2017.03.17
いっしょに作ることは技術の共有ではなく人間性の共有
男性とその息子が、第2回World Maker Faireの私のブースに近づいてきた。「何をしているのですか?」と父親が聞いた。「メイク・フィックス・エニシング・プロジェクトです。なんでもタダで直します」と私は答えた。
「なんでも?」
「作ったり直したり、ほぼなんでもお手伝いできます。何を作りますか?」
息子の表情が明るくなった。彼の創造力の車輪が回り始めた。「ボードを……」と彼は言った。父親が微笑んだ。私は彼に鉛筆とノートを手渡すと、彼は絵を描き始めた。