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2016.12.28

makezine.jpで2016年によく読まれた記事トップ10

makezine.jpでは2016年に283本の記事を公開しました。2014年、2015年に続き、今年よく読まれた記事のトップ10を紹介します。2016年は「2016年に公開された記事」と「2015年以前に公開された記事」のそれぞれに分けて紹介します。見逃していた記事があったらこの機会にぜひチェックしてください。

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2016.12.06

高等教育を刺激するティンカリングと問題メイキング

DePaul大学のデザイン学部では、私の同僚、LeAnne Wagnerと私とで、Designing for Physical Technologyという新しいプログラムに取り組んでいる。こんな考え方だ。

フィジカルコンピューティング・システムは、いろいろなところで応用されはじめている。より安全な自動車や、より便利な家電品、それにリモコンのヘリコプターなど高度でインタラクティブなオモチャも登場している。センサーネットワークは、駐車場のどこが空いているかを教えてくれるし、アーティストはその技術を使って、見る人を取り込む物理的環境を作れるようになった。

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2016.11.25

脳を損傷した友人のために会話デバイスを開発した14歳の少年

この14歳の少年、Jacob SmilgのTED×Talkでのスピーチを見れば、誰でも熱いものがこみ上げてくるだろう(そして自分の人間性を取り戻す)。この話のなかで、彼は、大事故によって脳が損傷した友人、Ethanともっと楽に会話ができるようにと開発したデバイスを開発するために、どのような技術や知識を使ったかを語っている。

2013年の夏、サマーキャンプで、よく晴れた日に彼らは広場でフリスビーをして遊んでいた。そのとき、Ethan Kadishは雷に打たれたのだ。

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2016.11.16

内なるマクガイバーを発見するための本

英語版編集者より:MacGyver(冒険野郎マクガイバー)シリーズの作家、Lee David Zlotoffは、この「Make:」ブログでMakeShiftというコラム(2006-2011)を書いてくれたが、そのなかでは、身の回りのもので空想上の問題を解決する方法を教えてくれた。Leeの新刊は、Colleen Seifert博士との共著だが、博士は危機的状況をうまく切り抜ける方法を伝授している。今回は『The MacGyver Secret: Connect to Your Inner MacGyver and Solve Anything』の特別プレビューといこう。

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2016.10.21

作らない人もコミュニティの重要な一員

Makerコミュニティで旅をしたり記事を書いたりしていると、会話のなかでよく耳にするのが「何も作ってないのだけど、このコミュニティが好きです。どうしたら仲間になれるでしょうか?」という決まり文句だ。そうした声は、大きな人口をかかえるサンマテオなどの大規模なMaker Faireでも、何もないところに建つ工房に押し込められた小さなメイカースペースでも聞かれる。

それらの人々は、ただMakerムーブメントの近くでスキルを習得する時期を待っているわけではない。

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2016.10.18

ファンが作ったトランスフォーマーの映画、コスプレと実写の妙

それは、私がArizona AutobotsのFacebookページを見たときから始まった。彼らは素晴らしいコスプレを紹介していたのだ。なにより感動したのは、彼らがオリジナルのアニメ版「トランスフォーマー」のデザインに忠実に再現していることだ。プライムの胸は光を反射する。

私は、そのロボットたちを砂漠に呼び出して戦わせてみたくなった。

この映画は実写にこだわった。オープニングはラジコンの飛行機と自動車を使って、カリフォルニアの砂漠で撮影した。レーザーはフレームごとに手で描き入れた。

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2016.10.14

古い話だからって馬鹿にしないで欲しい

ここ数年、気になっていることがある。「Make:」のチャンネルやネット全般において、学んだり興味を追求したいと思う気持ちに水を差す行為だ。たとえばこんな感じ。誰かが、何かのテクニックやハックやプロジェクトやニュースをアップしたとする。それに対して、「新しくない!」とか「ずっと前から知ってる」とか「古すぎ」とか「昔からそうしてるぞ!」といったコメントが付く。

それは私が糸とクリップでパース絵を描く方法を紹介したときにもあった。長年の間に、同じようなテクニックを見たかも知れない。

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2016.09.12

全米のメイカースペースと米国政府をより強く結びつけるための会議がホワイトハウスで開催される

メイカースペースについて、メイカースペースの主催者たちに定期的に聴き取りが行われている。だが相手はホワイトハウスではない。

数週間前、アメリカ国内のメイカースペースにアメリカ合衆国政府から電子メールが届くようになった。送り主は、シニアアドバイザー・オブ・メイキングのAndrew Coyという、科学技術政策室の人間だ。何回か話をして(さらにこれが本物かどうかを確かめるために数人に意見を聞いたりして)わかったのは、これが、ネイション・オブ・メイカーズ・プログラムの一環としての、メイカースペース主催者の会合への招待状だったということだ。

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2016.07.25

オラに元気をわけてくれ! スポーツ+IoTの意外とイイ関係

オラに元気をわけてくれ! 私がマラソンしながらいつも思うのはそんな気持ちです。それを可能にしたのが、スポーツ+IoTかもしれません。そして、私が今年(2016年)春の東北風土マラソンで作りたかったのは、そんな思いをこめた「元気玉」でした。(Ktrips 吉田 顕一)

私、吉田顕一は、普段は東京の金融機関で働く普通のサラリーマンですが、年に2、3回マラソン大会に出たり、トライアスロンをやったりと、スポーツ好きです。

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2016.07.19

お馬鹿なレース大会が未来のスマートカーを作る「予算2万ドルの1チームではなく、予算1000ドルの20チームが必要だ」

私は長年のPower Racing Series(電動車レース大会)の大ファンだ。コミカルなほど小さい車体で、運転者が巨人の子どものように見える改造電動車がレーストラックを疾走する様子をみれば、だれでも好きにならずにはいられない。だが、このレースでは、バカバカしさと楽しさが重要だ。Power Racing Seriesは、各地でスマートカーの未来を切り開く次世代のエンジニアやティンカラーを育てている。レースを面白く、そしてバカバカしく保つことで、より多くの人の参加を促し、創造性をさらに高めることになる。