Electronics

2009.11.09

DIY仮想現実ゴーグル

このクールなAndroidベースのヘッドマウントディスプレイを見てくれ。recombu.comのAndrew LimはHTC Magicでグーグルのストリートビューを見ていたが、ボール紙を使って最高にクールな、ちょっと「芝刈り機の男」っぽいヘッドマウントディスプレイを作った。[ありがとう、Andrew!]
– Adam Flaherty
訳者から:ちなみに、「芝刈り機の男」は 1987年のスティーブン・キング原作の短編映画。むかし懐かしい「バーチャル世界」が登場する映画です。

Fabrication

2009.11.09

Constraptor – 製造のためのオープンソースハードウェア

Contraptorはオープンソースのパーソナルファブリケーションのためのコンストラクションセットです。個人的な実験、デスクトップマニュファクチャリング、プロトタイピング、さらにはハードウェアハックなどに使えます。これを使えば、いろいろなロボットを作ることができるので、XYプロッターやミニCNCや3Dプリンターなどの試作プラットフォームとしても使えます。時間はかかりますが、構造部分と基本のリニア稼働部分を合わせたサブセットは自分で作ることができます。部品、素材、送料、税金を合わせてコストは約300ドル程度です。

Electronics

2009.11.06

LabVIEWを使ってモデルガンでFPSを楽しむ – 読者限定キャンペーン(2)

日本ナショナルインスツルメンツ社から、Make: Japan読者限定キャンペーンのお知らせです。その内容は同社のNI LabVIEW 2009プロフェッショナル開発システムとNI USB-6008データ集録(12ビット、10kサンプル/秒 アナログ/デジタル入出力)、総額約65万円の電子工作ツールセットを19,800円(税抜)で提供するというもの。組み込みシステムの開発に使われているツールも、アイデアによってはMake読者にも楽しめるような意外なプロジェクトにも使えます。

Electronics

2009.11.06

ゼロックスが開発したプリント基板用の導電インク

ゼロックスは、空気に触れる環境下でも安定性を保つ、フレキシブルなICの印刷を可能にする新しい導電インクを開発した。ゼロックスは、データ処理回路の配線に使われる銀をインクに混ぜることで、これを実現した。高温の溶けた銀を載せると溶けてしまうために使いづらかったプラスティックの表面でも、問題なく使える。ゼロックスは、うんと温度の低いインクの混合物を使うことにしたのだとゼロックスの担当者は話している。[中略 ]このインクは、現在のインクジェットプリント方式で使用できる。

Electronics

2009.11.06

チャールズ&レイ・イームズが作った重力鉄琴

この “音楽のタワー” は、Eames Demetrios の短編映画「901:チャールズ&レイとイームズ・オフィス 45年後の記憶」(901: After 45 Years of Working)に登場する。「901」 では、有名なアメリカ人デザイナー夫妻チャールズ&レイ・イームズのオフィスが、1988年にレイが亡くなったことで解体される様子が記録されている。イームズのオフィスは、Makerの夢の国だ。完成したプロジェクトや未完成のプロジェクトが散乱し、工具や材料がきっちり分類されている。

Crafts

2009.11.05

郵便で送れる提灯

岐阜提灯は250年前から作り続けられている岐阜の名産品。細骨に薄紙を張る技法が特徴で、盆提灯とも言われるそうです。その繊細な仕上がりは海外からも高く評価されていますが、国内では盆提灯を飾る習慣が失われつつあり、新たな活用法が求められています。
そうした状況から生まれたのが、岐阜提灯協同組合によるGIFU LANTERN PROJECT。地元のデザイナーとの協働により生まれた最初の製品は、切手を貼れば郵便で送れる「レター提灯」。17cm四方の封筒のなかに、畳まれた提灯と紙製の骨組み、そしてキャンドル風に点灯するLEDが収まります。

Electronics

2009.11.05

Arduinoを速くするワザ

上級者向けの素晴らしいInstructableだ。コードはポータブルではなくなるけど、上級者なんだから、そこはなんとかなるでしょ。:) RazorConceptsの解説よりArduinoは遅いって? なんだ? このInstructibleは、Arduinoの遅い部分を指摘して、その改善策を示している。たしかに、Arduinoには遅いところがある。なかでもdigitalWriteコマンドはかなり遅い。LEDを1回だけ点灯させるスイッチ回路などでは気がつかないかもしれないが、TLC5947 PWMを使おうとしたときは実感した。

Electronics

2009.11.04

PIC18搭載でArduinoとピンコンパチなマイコンボード

マイクロファンのPICSYS18-XBEEは、Arduino用のシールドとピンコンパチでXBeeも搭載できるマイコンボード。使用しているマイコン「PIC18F26J50」のプログラムメモリは64KB、RAMは3.7KB。I/Oピン割当機能やUSB IFを内蔵している。ソフトウエア面でのサポートも手厚く、MicrochipのUSB対応ライブラリであるMCHPFSUSB Frameworkや、マイクロファンのArduinoライクなフレームワークPICSYSが使用可能だ。

Other

2009.11.04

エコで楽しい泥落書き

普段はそんなに落書きを楽しいと思ったことはないけど、Jesse Graveの泥のステンシルを使って、すぐに消える落書きをするという考え方は大好きだ。苔の落書きと同じ仲間のローインパクトな落書きだね。しかも、泥んこ遊びもできる。乾いて消えるまで、どのくらい持つのかわからないけど、なかなかいい感じだ。このほかにも、同じような遊びを知ってる人、いる?[inhabitatより]
– Matt Mets
訳者から:英語版のコメントによれば、ロンドンやニューヨークでは、漂白剤で道や壁を白くして描く「クリーングラフィティ」が流行っているみたい。

Other

2009.11.03

67WS 小林茂に学ぶFIOモジュール入門ワークショップ

ロクナナワークショップの佐々木さんから、12月6日に行われる小林茂さんのワークショップの情報をいただきました。Funnel は、ActionScript 3.0、Processing、Rubyといった幅広いプログラミング環境と現実世界をつなぐ、新しいインタラクションをデザインするためのツールキットです。
FIOは、Funnelを使用するために新規に開発されたI/Oモジュールで、XBeeのソケット、リチウムイオンポリマー電池の充電器を搭載し、XBee経由で無線でプログラムを書き込むことが可能です。