Electronics

2015.04.15

スマートウォッチなんていらない。腕に巻くのはエニグマだ。

エニグマは、第二次世界大戦中にドイツで使われていた非常に面白いコーディングマシンだ。デジタル理論がまだ発育段階だったころ、特定のパターンに設定されたローターで、司令部から前線に送られてくる暗号を解読していた。大変に精巧なメカニズムだったが、腕に巻けるほど小さなものではなかった。

オリジナルよりもすごいところは、その機能が腕時計サイズ(やや大きめではあるけれど)に収められてしまった点だ。しかも安価なArduinoを使って。見栄えはとてもいい。鉄製のケースに、ベルトはスクラップの革製だ。

Electronics

2015.04.14

馬のゾートロープを3Dプリントで再現

1872年、エドワード・マイブリッジは、「馬は走るときに4本の脚が同時に浮くことがあるか」という論争に結論を出すための映画撮影に雇われた。馬の脚の動きが速すぎて、人の目では確認ができなかったのだ。だがそのころ、新しい写真装置の登場で撮影が可能になり、マイブリッジは馬が走る姿のスローモーション映像に成功し、最終的な答を出すことができた。そう、馬が走っているときは、脚が4本とも地面から離れていたのだ。

昨年(2014年)、アーティストのKelly Eganは、昔のアニメーションマシン、ゾートロープを作り直してみたいと考えた。

Electronics

2015.04.03

14歳の発明家が充電式Arduinoのクラウドファンドで3万5000ドルを獲得

Qduino Mini

Quin Etnyreの新プロジェクト、Qduino Mini boardについて紹介したい。

開始からわずか29時間で目標額に達したこのボードは、Arduino Leonardoと同じATmega32U4をベースに作られたArduino互換だ。しかし、MicrochipのMCP73832とMaximのMAX17048を搭載し、バッテリーチャージャーとバッテリーモニターに対応している。

ご想像のとおり、これがQuinの最初のKickstarterだ(14歳なんだから、初めてで当然だ)。

Electronics

2015.03.24

ArduinoとAndroid Wareを使った「開けゴマ」で開くインターネットドア

“OK GOOGLE, OPEN SESAME”

Dheera Venkatramanは魔法が使えないという問題を抱えていたので、正気の人間なら誰もがそうするように、プログラムを勉強した。その結果、彼はとてもシンプルでわかりやすいシステムを作った。Android Wareを装着して「Ok, Google, open sesami」(開けゴマ)と言えば、ドアが開くというものだ。

上のビデオでも見られる彼のハックは、ArduinoとAndroid Wareを使って現実世界とうまくつなげた好例だ。

Electronics

2015.03.19

Arduinoでちょっと長めの音楽を再生する方法

Shinichiro Nakamuraさんの音楽再生ライブラリ”A tiny MML parser”がArduinoでより使いやすくなるようアップデートされた。MML(ミュージック・マクロ・ランゲージ)のデータを狭いSRAMではなく、Flashメモリ側に配置できるので、かなり長い曲も再生できる。詳しくは下記のページをどうぞ。

CuBeatSystems – Arduinoでも扱いやすくするために’A tiny MML parser’をアップデートしました (ついでにスーパーマリオも演奏してみました)

ソースはMITライセンスで公開されている。

Electronics

2015.03.16

Arduino戦争:グループ分裂、そして新製品の登場

Arduino.orgのZero Pro(左)とArduino.ccのArduino Zero(右)

家族の中で仲違いすることほど悲惨なことはない。たとえそれが、何年ぶりかでクリスマス休暇のために集まっただけの家族だったとしても、それがどこにどんな影響を及ぼすか知れない。

現在、Arduino LLC(Massimo Banzi、David Cuartielles、David Mellis、Tom Igoe、Gianluca Martinoによって2009年に設立された会社)は、Gianluca Martinoが設立したArduino Srlに対して訴えを起こしている。

Crafts

2015.03.06

ウェアラブルな作品の製作に欠かせない12のツール

Social Body Labでは、ウェアラブル・エレクトロニクス・プロジェクトのプロトタイピングに便利なツールをつねに探しています。ここに、2014年に私たちが見つけたお気に入りのツールを紹介しましょう。

LilyTiny + LED ストリング
動的な光るパターンを作りたいが、プログラミングは難しくてできないという人に最適な近道が、SparkfunのLilyTiny ボードです。点滅、パルス、滑らかな鼓動など、4つのコントロールパターンがあらかじめプログラムされています。

Electronics

2015.02.25

6軸ロボットアーム式3Dプリンターで蜘蛛の巣をプリント

業務用ロボットの多くは独自システムを採用しているが、この実験的マシンであるKUKAアームは、Arduino MEGAを使って6軸の3Dプリントをコントロールし、自然界に存在する形状を模倣している。

カスタムツールヘッド(3Dプリント・エクストルーダー)を装着したこのKUKAアームは、サイズは大きいが、よく見てみると、温度とエクストルーダーのコントロールはArduino MEGAで行なわれていることがわかる。Arduino MEGAは、デスクトップ3Dプリンターの生みの親であるRepRapコミュニティーのお気に入りだ。

Electronics

2015.02.18

Arduino IDE 1.6登場

新しくなったArduino IDEには、ボード検出機能が付いた。さらに、それに対応するポートもPortメニューに表示される。

2年をかけて開発された新しいArduino IDE Ver 1.6が公開された。これだけ時間が空いてしまったため、改良点はかなり多い。
複数のプラットフォームに対応。
ボードは自動検出され、シリアルポートと共にPortメニューに表示される。
ドライバとIDEはWindowsとMacOSXの署名入りになった。
処理速度の向上。

Crafts

2015.01.16

Circular Knitic:オープンハードウェアの編み機

写真提供:Mar Canet

ニット編みの愛好者には、ニット製品が欲しいからだけでなく、その静かな繰り返しの作業にカタルシスを覚えるから行うのだという人が多い。そうではない愛好者もいる。その繰り返しの作業を自動化するための自動編み機の設計に喜びを感じている人たちだ。Varvara Guljajeva と Mar Canetのアーティストコンビは、そのCircular Kniticと呼ばれるオープンハードウェアの環状に編み上げる最新型の編み機を見れば、後者にぴったり当てはまることがわかる。