Kids

2009.09.17

How-To: 人間をプログラムする

子供にプログラミングを教えたいときは、まずプログラムの思考方法を理解させるのがいいようだ。身をもって体験することで、コードによって何がどうなるのか、その概念を知ることができる。それによって、身の回りのデバイスやシステムが、プログラム化されたビヘイビアによって動いていることがわかってくる。
使うもの:


鉛筆
動き回れる場所。タイル貼りの部屋なら、移動距離がわかりやすいので好都合。
工具:
なし
概念:
プログラミング
通信システム
繰り返し、またはデザインプロセス
所要時間:
説明と実践で20分はかかる。

Electronics

2009.09.16

Phasma – 昆虫ロボット

Takramがデザインした昆虫ロボットは、昆虫の形ではなく、動きを真似たものだ。ビデオではわかりづらいが、ウェブサイトでは三脚歩行法について詳しく解説されている。片側2脚と反対側1脚の計3脚が常に地面に付いているという形だ。前進するときは、浮いている3本が前に出て着地し、前に地面に付いていた3本が浮き上がる。いつも少なくとも3本の脚で立っていることになるので、安定した状態で素早く動き回ることが可能となる。このプロジェクトはスタンフォード大学のSPRAWLロボットからヒントを得ている。

Electronics

2009.09.16

回路図記号のアウトラインデータ

MAKE Flickr poolより。
Matt Becklerは電子回路図に使う電子パーツの記号を.svg形式でアップしてくれた。回路図は描きたいけど、本式の回路図キャプチャープログラム(Eagle、OrCad、KiCadなど)を使うのは面倒だというとき、私はInkscapeを使って簡単に描く。よく使う記号をたくさん集めて、SVG形式で標準化してある。Mattのサイトでダウンロードできるよ。

Electronics

2009.09.16

文房具で作るトレビュシェット(投石器)

MAKEcation trebuchet にはエントリーしたいけど、材料が手に入らないって? なら、子供の机の中を引っかき回してみよう!Office Supply Trebuchet(オフィス小物のトレビュシェット) – これはBrandon Nが作った小さくて偉大なトレビュシェットだ。文房具だけで作られていて、ハニーローストピーナッツを6メートル飛ばすことができる。素晴らしい。作ってみたい人のために、彼はパーツリストも作ってくれた。鉛筆と輪ゴムを用意して、挑戦してみよう!
新学期セールで鉛筆も安くなってるんじゃないかな。

Science

2009.09.15

ダーウィンの「種の起源」を時間軸で視覚化

The preservation of favoured traces (Ben Fry) Waxyより。例えばダーウィンの進化論などの科学理論を考えるとき、固定された概念を完成形として受け止めがちだ。しかし、ダーウィンは、生涯に何度も「種の起源」を編集しなおし、更新版を発表していた。英語版の初版は約15万語だったが、第六版は19万語にも増えている。記述を膨らませたり、詳細を加筆したり、考えそのものが変化していることもある。理論は洗練と変化を重ねていったのだ。

Kids

2009.09.15

本物のレゴの家

イギリスのおもちゃマニア、James Mayは、膨大な数のレゴを使って本物の家を建ててしまった。壁の中を電線と水道管が通ってはいるが、修理するときはブロックを外して、また組み立てるだけで済む。でも、火事になったら近寄りたくないね。建設の様子はGeekSugarに掲載されている写真のギャラリーで見られる。
– Becky Stern
訳者から:James Mayは、オモチャや自動車のテレビ番組を数多く持つ、イギリスでは有名人。ちなみに、ざっと計算して8億1600万個のレゴが使われているそうな。

Science

2009.09.14

帰宅部の飛行少年

Jesse van Kuijkは筋金入りのMakerだ。彼は空を飛びたいと思った。そして人力飛行機を設計し組み立てた。週末ごとに大学から家に帰って作業を続けること3年間。すごい執念だ。詳しくは、Spiegel Onlineに書かれている。
[neatorama より]
– Matt Mets
訳者から:飛び上がった瞬間にチェーンが空回りして、あえなく失速。飛行距離は10メートル程度に終わったけど、Jesse くんには大満足の飛行だったようだ。

Electronics

2009.09.14

簡単Arduinoドラムマシン

すごくシンプルな Arduinoドラムマシンだ。ピエゾブザーで作られている。詳しくはリンクを見てほしい。音階対応表もあって、すごく便利。ピエゾブザーを、叩いたときに反応するセンサーにする方法を調べて、いろんな音階で出力する方法を調べました。それらの結果から生まれたのが、この簡単なドラムマシンです。ボクのガールフレンドにとっては頭痛マシンです。

Science

2009.09.11

世界初の菌類を使った生物ロボットの開発

Beyond the beyond経由、PhysorgのScientists design first robot using slime moldより。
ウエスト・オブ・イングランド大学の研究室では、世界で初めての菌類を使った生物ロボットを開発している。リーバーヒュームトラストからの助成金を受けて彼らが研究しているのは、変形体、つまり、イギリス国内の森や庭や湿った場所で普通に見られる粘菌変形菌モジホコリカビの増殖状態を使った、非結晶非シリコン系生物ロボットPlasmobotだ。