Electronics

2010.03.12

Skinput — 体にUIを投影

カーネギーメロン大学大学院の博士過程に在籍するChris Harrisonが開発したSkinputは、Pravan Mistryの Sixth Senseプロジェクトの変形であることを考慮しておかないと公平とは言えない。とは言え、これには別の技術が使われている。MistryのSixth Senseはオプティカルだけど、Skinputは「まったく新しい、非侵襲性のウェアラブル生物音響センサー」でジェスチャーをトラックする。人間の体に伝わる音を利用し、皮膚を指入力サーフェイスにする技術Skinputを紹介します。

Crafts

2010.02.24

発光スペクトルマフラー

Makeのスタッフで比類無き才能を誇るBecky Sternが美しいマフラーを作って販売している。いろいろな元素の発光スペクトルを模様にしてくれる。上の写真は、シリコン元素のもの(モデルはこれまた比類なきAdaFruitのLimor Friedだ)。もちろん、好きな元素のスペクトルで作ってもらえる。元素のスペクトルはオレゴン大学が提供してるこのすごく便利なJavaアプレットを使って確認できる。ミニマリストは水素やヘリウムがいいかもね。鉄やチタンだとかなり虹っぽくなるけど、ボクの場合はご予算的に厳しくなる。

Electronics

2009.12.04

バキュームフォームで作るDEVOの帽子

Troy Davisは、あのDEVOのEnergy Domesを自作した。ファイバーボードを重ねて原型を作り、バキュームフォームで量産して色を塗り、内側にスポンジを貼った。彼のサイト、project pictorial に作り方が詳しく解説されている。すばらしい!
– Collin Cunningham
訳者から:結構、丁寧に細かい仕事してますなー。

Electronics

2009.06.11

最後に作ったメガネはいくらだった?

オックスフォード大学物理学部教授、Josh Silverは、水を入れたプラスティックの袋をレンズに使って、装着者が調整できるメガネを開発した。これなら、発展途上国や貧困に苦しむ地域の人々にタダで配れる。Silver教授は、まさにソレを実践しているのだ。現在までに、3万セットを提供している。メガネ屋を訪れることなく、レンズを削って調整する必要もない。標準のレンズを自分で見やすいように合わせるだけだ。注射器で中の水の量を調整して蓋をする。物作りとは、オナラをするとTwitterで知らせる椅子を作って未来の仲間を失うことばかりじゃないんだね。

Electronics

2009.06.01

超音波触感視覚システム

コーネル大学のRohan SharmaとJeff Buenteは、彼らのプロジェクトhaptic visionに関する詳しい記録を公開してくれた。超音波触感視覚システムは、超音波式の距離計を利用し、ユーザーの頭に装着した複数の小型振動モーターを介して距離を触感として伝えることで、目を閉じたままで廊下を歩いたり、大きな障害物を避けたりできるようにするものです。このプロジェクトの目標は、視覚に頼らなくても歩けるようになるための、直感的で簡単な方法で体に情報を伝える第六感システムです。

Electronics

2009.04.28

ファブリック折り曲げセンサーキット

Hanna Perner-Wilsonは、キット版ファブリック折り曲げセンサーの販売を開始した。自作に必要なものすべてが入ってるよ。
これはキットです。材料だけが入っているので、基本的な道具と、縫い糸と、30分ほどの作業時間が必要です。
キットの内容:
* 2×12cm、1.5mm厚、HS品質のネオプレン 2枚。ポリエステル・ジャージを両側に溶着(グレーと紫)
* 1.5×9.5cm Velostat 2枚
* 1×2cm 伸縮性導電布 2枚。

Electronics

2009.04.06

ウェアラブルなメタデータ

MIT Media LabのFluid Interfaces Groupに属するPatty Maesは、そう遠くない将来に必携となるであろうガジェットを披露した。SixthSenseプロトタイプは、ポケットプロジェクタと鏡とカメラで構成されています。ハードウェアの一部は、モバイルウェアラブルデバイスのように首から提げる形になっています。プロジェクタとカメラは、ユーザーのポケットの中のモバイルコンピューティングデバイスに接続されています。

Electronics

2009.03.17

LilyPadプロトタイプ用ボード

Sparkfun Electronicsの新製品はLilyPad protoboardだ。オリジナルの縫えるボードが作れる。サイズは2つ。
これは大きい方のプロトタイプ用ボードです。スルーホールタイプの部品をLilyPadシステムに使えます。すべてのピンは、10milトレースでショートさせてあります。繋ぎたくない穴と穴の間に切れ目を入れるだけで、簡単に配線が作れます。穴の間隔は標準の0.1インチピッチです。トレースの様子は裏側の写真を見てください。
Fashioning Technology(英語)より。