Electronics

2012.09.04

8台のフロッピードライブで『ゴーストバスターズ』のテーマ曲

ああ、フロッピードライブ! 『帝国のマーチ』やダフト・パンクの『Derezzed』といった美しい音楽を奏でるようハックできたら、ゴミとして捨てられることもないだろう。この手の最新のハックは、MrSolidSnake745の作品。1984年に連れ戻された気分だ。それでは、フロッピードライブによる『ゴーストバスターズ』のテーマをお楽しみください。

Kids

2012.09.03

How-To:ステープラーの針をブレッドボードのジャンパーに

Maker Faireをはじめとするイベントでブレッドボードを使ったワークショップを主催する際に、参加者にビニル線を切断して皮膜を剥かせてジャンパー線を作らせる手間をなくす(そして市販のジャンパー線を買わずに済む)いい方法はないものかと知恵を出し合った。そして、ステープラーの針を使うことを思いついた。この方法は、実はInstructablesで見たことがあって、一度試してみたいと思っていたのだ。
ただひとつ問題が。作動しない。
というか、作動「しなかった」というほうが正しいかな。

Electronics

2012.09.03

エジソンのゆりかご

美大生、刈谷康時のAsobiが素晴らしい。これはMitsubishi Chemical’s Junior Designer Awardsの応募作品だ。Spoon & TamagoのJohnnyは、これを「運動量保存則と力学的エネルギー保存の法則の実演のために作られた装置」ニュートンのゆりかごをもじって「エジソンのゆりかご」というぴったりの名前で呼んでいる。ぜひともビデオを見て、その動きや音を楽しんでほしい。[Neatorama]より。

Electronics

2012.08.31

Soapbox:学びへの回帰 ─ ハードウェア企業が技術を教える時代に

変革の時代だ。ハードウェアメーカーがMakerやホビイストや事業者に物を売るためには、教えて刺激を与えることも必要になってくる。物を売るだけでは十分ではない。そこで今週のSoapboxは、ハードウェアメーカーが、物を提供するだけでなく、オンライン教育に力を入れだしたという大きな流れについて語りたい。質の高い情報は宣伝になる。質の高い情報の提供は、現代のハードウェアメーカーにとって、注目度と売り上げを伸ばすために必要なものとなる。
もしあなたがハードウェアメーカーか、これからハードウェアを売り出そうとしているなら、質の高い情報の資料を用意することが大切だ。

Electronics

2012.08.31

追悼 ─ ハンス・カーメンチント

8月8日、ハンス・カーメンチント(Hans Camenzind)の訃報に触れて、私たちは悲しみに暮れている。長年にわたり、ハンスはシグネティクス(現在のフィリップス)、彼自身の会社であるInterdesign、そして最近ではArray Designといった会社で活躍してきた。彼は150種類以上ものICを設計してきたが、なかでも有名なのが1971年に開発した555タイマーがある。これは多くの電子工作愛好家に親しまれてきた。私が最初に手にして実験したICもこれだった。今これを読んでいる多くの人たちも、きっと同じだろう。

Crafts

2012.08.30

Maker Faire@The Tech – Maker作品の新しい展示形式

昨晩、私はサンノゼで開かれていたMaker Faire exhibit at The Tech Museumのクロージングレセプションに参加した。 The Tech Museum of San JoseのLath Carlsonとキュレーターのチームは5月のMaker Faire Bay Areaを訪れて、この夏の展示のためのMakerを選んでいたのだ。上のリンクに、出展者のリストがある。私も何枚か写真をとり、見て回った。

リンク: Google+のスライドショー
Makerの作品が違う環境で展示されているのを見るのは新鮮だった。

Crafts

2012.08.30

機能性タトゥー

シャイタウンに住むアーティストで大工のFloyd A. Davis IV of Artpentryは、以前紹介したGentleman’s Boomboxesのような過激なプロジェクトで知られているだけでなく、私た知る限り最高のMakerタトゥーの持ち主でもある。もともと、ノートには何も書かれていない。自由に材料リストが書き込めるわけだ。彫り師はCode of Conduct の Jason Hoodrich。

訳者から:日本だったら、これだけで温泉アウトよね。

Electronics

2012.08.29

Andyの自家製ダンプ

みんなでカナダに移住してトラックを作ろう。
Andyの自家製トラックは、植林をする人たちに物資を送りとどけるためのもの。ピックアップトラックでは入れない場所まで入ることを想定されている。全地形万能車が使われることもあるが、それには大量の荷物が詰めない。だからこれが作られたというわけだ。
ウニモグやハマーH1なんて車があれば活躍できるだろうが、価格が高すぎる。
エンジンは運転席の下にある。フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンだ。通常は後ろ向きに配置されているものだが、ここでは前向きに置かれている。

Crafts

2012.08.29

白頭鷲ビューティーちゃんのバイオニックくちばし

数年前、1頭のアラスカ白頭鷲が顔を撃たれ、くちばしの上半分を失った。レスキューチームは彼女を捕獲し、「ビューティー」と名付け、くちばしの再生を願ってリハビリを試みたが、それは叶わなかった。くちばしは、羽つくろいや食事に欠かせない器官だ。ビューティーの将来が悲観された。だが幸いなことにビューティーの面倒を見ていたのが、教育関係の講演でビューティーのケースを語っていたアイダホの猛禽類専門家、Jane Cantwellだった。彼女の講演を聴いていたひとり、工学エンジニアのNate Calvinは心を動かされ、協力を申し出た。

Fabrication

2012.08.27

刀鍛冶 渡辺惟平

渡辺惟平(これひら)は、今では少なくなった日本刀の刀鍛冶だ。彼は平安から鎌倉時代(794〜1333年)に作られていた古刀の再現に40年間を費やしてきた。渡辺の挑戦を助ける資料は一切存在しないが、謎に包まれたサムライソードの復元に少し近づけたと信じている。