Science

2011.03.25

カールじいさんの本当に空飛ぶ家

2週間という短い期間で「家を飛ばす」というナショナルジオグラフィックのプロジェクトには、これだけの人間が必要だった。これは、ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』と同じように、風船で家を飛ばそうという計画だ。dailymail紙、”The real Up! Scientists recreate floating house from Pixar movie… and prove it really CAN fly”より。

Crafts

2011.03.25

19世紀の刀の鍔を復元

Makeの読者のJimy Sopranoがこのショートドキュメンタリーのリンクを送ってくれた。日本の伝統金工技術を受け継ぐFord Hallamが、19世紀の水戸の金工、萩谷勝平の作品を復元するという内容。私は数年前、日本刀と居合道を見て、日本刀の隅から隅まで、その状態や、「動く禅」と呼ばれる居合道の型に魅せられたのだが、これを見たら、あのときの感動が戻ってきた。
鍔は装飾を施した刀の部位で、日本刀のすべてがそうだが、ここにも芸術的な細工が施され、また鍔自体も美術品とされている。

Electronics

2011.03.24

ハリネズミ的なインタフェイス

「見た目と触感の両方で硬軟感を変化させることのできる毛状インタフェース」。材料はビーズとシリコンゴム。それらをつなぐテグスをソレノイドで引っ張って、状態を変化させているようです。いっぱい並べれば、ハリネズミ的なインタフェイスになりそう。

Electronics

2011.03.24

リモコン・ゴキブリ

Makeの仲間のBackyard Brains(昆虫の神経に電気信号を送る研究ができるSpikerBox kitの開発者)は、ゴキブリの歩く方向を指示できる回路を開発している。HEXBugのオモチャ、Inchwormの回路を、電気信号を発生するように改造して、ディスコイドゴキブリの触覚神経に刺激を送り、歩く方向を制御します。これから、もっと簡単に装着でき、より安定的に動作し、軽量になるよう作り込んでいきますので、乞う御期待!
Working RoboRoach Prototype
– Mark Frauenfelder
訳者から:それより、ゴキブリを手で触れるほうが100倍すごい。

Science

2011.03.23

ホッキョクグマ用スパイカメラ

これは、野生動物を撮影し続けている写真家、John Downerが操る隠しカメラだ。ノルウェーの北極圏に自然に存在する物に見せかけて、ホッキョクグマの移動を間近に撮影しようというのだ。Cool HuntingのJacob Resneckの記事より。Downerは、3種類のカメラを操り、生き残りを賭けたアザラシの狩り場を探して、子供を連れ、探しでノルウェーの北極圏を移動する2頭のホッキョクグマの生活を追った。極寒の環境にも負けずに撮影ができるよう、3つのカメラはそれぞれ独自の機能を備えている。

Electronics

2011.03.23

オープンソースのレーザーカッター – 2.X laser

buildlog.netのBartは最新のDIYレーザーカッター、2.X laserの情報を送ってくれた。メカ部分は市販の部品かレーザーカットしたものだけを使用し、標準的な電子部品でコントロールできる。そうそう、それにこれはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで提供される。buildlog.netの第二世代のレーザーカッター/エングレイバーの設計ができあがりました。新型機の名前はBuildlog.net 2.x Laserです。これは、第二世代のマシンであること、そして基本的に2軸方式であることを示しています。

Electronics

2011.03.22

マルチタッチで無限軌道車を操縦

BluetoothでGalaxy Tabと模型の無限軌道車を接続しています。受信側はPICマイコン(PIC24FJ256GB106)とUSB用ドングルという組み合わせ。シンプルなデザインです。ユーザーインタフェイスが面白い。マルチタッチで滑らかに操縦できます。超信地旋回も2本の指でラクラク。ソースがGitHubで公開されています。

Electronics

2011.03.22

Arduino販売機

「オープンソース・エレクトロニクス」販売機と呼んだほうが正確かも。数えたところ、18種類ある中でArduinoの仲間は3つだけだから。残りはシールドとその他のキット。それにお約束のラーメン。この自販機は、ブルックリンのMakerBot本社に置かれている。写真はMatt Metsが直々に撮影。この業界に長いと、パッと見ただけで何が入ってるかわかるんですよ。MattのFlickrストリームで詳しく見られます。

Fabrication

2011.03.22

レーザーカットによるコンピューター建築

計算によって構築されたMichael Hansmeyerの最新作品は、コンピューターグラフィックと見まごうばかりだ。Michaelは、既存のモデルに何度もスムージングアルゴリズムを適用して、800万から1600万ポリゴンのドーリス式円柱モデルを作った。ハイエンドの3Dプリンターの解像度を遙かに超える細かさだ。そこで約2700枚の1ミリ厚の紙をレーザーカッターで切り出して重ねるという手法をとった。重さは約2000ポンド(約900キロ)にのぼる。

Other

2011.03.19

被災地で役立つ情報を日本語化するFab For LifeプロジェクトとOLIVE

ドークボットTΩKYΩ・東京藝術大学芸術情報センターの城さんから「Fab For Lifeプロジェクト」と「OLIVE」に関して情報をいただきました。
Fab for Lifeは、DIYものづくりノウハウ共有サイトInstructables(英語)を通じて新たな有益アイディアの収集に努めるとともに、震災被災地での生活を助けるデザインやアイディアを集めるデータベースWiki OLIVEに参加し、有益なものづくり知識の編集と流通促進に貢献するためのプロジェクトです。