Crafts

2009.10.20

ステッパーモーターの自転車用発電機

DinoFabに掲載されたDeanのいちばん新しい工作は、古いプリンターから取ったステッパーモーターを発電機として使ったLED照明システムだ。ステッパーモーターで発電する方法に関して、彼はこの記事(英語)を読んでほしいと言っている。
Stepper Motor Powered Bike Light(英語)
– Gareth Branwyn
訳者から:ステッパーモーター(ステッピングモーター)からは6本の線が出ている。

Electronics

2009.10.19

拡張現実クッキーで食べ物をもっと楽しく

Telartの連中が特別なクッキーを焼いた。クッキー自体を美味しそうに見せるかわりに、マーカがはっきり見えることに力を入れた。そうして、彼らのロゴマークをクッキーの上に表示させる拡張現実プログラムを作り上げたのだ。
これだけでもクールなんだけど、この技術の将来性を想像してほしい。野菜嫌い? だったら、適当なモデルを投影して、ママの目をごまかしながらクッキーを食べるとか。いつまでも子供に人気のシリアルを作りたければ、マーカー入りシリアルにして、最新ソフトウェアをダウンロードしてもらえば、いつでも子供は大喜び。

Electronics

2009.10.19

PICで作った自家製VoIPサーバー

Benは、愛のこもった最新プロジェクトを発表した。自家製VoIP対応ウェブサーバーだ。使っているチップは……うそ、PIC? 彼は前にも挑戦しているらしいけど、VoIPのルーティングビットは、すごく特殊なものになっている。
このシステムはPIC18F26K20マイクロコントローラーを中心に作られている。すべてを4MBのストレージと4KのRAMに詰め込むために、システム全体がアセンブラで書かれている。Microchipから提供されているサンプルのTCP/IPスタックは大きすぎるため、全部自分で書き起こした。

Electronics

2009.10.16

Thomas Blochが演奏するグラス・アルモニカ

この楽器は、 “グラス・アルモニカ” または “グラス・ハーモニカ” として知られている。ボクは、一般によく知られている口で吹くフリーリード楽器、いわゆるハーモニカと区別するために、前者の呼び方を好む。グラス・アルモニカの音は、衝撃的なまでに美しい。その音があまりに純粋なので、18世紀には演奏家が正気を失うとまで言われていた。Thomas Blochのウェブサイトでは、彼の作品や、ここで紹介いた特製楽器に関する情報などが見られる。

Electronics

2009.10.16

CPUを一から作る

Bradは意欲的な電子技術プロジェクトを始めた。アポロ宇宙船の誘導コンピューターに刺激されて、TTL論理回路チップをワイヤーラッピングで配線して、自分でCPUを作ろうと考えた。すべてを配線するかわりにオペコードのデコードにEEPROMを使うなど、ちょっと楽をしている部分があるが、それでも大したもんだ。このプロジェクトの進展が気になる人、これを参考にしたい人は、彼のwikiを見てね。

Other

2009.10.16

技術者の国アメリカ

Makeの編集主任、Keith Hammondは、社内のメールでこんな文章を配布した。これはワシントンポストのコラムニスト Joel Achenbachのブログに6月に掲載されたものだ。新卒者へのアドバイス。エンジニアになれ。未来をデザインせよ。海水からエネルギーを搾り出す方法を、または太陽光から数セントで1キロワットの電力を生み出す方法を考え出せ。
または、みんなが買いたいと思えるようなアメ車を作れ。
今朝、Michael Leahyの記事を読んだ。

Other

2009.10.15

Ladyadaが電子フロンティア財団パイオニア賞を受賞!

Makeの仲間、Makeの顧問でもあるLimor Fried(リモア・フリード)こと Ladyadaが、名誉ある第18回 電子フロンティア財団パイオニア賞を受賞した! その資格は十分にあるけどね。とにかく、おめでとう!
EFFのサイトに載った略歴を引用しよう。

オープンソースハードウェアとソフトウェアハッキングの分野の先駆者、Ladyadaは、一般の技術者に対して、家庭用電子機器を顧客のニーズに合わせて改良する活動を支援してきた。彼女のDIY精神は、家庭用電子機器は、企業ではなく、ユーザー自身が改良するのがベストであるという理念に基づいている。

Electronics

2009.10.15

Larson Scannerキット

サイロンかぼちゃランタンを作ったEvil Mad Scientist Laboratoriesが、新しいLarson Scannerキットを発売した!本日、”Larson Scanner”(ラーソンスキャナ-)の改良版となる新しいオープンソースプロジェクトとキットを発売します。ラーソンスキャナーとは、オリジナル版『宇宙空母ギャラクティカ』と『ナイトライダー』のプロデューサー、グレン・A・ラーソンを讃えてその名を冠した、一列の赤色LEDが連続して点滅(スキャン)する回路のことです。

Electronics

2009.10.14

Melting Pot: コーヒーの香りでチームを招集

The Melting Potはちょっと前の “ビジュアライザー” プロジェクトだが、ずーっと時代の先を行っていた。2001年にItiro SiioとNoyuri Mimaによって開発された、オフィスに散らばったチームのメンバーを、甘い甘いコーヒーを使って繋ぎ、招集しようというものだ。音や視角の合図を使わず、嗅神経系を使うことにこだわり、すべてのメンバーに入れ立てコーヒーの香りを音もなく同時配信するようになっている。無意識下でコーヒーのいい香りを嗅ぐと、コーヒーが飲みたくなり、休憩室に集まってくるというアイデアだ。