Science

2009.06.05

アホであることの大切さ

UVA MicrobiologistのMartin A. Schwartz は、Journal of Cell Scienceに面白い記事を書いている。彼が言うところの “創造的愚” の大切さに関する内容だ。我々が博士課程の教育において、学生に対して行っている2つのひどい仕打ちについて指摘したい。ひとつには、学生たちが、研究がいかに難しいものであるかを、まったく教えられていないことだ。特に重要な研究を行うことは、ものすごく難しい。ものすごく厳しい科目を取るよりも、ずっと難しい。

Electronics

2009.06.04

携帯電話破砕機

使用済みの携帯電話を破壊して、データ流出を未然に防ぎましょう。金属棒をめりめりっと突き刺して、チップを粉砕します。ガラクタ箱に入ってる古い携帯もこれで破壊したい。開発の過程をまとめた記事もあります。

Electronics

2009.06.04

実物大『塊魂』コントローラー

NYCResistorのKellbotは『塊魂』用のコントローラーを、マウスとArduinoとPSXコントローラーで作った。昔々、こことまったく同じ銀河系で、私は実物大の “Katamari” を作りたいと思っていた。それを使って、PS2版の『塊魂』をプレイしたい。Eric Skiffがビデオを撮ってくれました。まだぜんぜん未完成なプロジェクトだけど、ここらへんで世界に公開しようと考えました。すごくクール! 見せてくれてありがとう! 回路図や詳しい情報はこのブログ記事にある。

Science

2009.06.03

かつてここは宇宙船工場だった

今行われているスペースシャトルミッション(STS-125)が、もうすぐ終わるけど、シャトル自体の寿命も近づいていて、最後のミッションは2010年の予定だ。先日、カリフォルニア州のロサンゼルス近郊のダウニーを訪れたとき、ある施設を見学する機会を得た。今は廃屋になっているが、こここそが、スペースシャトルが生まれたところであり、それ以前は、アポロ宇宙船が生まれたところだ。つまり、アメリカの宇宙航空産業が発祥した場所というわけだ。今日、この施設は Downey Studio(ダウニースタジオ) と呼ばれている。

Crafts

2009.06.03

コラボレーティブミュージックプロジェクト

In Bb 2.0は、Darren Solomon発案による、音楽と言葉のコラボレートプロジェクト。参加者が自分のビデオを持ち寄り構成されている。これらのビデオは同時に再生できます。それぞれの音は同時に鳴るので、ボリュームスライダーを使ってミキシングしてください。
訳者から:これいいね。ばらばらに再生しても音楽になるようにしてある。Bフラット一発と決めてあるから、誰が何を演奏しても、合わせれば音楽になるんだね。世界中の人が参加したら、すごいサウンドになるよ。それより、すごく楽しそう。

Electronics

2009.06.02

マイクロファンからシールド登場

マイクロファンのCLCD-BOOSTERは、Arduino用の拡張ボード。いわゆるシールドだ。タクトスイッチ、温度センサ、フォトトランジスタ、可変抵抗器、キャラクター液晶ディスプレイなどが1枚にまとめられている。XBeeモジュール用のソケットもあって(モジュール本体は付属しない)、ワイアレスなデバイスがすっきり構築できる。

Science

2009.06.02

クラドニプレートの歌

Make Labsで雑誌掲載用のプロジェクトを担当しているMeara O’Reillyは、サウンドビジュアルアーティストとしても知られている。その彼女が現在取り組んでいるプロジェクト “クラドニミュージック” のビデオを、友人のLisa Foti-Strausと共同で製作した。彼女は、Make英語版 Vol.16のためのクロードニーの記事を製作したあと、クラドニプレートを製作し、そこに浮かび上がる模様を主体とした曲を描いてきた。彼女の声がいい。すごくオバケっぽい。

Electronics

2009.06.01

超音波触感視覚システム

コーネル大学のRohan SharmaとJeff Buenteは、彼らのプロジェクトhaptic visionに関する詳しい記録を公開してくれた。超音波触感視覚システムは、超音波式の距離計を利用し、ユーザーの頭に装着した複数の小型振動モーターを介して距離を触感として伝えることで、目を閉じたままで廊下を歩いたり、大きな障害物を避けたりできるようにするものです。このプロジェクトの目標は、視覚に頼らなくても歩けるようになるための、直感的で簡単な方法で体に情報を伝える第六感システムです。