Electronics

2008.05.28

MIDIグロッケンシュピール(鉄琴)

すべてのオモチャ楽器にMIDIジャックがあってしかるべきだよね。 -そもそものアイデアは、子供のオモチャの鉄琴をコンピューターで鳴らしたいと考えたことから始まりました。コンピューターから電子的に音を鳴らすことはできますが、楽器が自動的に音楽を奏でるほうがずっと楽しいだろうと考えたのです。大きなスチームオルガンの周りに人だかりができているのを一度は見たことがあるでしょう。録音したものはぜんぜん売れないのにね。いい音だね。この小生意気な楽器にソレノイドを後付けするのには、ちょっとテクニックが必要みたいだけど。

Other

2008.05.27

Maker Faireフォトレポート(6)

明るいところでは見づらい展示物を集めた「Dark Room」へ。

Joshua Minorさんを中心にしたチームの作品が、最近人気の”Multi-Touch Table”。半透明のガラス板の下にカメラとプロジェクターが設置してあってカメラで指の位置を認識します。友人が作ってInstructablesで公開しているInteractive Multitouch Displayをベースに物理シミュレーションのソフトなどを使えるようにしたとのこと(ソフトは未公開)。PCを除けば500ドル以下で作るのが特徴です。

Electronics

2008.05.27

自作全天カメラで撮影した皆既日食

この丸い写真は、Takayasuさんの手で撮影されたザンビアの皆既日食の様子。自作の全天カメラによる作品です。
レンズはロシア製の16mm F2.8。マミヤの6×7サイズのフィルムホルダーやコパルのプレスシャッターと組み合わせて1台のカメラが出来上がっていく様子が説明されています。

Electronics

2008.05.27

Crabfuの新型SwashBot 3登場。よりカニらしく……

I-Weiは考えた。SwashBot 2は上出来だったけど、最初のSwashBot と比べるとキャラクターに欠ける。そこで、第三のバージョンを作ることにした。第二弾の動作性と第一弾の可愛らしい個性を融合させたバージョンだ。ボディーと脚は、ShapeLock という便利な素材で作った。出来上がったものを見たら、そのモデリング素材がすごく気になった。すごく薄くできるし自由度も高く、ボディーの形状も作りやすい。厚く作れば頑丈になり、脚などの可動パーツにも使える。

Electronics

2008.05.27

ITP Spring Show 2008 まとめ

ニューヨーク大学のITP Showについては、たくさんの記事をアップしたけど、Makeが取材できるのは、ごく一部の飛び抜けたテックアーティストのプロジェクトだけだ。Tom Igoe(『Making Things Talk』の著者)は、ITPのインストラクターのひとりなので、Arduino を使った面白いプロジェクトが数多く展示されていた。特に今年は、Wiiリモコンを使ったものもかなり出ていた。この先、アートとテクノロジーが融合した世界がどんな風に展開していくかを見てみたい方は個別の記事を見てください。

Electronics

2008.05.27

ワイヤレスシンセモジュール

Eric Beugが、今週開かれたITP Spring ShowでWireless Sound Objectsのデモを見せてくれた。- Wireless Sound Objectsは、音を出したり、他のオブジェクトの音を変化させたりするオブジェクトです。コンピューターや他の音楽用ハードウェアに接続して使えますが、単独でも使えます。ライブ演奏、レコーディング、即興演奏、教育などに使えます。パッチコードのいらないモジュラーシンセサイザーだと思ってください。

Crafts

2008.05.26

ITP show: Speaker Synth – Speakerフィードバック式楽器

新しいオシレーターの音源であるだけでなく、スピーカーのフィードバックは、アナログ信号とデジタル信号を融合させる手段ともなる。-Lesley Flaniganが開発した Speaker Synthは、外部音声入力を持たない5つのスピーカーを並べたもの。このシステムを構成する材料は、スピーカーと圧電マイクと増幅回路と演奏者の手だけです。Speaker Synthは、個々の圧電マイクを対応するスピーカーの上に置き、スピーカーのオンオフとボリュームを使ってフィードバック効果を調整して演奏します。

Electronics

2008.05.26

ITP show: Simon Stabs

昔からあった遊びの再来だ。ナイフの感じもちょっとだけリアル。-“Simon Stabs…”は、本物のナイフを使ってやるあのゲームを安全に遊べるようにしたプラットフォームです。木のナイフと2つのゲーミングプラットフォームで構成されています。木のナイフは、指の間にある6つのボタンを押すためのスイッチです。ルールは、画面のFlashムービーで表示される順番を記憶して、そのとおりにボタンを押していきます。ここは”サイモン”と同じです。最初のプレイヤーは、適当に指の間にナイフを挿します。

Electronics

2008.05.26

ITP show: Synthinetic – 環境にやさしいノイズ発生機

Synthineticは、いかにも楽しそうな人力のノイズボックス。見るからに楽しそうだね。-これを鳴らすには、プレイヤーは大きな四角いノブを回さなければなりません。それがモーターを回転させ、回路にゆっくりと電源が供給されます。電源はコンデンサーに少しずつ貯えられます。十分な電力が得られると音が鳴ります。どれだけの電力が貯えられたかは2つのLEDで示されます。
音は、いくつかのコントローラーやツマミやスイッチで調整できます。
コンデンサーが満杯になったころが、いちばん面白くなります。