Fabrication

2017.02.17

回すと浮き出る驚きの等高線立体地図

ETM(Exploration Through Motion:動きで探索する)は、トーマス・モランの「Grand Canyon of the Colorado River」(コロラド川のグランドキャニオン)という絵画を題材にしたダビンチ時代を想定したマシンだ。これは、ペンシルベニア州イースト・フォールズにあるフィラデルフィア大学デザイン学科の全学生に出された修了製作の課題だ。私のチームは、私とクラスメイトのCharles BariloとPeter Holderithの3人。

Fabrication

2017.02.17

Kickstarterを開始する(2):プロトタイプの仕上げ

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

私はNatasha。www.TechnoChic.netのTechnoChic DIYテック・クラフト・キットの開発者だ。あと4週間で(3月7日だ!)、私は新しい光る蝶ネクタイのキットのKickstarterキャンペーンをローンチする。その詳細についてすべてお話したいと思っている。

Electronics

2017.02.16

ロボティクスにより拡張されたエレキギター

自動化されたアナログ楽器を見るとき、作者がどこを機械に置き換え、どこを人の手に残したのかをよく見てみたいと思います。緒方匠さんの “Robotically Augmented Electric Guitar” は右手が機械に置き換えられている。ハンマーとダンパーが6個ずつあって、あらかじめプログラムされたパターンか、コンピュータで生成されたパターンで弦がはじかれる。人間は左手側に専念。そうすると、こういう楽器になるわけですね。デモの音がとても好みです。

Crafts

2017.02.15

水中で光る人魚のコスチューム

この2年間、ノースカロライナ州グリーンズボロでは、とても珍しいイベントが開かれている。この1月には、世界中から人魚たちが集まって、自慢のヒレや水しぶきを披露した。ノースカロライナ・マーマニア(人魚大会)だ。そこに集結した400近い人魚たちの自家製衣装の中でも、ひときわ目を惹いたのが、Mermaid Glimmerだった。

Erin St. Blaineが製作したこの衣装は、唯一、LEDのイルミネーションを内蔵して実際に泳げるというものだ。

Crafts

2017.02.14

Kickstarterを開始する:その裏側

英語版編集者から:どのようにKickstarterが進められるのかを細かく紹介することに意味があると思い、Natashaの同意のもとに、彼女のキャンペーンを6つのパートに分けて紹介することにしました。

私はNatasha。www.TechnoChic.netのTechnoChic DIYテック・クラフト・キットの開発者だ。

私は仕事を見つけるために、有名なクラウドファンディングサイト「Kickstarter」を5回利用している。

Fabrication

2017.02.13

170個のレーザーカット部品を使った関節付き巨大ハンド

Gapetto’s Folly(ゼペットの愚行)と名付けられたこの巨大ハンドは、Danger FirstのEtsyストアで販売されている。手を差し込むことで、関節のある指を自由に動かすことができる。170個ものレーザーカットした木製部品と、真鍮、鉄、革が使用され、クリエイティブな彫刻も施されている。

作者のIvan Owenに、どこからヒントを得たのか聞いてみた。
私はこの4〜5年間、手と奇妙な関係にありました。長い話を短く言えば、5年ほど前、創造力が湧いて(というか頭が変になって)舞台道具用に金属で大きな手を作ったのです。

Crafts

2017.02.10

Behimoth:『Mad Science』の著者が作ったナードなキルトを編む巨大ロボット

ソフトウェアイノベーターとなってMakerとなった科学者、Theodore Grayの作品は、Periodic Table Tableや彼のベストセラー本でありアプリでもある「The Elements(元素図鑑)」がそうであるように、つねにナードな雰囲気がある。(日本語版編注:Theodore Grayさんは『Mad Science』の著者でもあります)

近年、Grayはそのナードな面を、化学的、数学的な大きなキルトを編む方向に向けていた。

Electronics

2017.02.09

日本のESP32(ESP-WROOM-32)界隈も活発になってきました

期待のWiFi+Bluetooth対応マイコンモジュールESP32(ESP-WROOM-32)が秋葉原で買えるようになりました。秋月電子で700円。

「それってどういうものだっけ?」という方は、1年前に掲載したインタビュー記事をご覧ください。
 ESP32:IoTボード ESP8266のお兄さん

さっそく入手して実験を始めた人が次々とネット上に現れています。現状、ESP-WROOM-32を使うためには、電源や通信インタフェイスなどの周辺回路を自分で用意する必要があって、買ってきてすぐそのまま使える状況ではありません(じきに扱いやすいボードがいろいろ登場すると思います)。

Electronics

2017.02.08

Arduinoドライブのソーセージで犬をハック

William Osmanがまた可笑しなプロジェクトで帰ってきた。今回は「馬の鼻先にニンジンをぶら下げる」という諺を実現したものだ。ただし、実際にはニンジンではなくソーセージだ。よくわかってない人のために説明しよう。昔、頭のいい少年がいて、重い荷馬車をなかなか引かない強情なロバの鼻先に、棒でニンジンをぶら下げた。ロバはニンジンが欲しくて前に一歩進むが、ニンジンもそれにつれて前に進む(棒を持つ少年も荷馬車に乗っているからだ)。そうしてロバは歩き続けるという話。

Electronics

2017.02.07

滑らかにサーボを動かすためのROSのプログラミング

Robot Operating System(ROS)は、オープンソースのロボティックプラットフォームだ。これを使うことで、ロボットが物を見たり、マッピングしたりナビゲートしたり、または最新のアルゴリズムで周囲の環境に作用できるようになる。複雑なロボットを作りたいなら、すでに用意されているROSコードが役に立つ。ROSは最小限の利用が可能だ。Raspberry Piレベルのコンピューターからインストールできる。

ROS入門編として、サーボのコントロールを見てみよう。