Crafts

2012.08.29

白頭鷲ビューティーちゃんのバイオニックくちばし

数年前、1頭のアラスカ白頭鷲が顔を撃たれ、くちばしの上半分を失った。レスキューチームは彼女を捕獲し、「ビューティー」と名付け、くちばしの再生を願ってリハビリを試みたが、それは叶わなかった。くちばしは、羽つくろいや食事に欠かせない器官だ。ビューティーの将来が悲観された。だが幸いなことにビューティーの面倒を見ていたのが、教育関係の講演でビューティーのケースを語っていたアイダホの猛禽類専門家、Jane Cantwellだった。彼女の講演を聴いていたひとり、工学エンジニアのNate Calvinは心を動かされ、協力を申し出た。

Fabrication

2012.08.27

刀鍛冶 渡辺惟平

渡辺惟平(これひら)は、今では少なくなった日本刀の刀鍛冶だ。彼は平安から鎌倉時代(794〜1333年)に作られていた古刀の再現に40年間を費やしてきた。渡辺の挑戦を助ける資料は一切存在しないが、謎に包まれたサムライソードの復元に少し近づけたと信じている。

Kids

2012.08.27

レゴの無断変速機(CVT)

レゴハッカーのNico71は、レゴの自動織機 でお馴染み。彼が最新作を発表した。CVTだ。Zbljのトランスミッションの改良版をベースにしています。このCVTは、一定速度(200rpm)で回るモーターの回転を受けて、回転速度(とトルク)を40rpmから200rpmの間(1/5、1:1)で変化させることができます。この装置は、レゴの自動車に組み込まれる予定です。2つの機械式タコメーターが、モーター側と出力側の軸の回転速度を示しています。

Fabrication

2012.08.24

Kickstarterの次はなんだ?

Kickstarterは、その名が示すとおり、「スタート」にすぎないことがわかった。30日、7日、48時間というタイマーのカウントダウンに翻弄されて、1カ月間の短距離走を走っているような勘違いに陥ってはいけない。Kickstarterキャンペーンは『帝国の逆襲』でルークがヨーダの特訓を受けるシーンのダイジェスト版みたいなものだ。この凝縮された時間の中に、さまざまなことが起きる。しかし、この前には長い準備期間があり、さらにその後にはもっと多くのアクションが起きることになっている。

Science

2012.08.23

Singapore Mini Maker Faire 2012レポート

Dangerous PrototypesのIanがシンガポールのMini Maker Faire 2012を訪れ、ハイライトをビデオにまとめてくれた。シンガポールのMini Maker Faireには、忘れられないプロジェクトが山ほど展示されていた。即興で組み上げられた楽器、PCでコントロールするおもちゃ、ツイッターでコントロールする飛行船、バナナピアノ、DIY水フィルタ、パチンコがコントローラになったアングリーバードもどきなどなど。
Science Center Singaporeの所長のMaker Faireにかける思い。

Electronics

2012.08.22

レゴの電動車椅子

レゴビルダー、Simon “Burf” Burfieldが作った世界初のレゴ車椅子:
まだプロトタイプですが、レゴ車椅子は90キログラムの人を乗せて動くことができます。
6つのNXTを使って12のNXTモーターをコントロールし(最大出力を引き出すために、NXTひとつで2つのモーターを制御)、12のRotacaster全方向ホイールを回します。このホイールを使うことで、横移動も可能になります(ストラフィング)。