Electronics

2009.09.04

Sketchpad – 1963年のベクター描画アプリケーション

Ivan SutherlandのSketchpadの映像。1963年ものだ。DFより。アラン・ケイがアイバン・サザーランドのSketchpadを解説しています。Sketchpadはグラフィックユーザーインターフェイスの歴史において、もっとも重要なプログラムのひとつです。サザーランドはSketchpadを1963年に開発しました。このビデオは、この映像からの抜粋です。
– Phillip Torrone
訳者から:「非常に複雑な問題をリアルタイムで処理できる最初のシステム」であり、同時に「ライトペンが最悪の入力ツールであることを証明した」プログラムでもあるとアラン・ケイはビデオの中で言ってる。

Electronics

2009.09.03

メダルゲームを自作して研究中

代表的なメダルゲームに、プッシャーゲームというのがあります。文章で説明すると長くなりそうですが、写真を見ればみなさんご存じですね。これを自作して、メダルの運動を研究している方がいました。この動画は「ウロコ」のできかたを調べている模様。ワタクシはぜんぜん詳しくないのですが、プッシャーゲームでメダルが斜めに重なってしまう状態をウロコと呼ぶらしく、こうなるとメダルが進みにくくなるので敬遠されるようです。台から飛び出しているネジの頭によって、ウロコのできかたは変わるとか。

Electronics

2009.09.03

投石機の作り方 – Part 1

投石機は楽しくて勉強になる技術の塊だ(私は、バネや重りや人の力で投射体を投げ出す方式の古来から伝わる射出兵器のことを投石機と呼んでいる)。単純にして複雑。繊細にして強力。これは、パソコンや旅客機のようなものとは違い、トレビュシェットやバリスタと呼ばれる投石機は、見ただけでその仕組みがわかるのだ。しかしその一方で、物理学や運動学が複雑に入り組んでいる。
投石を作るときのコツ:
古式に則りたいところだが、現代の素材を使うのもいい。

Electronics

2009.09.02

スケーラブルなオープンソースコンピューティングプラットフォーム

David Ackley、Liquidware、Illuminato LabsによるIlluminato X Machinaプロジェクトだ。これは小さな「マザーボードセル」です。他のセルと接続してリンクさせることができます。裏表、どちら向きでも接続できます。それぞれ順応して、隣り合うセルにパケットや電源を伝えます。生物の細胞(セル)と同じように、栄養素などを次々と渡していくのです。また、動的バケット転送ブートローダーを使って隣のセルのプログラミングもできます。

Electronics

2009.09.02

Maker Faire Africaビデオダイジェスト

AfricaNewsのスタッフがMaker Faire Africaの様子をナイスなビデオにまとめてくれた。ペットボトルで作った椅子、食べ物を保存できる電気クリームなどなど、すばらしいプロジェクトがたくさん見られる。
見に行きたかった? 大丈夫、来年も、もっと大きな規模で開催される。今回のFaireの情報はここにまとめてあるよ。

Electronics

2009.09.01

自作のカメラクレーンによるテスト動画

この動画の作者はデジタル一眼カメラの動画機能を活用するため、カメラクレーンを自作しました。安定性を重視して、パンやティルトの機能を省略したところがポイントみたい。レンズの向きは一定でも、クレーンの効果でドラマ性のある映像になっています。作者はこのほかにも、ネコ視点のステディカムなど自作の撮影用機構をいろいろ試しています。こういうカメラの楽しみかたもあるわけですね。

Electronics

2009.09.01

ARMベースのArduino互換ボード、Mapleのプロトタイプ

Mapleのプロトタイプは何だか面白そうだ……これは、私たちの初のArduino互換ボード、Mapleのプロトタイプです。STM32 ARM Cortex-M3プロセッサを使っています。早くリリースしたくてうずうずしています。細かい部分を仕上げて、納得のいく形になったら、すぐに発売を開始する予定です。MapleにはFTDIチップが使われていないので、シリアル接続はSTM32に実装されているUSB Virtual COM Portで行います。FTDIドライバが必要ない分、Arduinoよりはほんの少しだけセットアップが楽になります。

Electronics

2009.09.01

70年代ティーンエイジャーの部屋

Joelが送ってくれた 70年代のティーンエイジャーの部屋の写真だ。70年代にティーンだったみんなの部屋はどうだった?
訳者から:はい、ウチの場合はソニーのカセットデッキとトリオのプリメインアンプとパイオニアのレコードプレイヤーとアキバのオーディオショップで値切って買ったそこのオリジナルの2ウェイスピーカーと……みたいな。

Science

2009.08.31

エアカーはどこへ? – Part 3

Make外部編集者でもあるBill Gurstelleは、最新著書『Absinthe & Flamethrowers: Projects and Ruminations on the Art of Living Dangerously(アブサンと火炎放射器;危険に暮らすための術に関する企画と黙考)』を発表した。Billの危険なクエストの様子はtwitter.com/wmgurstで見ることができる。彼はMake: Onlineの8月のゲスト筆者だ。