Fabrication

2012.01.20

ハムスター推進式潜水艦

このプロジェクトは2009年のものだが、とても新鮮に感じられた。ハムスター推進潜水艦「HPS Hamstar」は3リットル入りペットボトルとハムスターの回し車と、日用雑貨から作られてる(総工費57ドル)。上のムービーはその処女航海の様子だ。動力源となったフーディナちゃんは、この1回の潜水で引退している。HPS Hamstarの開発者はこう話している。「蒸気とハムスターのいちばんの違いは、ハムスターはシャベルですくってボイラーにくべなくてもよい点だね」というのは冗談。

Electronics

2012.01.13

2012年はこうなる!

「過去に住んではいけない。未来を夢見てはいけない。心を今の刹那に集中しなさい」 – 釈迦
一年のうちの今は、この年の予測をする時。私にとって予測は、私が今していることを話すことに他ならず、あまりに普通のことなので、一部の人を除いては面白くないかもしれない。5年とか10年後の予測なら面白いが、やっぱり今年にこだわりたい。ここに示すリストは、2012年に多く目にするようになるであろうもの。ドローン、ウェアラブル、モノのインターネット(Internet of things)、Arduino、Kinect、3Dプリンタ、ハッカースペース、クラウドファンドだ。

Electronics

2012.01.12

求むMaker ── Open Source Ecologyが仲間を募集中

我らが友人、Open Source Ecologyは、世界中ですばらしい活動をしているが、現在手を貸してくれるいろいろな技術分野の人たちを募集している。ところでOpen Source Ecology(OSE)って?Open Source Ecology は、農業家、技術者、支援者のネットワークからなるGlobal Village Construction Set(GVCS:グローバル村建設セット)、つまり、モジュラー式の、自分で作る、低価格で、オープンソースな高性能プラットフォームです。

Electronics

2012.01.11

DJデバイス”PICratchBOX”

TKRWORKSがリリースしたPICratchBOX(PrB)は、PICnomeベースのマトリクススイッチにフェーダやノブを統合したDJプレイ用のハードウェア。PrB単体でもPC/MacにUSB接続してユーザインタフェイスとして使用できるが、Native Instruments社のTraktor用オーディオI/Fを同時に利用することで、2チャンネル・バトルミキサーとパッド型コントローラーを融合させたアグレッシブなDJプレイを実現できる。

Electronics

2012.01.11

新型MakerBot「Replicator」登場

最新型MakerBot 3Dプリンタのニュースを聞いて興奮した。名前は「Replicator」(リプリケータ)。デュアルエクストルーダ(エクストルーダ=押出装置)やインターフェイスコントローラなど、この1年ほどで加えられた改良点がすべて含まれている。製作スペースは9×6×6インチ(約22.5×15×15cm)、ステップストルーダがひとつのタイプと2つのタイプがある。
内蔵されたインターフェイスコントローラは非常に賢く、コンピュータを接続しなくてもプリントができてしまう。

Science

2012.01.10

生成的組み立ておもちゃ

まずはこの4種類のエレメントで実際に遊び始めました。

ブラウン大学工学部と視覚芸術学部で講師を務める Ian Gonsherが考案した Generative Construction Toy(生成的組み立ておもちゃ)は、レーザーカッターで切り出したはめ込み式のパーツを組み合わせて立体を作って遊ぶというもの。ティンカートイやレゴのオリジナル部品を作って遊ぶのに似ているが、こちらはもっと有機的な感じだ。どんどん勝手に部品を作って遊んで欲しいと奨励しているところが面白い。

Electronics

2012.01.05

夜の波間に光るネオンサーファー

夜間サーフィンを楽しむ連中が、ボードとウェットスーツを、たぶんELワイヤとテープで光らせている。これはStrongbow Australiaのプロモーションビデオだ。コネクタや電源をどうやって防水しているのか、すごく知りたいところだ。夏の始まりを告げようと、Strongbowが、『エンドレスサマー Ⅱ』などで知られる伝説のサーフィン映画監督ジャック・マッコイ、バリ・ストリックランド、『アクアバンプス』のユージン・タンと手を組んで、オーストラリア最大の闇夜に光るサーフィンを、ボンディビーチで撮影した。

Electronics

2012.01.04

AquesTalk PicoとArduino Unoが新年のご挨拶

MTM07で購入した音声合成LSI “AquesTalk Pico”とEmerge+のエンクロージャに入ったArduino Unoが新年のご挨拶。スピーカはarms22さんのスタバカップアンプです。Makerのみんなの成果を活用して初日の出の直前に作った「作り初め」です。本年もよろしくお願いいたします。

Electronics

2011.12.22

AndroidのUSB Host APIを使ってチョロQを操作

いわたんさんは、Android3.1以上で利用できるUSB Host APIを使って、Arduino duemilanoveと通信する方法を調べました。この動画はそのサンプル。AndroidタブレットからチョロQを赤外線で操縦しています。対象となるArduinoボードはFTDIのUSBインタフェイス(FT232RL)を搭載しているモデル。現在のADKとの違いは、Android端末がホストとして機能しているところ。このほうが自然な気がします。より詳しい情報はいわたんさんのブログでどうぞ。

Electronics

2011.12.20

210時間かけて320万個の点で描いた父の肖像

このビデオを見たという人は多いかもしれない。この数日、すごい勢いで視聴されているからね。Miguel EndaraはMicronペンを使った点描だけで父親の肖像画を描いた。私が絵を描き始めたときも、点描で影を付ける手法を好んで使っていたけど、こいつは異常だ。320万個もの点を打ったこともすごいけど、それを数えていたってのが驚きだ。信じられない。