記号のアウトラインデータ

MAKE Flickr poolより。
Matt Becklerは電子回路図に使う電子パーツの記号を.svg形式でアップしてくれた。回路図は描きたいけど、本式の回路図キャプチャープログラム(Eagle、OrCad、KiCadなど)を使うのは面倒だというとき、私はInkscapeを使って簡単に描く。よく使う記号をたくさん集めて、SVG形式で標準化してある。Mattのサイトでダウンロードできるよ。

Electronics

2009.09.16

文房具で作るトレビュシェット(投石器)

MAKEcation trebuchet にはエントリーしたいけど、材料が手に入らないって? なら、子供の机の中を引っかき回してみよう!Office Supply Trebuchet(オフィス小物のトレビュシェット) – これはBrandon Nが作った小さくて偉大なトレビュシェットだ。文房具だけで作られていて、ハニーローストピーナッツを6メートル飛ばすことができる。素晴らしい。作ってみたい人のために、彼はパーツリストも作ってくれた。鉛筆と輪ゴムを用意して、挑戦してみよう!
新学期セールで鉛筆も安くなってるんじゃないかな。

Science

2009.09.15

ダーウィンの「種の起源」を時間軸で視覚化

The preservation of favoured traces (Ben Fry) Waxyより。例えばダーウィンの進化論などの科学理論を考えるとき、固定された概念を完成形として受け止めがちだ。しかし、ダーウィンは、生涯に何度も「種の起源」を編集しなおし、更新版を発表していた。英語版の初版は約15万語だったが、第六版は19万語にも増えている。記述を膨らませたり、詳細を加筆したり、考えそのものが変化していることもある。理論は洗練と変化を重ねていったのだ。

Science

2009.09.14

帰宅部の飛行少年

Jesse van Kuijkは筋金入りのMakerだ。彼は空を飛びたいと思った。そして人力飛行機を設計し組み立てた。週末ごとに大学から家に帰って作業を続けること3年間。すごい執念だ。詳しくは、Spiegel Onlineに書かれている。
[neatorama より]
– Matt Mets
訳者から:飛び上がった瞬間にチェーンが空回りして、あえなく失速。飛行距離は10メートル程度に終わったけど、Jesse くんには大満足の飛行だったようだ。

Electronics

2009.09.14

簡単Arduinoドラムマシン

すごくシンプルな Arduinoドラムマシンだ。ピエゾブザーで作られている。詳しくはリンクを見てほしい。音階対応表もあって、すごく便利。ピエゾブザーを、叩いたときに反応するセンサーにする方法を調べて、いろんな音階で出力する方法を調べました。それらの結果から生まれたのが、この簡単なドラムマシンです。ボクのガールフレンドにとっては頭痛マシンです。

Crafts

2009.09.11

レーザーカッターで作ったアブサンスプーン

いいアブサンを1本手に入れた(じつは父の日の、ちょっと変わったプレゼント)。伝統的な飲み方は、アブサンドリップだ。数オンスのアブサンと冷水を角砂糖の上から少しずつ垂らして作る。

茶こしなどを使ってもできるが、スタイリッシュにやりたいなら、専用の道具を使う。アブサンスプーンだ。しかし、私はそう頻繁にこのカクテルを作るわけでもないので、買うのはもったいない。そこで、レーザーカッターでちょっとふざけてみようと思ったのだ。どこがふざけてるって? では説明しよう。

Electronics

2009.09.11

テルミット式データ保護術

近ごろ、ハードディスクや記憶媒体を、読み出し可能なデータが詰め込まれたまま廃棄する企業が多い。そうした問題を防ぐ方法が、これだ。コンコードに住むNC技術士のBrian Littleとその仲間たちは、デイビッドソン大学のマシンから回収したハードディスクを積み上げて、テルミットを使って溶かしてしまった。Brianの解説を見てみよう。4人の男と勇敢なガールフレンド1人は、約18キログラムのテルミットを使ってハードディスクの山を(ほぼ)焼却することに成功した。