Electronics

2016.05.13

Raspberry Piに欠けていた暖かな真空管のサウンド

Raspberry Piの人気のある使い方のひとつが、メディアプレイヤーにすること。いろいろなOSや、XMBCやKodiといったスキンによって、比較的簡単に音楽や映画を再生できる。Volumioのような音楽プレイヤー専用のバリエーションや、HiFiBerryのPiベースのボードのようなアドオンもいろいろ出てきている。そしてあるグループは、それをもう一歩進めて、ハイブリッド真空管アンプのアドオンで、暖かみのあるヴィンテージでアナログな音質をRaspberry Piに与えている。

Fabrication

2016.05.13

Weekend Watch: Layer By Layerが動画で教える3Dプリントのためのデザイン

3Dプリントパーツをデザインする技能は、3Dプリンターを所有している人なら誰もが身につけるべき、というか、積極的に獲得すべきものだ。自分が欲しいものを正確にデザインする力は、それを実際に手に取ったときにすごいことだと感じると同時に、技術が不足しているがために正確にできなかったきのイライラも大きい。

Noe RuizhasはAdafruitでLayer by Layerという教育シリーズを続けている。プレイリストを見ると、3Dプリントのためのデザインを教えるビデオが40本以上ある。

Electronics

2016.05.12

8種類の高性能センサとシールドのセット

『ロームセンサ評価キット』はロームの高性能センサ8種とシールドのセット。シールドには各センサが必要とするレベルシフタや電源が載っているので、Arduinoボードに装着してすぐに試すことができる。同梱のセンサは次の8種。

加速度センサモジュール KX022-1020
気圧センサモジュール BM1383GLV
地磁気センサモジュール BM1422GMV
近接照度センサモジュール RPR-0521RS
カラーセンサモジュール BH1745NUC
ホールセンサモジュール(磁気IC) BD7411G
温度センサモジュール BD1020HFV
紫外線センサモジュール ML8511A

各センサのデータシート、マニュアル、ソフトウェア(ライブラリとサンプルスケッチ)は次のページからダウンロードできる。

Electronics

2016.05.11

モニターがいらないRaspberry Piインターフェイス

私はMakerだ。今はRaspberry Piをあれこれいじっている。私はそれを、自分の問題解決のために使っている。たとえば、ポータブルコンピューター、ホームオートメーション、メディア消費などだ。しかし、問題解決を行おうとすると、Raspberry Pi自身が持つ小さな問題にぶつかることがある。それだから、さまざまなシールドやソフトウェアが揃っているのだろう。

私が感じたのは、Raspberry Piプロジェクトのコントロールとインターフェイスのための既存の方法は、使いづらく、かなり複雑であるということだ。

Fabrication

2016.05.10

Techshop Tokyoで「Make:」が初心者向けワークショップ開催、アクリル加工で食卓の雑貨を作ろう!

レーザーカッターで切り出したカラフルなアクリル板を曲げたり、くっつけたりして、食卓で使える雑貨を作ります。デジタルファブリケーション未体験の方でも気軽に楽しめるワークショップです。Techshop Tokyoに興味のある方もぜひ参加してください。

Science

2016.05.09

本当に動くレゴの粒子加速器

JK BrickworksのJasonがまたやってくれた。今度はLBC(大型ブリック型粒子加速器)。レゴのサッカーボールを時速12キロまで加速できる、レゴの粒子加速器だ。

Jasonはこう解説している。

この実際に動く粒子加速器は、単純に回転する車を使ってレゴのボールを加速し、リングの中を走らせています。本物の粒子加速器とは加速の原理がまるで違いますが、コンセプトを示すにはいい方法だと思います。言うまでもなく、これは楽しく遊べます。複数のボールを同時に入れたり、障害物を置いてボールを衝突させたりできます。

Kids

2016.05.09

3つの家族のユニークな作品も発表 - ソニー「MESH」プロジェクト、Make: Japanとトークイベント開催

8月6日/7日に開催されるMaker Faire Tokyo 2016の出展者の募集締切が5月9日(本日)13時に迫っている。いつかはMaker Faire Tokyoに出展してみたい! と思いつつ、制作時間がとれずに今回の応募を見送ってしまった方、あきらめるのはまだ早い。アイデアをすぐ形にできる電子タグ「MESH」を使えば、まだ間に合うかもしれない。ソニーのMESHプロジェクトは、オライリー・ジャパンと共同で電子タグ「MESH」を使ったアイデアレシピのコンテスト、「Maker Challenge powered by MESH」を開催中だ。

Other

2016.05.06

Maker Faire Tokyo 2016 FPVドローンレース開催、出場者募集中!

FPVドローンレースとは、ドローンに搭載された小型カメラの画像(first person view=主観視点)を見ながら操作して競うレース。海外では2013年ごろから活発に行われており、このmakezine.jpやYouTubeなどで迫力ある動画をご覧になった方も多いはず。日本では、電波法の制約によって合法的に楽しむことができなかったのですが、「FPVアマチュア無線クラブ」という団体によって申請の方法が整備されたことで、その問題も解決し、日本でも急速にプレーヤーが増えつつあります。

Fabrication

2016.05.06

電動ドリルとインパクトドライバーの違い

ガレージや工具箱の中に便利な電動ドリルを置いている人は多いと思う。しかし、このところ、電動ドリルとパグの間に生まれたような新しいツールが登場した。インパクトドライバーだ。これは単に電動ドライバーの形が変わったものではない。強力なパワーで硬い素材にもネジを打ち込む、まったく新しいツールなのだ。次にどちらかを買う必要が出てきたときのために、ここに比較表を示しておこう。

ドリル

長所:
» 慎重な作業、精度が要求される作業に向いてる。
» 一定のトルクが得られる。

Electronics

2016.05.06

地電流を音や光に変換する土壌ハッカー、Martin Howse来日公演とワークショップ

地球、土壌、地表、地面…英語ではすべて”アース”だが、その名の通り電子回路に土壌を組み込み、地球をハックすることをもくろむアーティストがいる。ロンドンとベルリンをベースに活動するMartin Howseは地質をハックし、土壌を回路に接続して作品を制作するメディア・アーティストだ。この5月、彼が来日し東京で公演とワークショップを行うという。

エンジニアでもある彼は、土壌に電極を刺し、自作の発振器やコンピュータをつないで信号を変調させたり、地電流を音や光に変換する作品を制作している。