Science

2009.01.30

紫外線レーザーで色が変わる液体

新しいプロジェクトの調査をしていたら(我らマッドサイエンティスト系人間はいつもやっていることだが)、この驚くべきビデオを発見した。基本的には透明な化学物質なんだが、紫外線を当てると一瞬にして緑色に変化する。しかし、重要なのは、この反応が一瞬にして元に戻るというところだ。紫外線が当たらなくなると、0.5秒ほどで色が消えて透明の状態に戻るのだ。
これを見て、ドクター・スース(絵本作家)が “The Cat’s Quizzer” に書いていた発明品 “フラッシュダーク”(フラッシュライト=懐中電灯の反対)を思い出した。

Electronics

2009.01.29

ギタープレイとテスラコイル

ギターの演奏がテスラコイルからの雷鳴に変わって会場を震わせています。仕組みをプレイヤーの大野真吾さんと開発者の荻野剛さんに訊いてみました。
ギターの演奏データはMIDIでテスラコイル側に伝わります。テスラコイルは約300KHzで発振していて、これを断続装置で高速にオンオフすることで、空気を膨張縮小させて音を発生させます。
オンオフのタイミングはPWM制御なので自由自在に音階が作り出せます。シンセサイザでもギターでもMIDI出力が可能な機器であれば基本的に何でも利用可能です。

Electronics

2009.01.27

Unity – 3Dプロッタ

パウダービーズで音楽をビジュアライズする「雪風」をMTMに出展した井上泰一さんの新作「Unity」は、3Dマウスを操作して空中に立体的な軌跡を描くことができる作品。4つのArduinoと市販のドリルを使ってロープを制御しています。実はMTM02でも小規模なものは展示されていたのですが、ここまで大きいものを自由に操作できることにはまた違った楽しさがあります。

Electronics

2009.01.27

テストパターンの秘密の生活

Andreは、ビデオのテストパターンが、ある日突然、隊列を乱し、永遠に退屈な仕事から解放されたとしたらどうなるかをシミュレーションして見せてくれた。念のため付け加えておくと、この作品はFinal Cutで製作され、音楽はPenguin Cafe Orchestraの曲を使用している。
– Collin Cunningham
訳者から:ペンギンカフェオーケストラも、そう言えば手作りな音楽だったよね。

Electronics

2009.01.25

Weekend Project: バイトライト(日本語字幕版あり)

蛍光灯と古いメモリーボードでハイテクなムード溢れる照明を作ろう。
このプロジェクトは Make英語版 Vol.9のRoss Orrの記事を参考にしています。MP4版ムービーのダウンロードはこちらから、iTunesで購読もできます。
詳細は MAKE: Volume 09 “The Bytelight” (英語版) をご覧ください。デジタル版でもお読みいただけます。
– KipKay
編集から:日本語字幕版は下の動画をご覧下さい。

Electronics

2009.01.21

レーシングゲーム用体感シート

「グランツーリスモ4」(レーシングゲームですね)をよりリアルにプレイするための体感システム。画面に表示される横Gメーターをビデオカメラで読み取って、そのデータをもとにソレノイドを駆動し、鉛の延べ棒を揺らしています。鉛が揺れると、椅子が揺れて、横Gが再現される仕組み。

Electronics

2009.01.21

Illuminato – スタイリッシュでデラックスなArduino互換ボード

LiquidwareのMattは、エレガントで有能なオープンソースのArduino互換ボード、Illuminatoを紹介してくれた。I/Oピン42本、Atmega645(ATmega168の2倍のコードスペースを持つ)、裏面に渋い白色LEDを配置している。

リセットスイッチが横に付いていたり、黒と金のボードに左右対称のデザインなど、傑出したデザインになっている。このほかのビデオや情報や開発秘話などが、彼のblogで見られる。

Electronics

2009.01.20

電磁式万能ポジショナー

業界によっては一般的な装置なのかもしれませんが、ボクは知らなかったし、ちょっと感動したので取り上げたいと思います。電磁式万能ポジショナーというかっこいい名前のこの機械は、どんな形状のものも磁力でがっちり固定します。直径0.1mm~3mmの鉄球が山盛りになっていて、固定したい物体をそこにつっこんでペダルを踏むと、電磁石の力で鉄球がガチッと固まり、一緒に固定したい物体もガチッとなる仕組み。動画を見れば一目瞭然。こっそりいろんなものをつっこんで試してみたい。

Electronics

2009.01.19

14.250MHzの奇妙な信号

Drdeakのサイトより – これは、2009年1月2日に私が撮影した、私のアマチュア無線局のビデオです。最初にこれを聞いたのは大晦日の午後でした。それが今日はずっと聞こえています。国内の他のハム愛好家たちも、同じ信号を受信したと報告しています。しかも、とても強い信号です。この信号の周波数は、14.250から14.255MHz です。何時間も続いていますが、まだ誰も解読も、説明もできていません。わかる人、いませんか?不思議だね。これについて説明できる人、いない? 何かわかったらコメントに書いてくれ。

Electronics

2009.01.18

Weekend Project: 携帯用スパイスコープ(日本語字幕版あり)

携帯電話のカメラを利用して、遠くで行われている活動を覗き見しよう!
このプロジェクトはEric Rosenthal の記事(Make英語版 Vol.16)を参考にしています。
MP4 版ムービーのダウンロードはこちらから。iTunesで購読もできます。
詳しくは、Make英語版 Vol.16 “Portable Spy Scope”をご覧ください。
– KipKay
編集から:日本語字幕版は下の動画をご覧下さい。