Science

2007.11.23

燃料電池飛行機

燃料電池を搭載したラジコン飛行機が、8月25日、カリフォルニア州バンナイズ近くの公園から静かに離陸した。この風変わりな飛行機は、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校の教育プログラムとして、NASAの学術投資部と空軍の科学研究所の協力を得て実現した学生による革新的な研究の成果だ。
大学は、これは燃料電池飛行機として、世界中で公に飛んだ中の4例目であり、飛行機用に出力対重量比を大幅に改善した新型燃料電池を搭載した最初の飛行機だとしている。燃料電池は、水素を電気エネルギーに変換するもので、純粋な水しか排出しない。

Science

2007.11.19

Extreme Rocketry magazine

ボクは子供のころロケットに夢中だった。モデルロケットとNASAのロケットの両方にだ。しばらくその趣味から遠ざかっていたけど、ニューススタンドで「Rocketry magazine」を見るたびに、ボクはそれを買って、いつかまたロケットで遊べる日のことを夢見ている。子供だったボクには、ホビーロケットはちょっとばかり、エクストリーム(過激)だった。もちろん、本気で多段式ロケットを飛ばしているような人たちのための、もっと専門的な雑誌はあったけど、この雑誌はこう呼ぶに相応しい。エクストリーム・ロケッティー。

Science

2007.11.13

ファインマンとアリンコ

ジェル状のアリ観察キットを販売しているLanBoのサイトに、好奇心旺盛な物理学者として有名なRichard Feynman(リチャード・ファインマン)のDIYアリ観察の体験談が載っている。-
「私は、ほかのアリたちがどれくらいの時間で「船着き場」へ行けというメッセージを受け取るかを確かめたかった。最初はゆっくりだったが、いきなり数が増えて気が狂いそうなほどアリの移動が大変になってしまった」しばらくして、彼は、アリを砂糖の場所ではなく別の場所へ運ぶことにした。すると、砂糖のところへ運んでもらえる地点へは1匹も来なくなった。

Science

2007.11.08

CDのケースで作ったテスラタービン

CDとCDのスピンドルケースで作った簡単なテスラタービンだ。他にもいろんな人が実験をしている。空気や水や磁石を使ったり、磁石を使わなかったり、丸鋸アタッチメント(!)を作ったり、などなど。YouTubeのリンクで見てみてね。
Revin’ Up the Tesla CD Turbine II With Magnetic Disc Pack(英語) – [via] Link
関連:
HOW TO – ハードディスクの円盤を使って15,000rpmのテスラタービンを作ろう – Link
– Gareth Branwyn
訳者から:丸鋸付けて回すところは見せてくれないのね。

Electronics

2007.11.07

Maker Store物語 – キット職人たち

火曜日の午後、家に帰り、楽しかったMaker Faireの数日間を思い返した。ボクにとってこれは3回目のMaker Faireだったが、本格的に参加したのは2回目だ(最初は出展者だったから準備や撤収は手伝わなかった)。2007年サンマテオのMaker Faireでは、ボクはほとんどの時間をMaker Storeで過ごした。そこでは、単行本やMakeのバックナンバーやTシャツやボクの大好きな電子キットなんかを販売していた。コミュニティあってのMakeだから、ボクたちは小さなメーカーのキットをどん欲にかき集めてオンラインやイベント会場で販売している。

Science

2007.11.06

The Secret Life Of Machines – 歴史あるイギリスの科学番組を見よう

Coldclimateより –
ここイギリスで、10歳だったボクはTimのテレビ番組(The secret life of machines)に大きな影響を受けた。彼のすばらしい番組は、ダウンロードして見ることができる。彼とRex Garrodは、いろんな物を分解して、すごくわかりやすくその動く仕組みを見せてくれた。アニメーションもすべて彼が自分で描いている。彼こそ、イギリスで最初のMakerなんだと思う。

Electronics

2007.10.31

手作りヘリコプター

AFPによると、ナイジェリアに住む24歳の物理学部の大学生が、車やバイク(それに墜落した旅客機)の部品を使ってヘリコプターを作ってしまったそうだ。
Abdullahi(アブドゥラヒ)は、コンピューターと携帯電話の修理のバイトで稼いだお金と、カノ州のバイェロ大学で教鞭をとっている父からの援助でスクラップのアルミを購入して、ヘリコプターを作った。
エンジンは中古のホンダ・シビックの133馬力のもの。シートは古いトヨタのセダンのもの。そのほかの部品は数年前にカノ州の近くに墜落したボーイング747の残骸だ。

Science

2007.10.22

便利なダイナミック周期表と変わった周期表コレクション

すごく便利なダイナミック周期表だ。古きよきAJAXで書かれてる。完璧だよ。(訳注:画面右上のポップアップメニューを使って日本語にも切り替えることができます!) – [via] Link
楽しい周期表コレクションをご覧あれ。

リニューアルされた周期表 – Link

LEGO周期表 – Link.

木製周期表 – Link

工具周期表 – Link

インターネット周期表 – Link

インタラクティブ周期表 – Link

コミック “Periodic table of the elements” – Link.

オペレータ周期表 – Link

詩の周期表 – Link

キーの周期表 – Link
訳者から: 高校生のころは悪夢だった周期表も、これなら楽しい。

Crafts

2007.10.15

ペーパークラフトの本格天体望遠鏡などなど

もうすぐ発売されるオライリーの新刊Illustrated Guide to Astronomical Wonders(英語版)のインデクサー、Patti Schiendelmanがドイツの科学ノベルティー製品屋さんのサイトを探っていたら、Stirling Engine coffee cupなんてものを発見した。さらに、ホントに使えるペーパークラフト天体望遠鏡なんてものがぞろぞろ出てきた。上の写真のニュートン式望遠鏡もそのひとつ。どれも、作るのがすっごく楽しそう。

Science

2007.10.10

ハンドモーションで飛ぶMicroDrone

プロペラ4発でドイツ製の飛ぶ超小型無人飛行機をハンドモーションコントロールで操作するクールなビデオだ。GSMネットワークコミュニケーションを備え(大群だ!)、GPSマッピングが可能でカメラやらいろいろ搭載している。
MicroDrone – Link
訳者から: 前にMikroKopterという、これに似た形のカメラを搭載したドイツ製の無人飛行機を紹介したけど、ドイツ人ってこれが好きなのね。ところでこのMicroDroneは、イギリスのVフェスティバルというロックフェスティバルで警備用に使われたそうです。