Electronics

2017.04.11

MakeVR:仮想現実で本物のCADが使える

VRの街に新しい3Dモデラーが登場した。それが大きな流れを変えそうだ。Vive StudiosとSixenseから「MakeVR」が発売された。私たちは、初期バージョンをHTC Viveシステムでテストしたのだが、それは驚くべき体験だった。とても直感的で自然だった。2つのコントローラーを使って、3Dオブジェクトを押したり引いたり延ばしたり大きさを変えたりして、パワフルなCADエンジンを使い、仮想空間でモデリングができる。それは、家やShapewaysで3Dプリント可能なきっちりと閉じた形状としてSTLファイルに変換できる。

Crafts

2017.04.10

ネズミとネコのための本物の鎧

Jeff De Boerの金属を扱う手腕には、なんら驚くことはない。ブリキ職人の息子であるJeffは、早くからその芸術的才能を開花させた。また金属加工用の道具が使える環境にあっため、彼は高校の卒業式に着ていくための鎧を自作した。

現在はカルガリーに住み、ネコとネズミのための鎧を作るアーティストとして知られている。30年近く前、大学生のころに製作を始め、今ではその数を増やし、内容も洗練されている。

「この危険な世界では、誰かが小さい者を守ってやらなければなりません」とJeffは言う。

Electronics

2017.04.07

Raspberry Pi Zero Wを使ったiPhoneサイズのLinuxターミナル

Raspberry Pi Zero Wを使って、内蔵Wi-Fi、Bluetooth、HDMI出力機能を持ったハンドヘルドのLinuxデバイスを作るというのは、じつにいい考えだ。簡単な作業に思えるが、それでもガイドがあると便利だろう。見事にデザインされたウルトラポータブルなLinuxボックスで参考にしたいなら、NODEのZero Terminalを置いて他にない。

Piの機能に加えて、このデバイスには完全なQWERTYキーボード、1500mAhのバッテリー、解像度480x320の3.5インチ画面が付いている。

Other

2017.04.07

Makerコミュニティにお願い:Joey Hudyに支援を

メイキングの楽しみの半分は、作業による満足感とそれを人に見せることにある。あとの半分は、自分がコミュニティの一員であると自覚できることだ。コミュニティの強みは、その支援する力にある。作品を手伝ったり評価したり、または個人的に困っている人を助けたりできる。

私たちに活発なMakerであるJoey Hudyが統合失調症の診断を受けたとの知らせが届いた。彼は援助を必要としている。彼の姉が立ち上げたGoFundMeページに詳しいことが書かれている。

Electronics

2017.04.06

Arduinoが入ってるブレッドボード「STEMtera」

昨年10月にリリースされたKickstarter発のプロジェクトSTEMtera Breadboardが日本でも入手できるようになりましたね。少し使ってみたのでファーストインプレッション。

アイデアはシンプル。ブレッドボードにArduino Uno互換機が入っていて、普通のブレッドボードを使う感覚でArduinoの各ピンにアクセスできます。ピン配列も基本的にはArduinoと同じ。ただし、Arduinoにはない端子もたくさんあります。それについては後述。

Crafts

2017.04.05

デスクトップ完全無縫製自動編み機「Kniterate」がKickstarterキャンペーン中

夜寝る前に、明日着ていくはずだったセーターがまだクリーニング屋にあると気づいたときでも心配なく。デスクトップ完全無縫製編み機にファイルを送っておけば、明日目覚めたころにはセーターが出来上がっている。ただし、間もなく発売される完全無縫製編み機が家にあればの話だ。Kniterateは、言うなれば衣服プリンターだ。あらゆる衣服のデザインと製造が机の上でできてしまう。これはオープンソース編み機(リンク先は日本語版記事)としてスタートしたもので、完全自動化編み機に進化し、そして今、Kniterateチームが製品化のためのクラウドファンディングキャンペーンを立ち上げたというわけだ。

Other

2017.04.04

Maker Faire Tokyo 2017出展者募集(Call for Makers)を開始します!

「Maker Faire Tokyo 2017」出展者募集を開始します。締切は5月2日(火)です。イベントの概要や出展要項は、本日公開したMaker Faire Tokyo 2017公式サイトにてご確認ください。今年は会場の規模も大幅に拡大し、より多くの出展者の方に参加していただくことが可能になりました。昨年好評だった企画に加え、びっくりするような特別企画も準備中。

Electronics

2017.04.04

自由に描かれたプリント基板と電子回路の美

数年前、私がDorkbot DCを共同運営していたとき、バルティモアからPeter Blasserが来て、サーキットベンディング(当時はかなり熱かった)と自作電子楽器に関する話をしてくれた。話の途中でPeterは、彼の楽器用に作ったという手描きの基板を披露した。手描きの基板は前にも見たことがある。雑に描かれたものなら見たことがある。しかし、アートのように作られた基板は初めて見た。それは、曼荼羅のようであり、花のようであり、都市のようであり、面白い自由な形状をしていたりする。

これに私の回路は吹き飛ばされた。

Science

2017.04.03

[MAKE: PROJECTS]家庭でDNAを抽出する3Dプリント遠心分離機

バイオ工学は大変にパワフルな技術だが、それは実験ができる機材を所有し、使える人だけのものだ。DIYbioムーブメントは、豊富な資金を有する世界の研究所が使用している機材や技術を、興味はあるが研究する手段を持たない一般の人たちに提供しようと努力している。

そうした機材の中に遠心分離機がある。遠心分離機には、用途に合わせてさまざまな形や大きさのものがある。大型のものになると、回転数、重力、時間、さらには温度まで正確にコントロールできるものもある。また、DNAの抽出や試験管の内容物を攪拌するためだけのシンプルで小さなものもある。

Kids

2017.03.31

半透明のカラフルなブロックを組み立てて、電子制御も学べるロボットプログラミング教材「KOOV」

ソニー・グローバルエデュケーションからロボット・プログラミング学習キット「KOOV」が2月18日に発売された。2020年の小学校でのプログラミング教育の導入を控え、子どもたちがロボット制作を通じて、プログラミングを体験できるように開発された教材だ。半透明のカラフルなブロックと、モーター、LED、センサーなどの電子パーツを組み合わせてさまざまな形を作り、専用アプリでプログラミングすることで、自分のロボットを動かして遊べる。