Electronics

2009.02.26

ソーラー充電式乾電池

ノルウェーのMaker Knut Karlsenは、手元に余ったフレキシブルなソーラーセルを利用してソーラーパワー乾電池の試作品を作った。充電式のニッケル水素電池にソーラーセルを巻き付けたのだ。彼の記事より。これはまさに(非常に微力な)細流充電器です。理想的ではないけれど、けっこう便利です。次のバージョンには、ちょっとした回路(フル充電を知らせるもの)と、充電の効率を高めるためのコンデンサーを組み込もうと思っています。ただし、通常の乾電池のサイズに収めようとすると、電池自身のサイズが小さくなってしまいます。

Electronics

2009.01.15

Wastricity(ウェイストリシティー)

Wastricity(ウェイストリシティー)とは、個人的にも公的にも何の役にも立たない形で電気を使うこと。
昼間に街灯を付けたり建物を照らしたりしても、誰も喜ばない。こうした、行政による電気やその他の資産の無駄使いを発見したとき、誰に訴えればいいんだろう。無駄を指摘されたとき、彼らはどう対処するだろう。有権者による年間予算の崩壊をなんとか緊急に押しとどめる策の要求に対して、率先して動こうという気があるのだろうか。
何の役にも立っていない機器が電気を使っていれば、私たちは化石燃料に由来し、配電網を通して配給される公的資産である電気を浪費していることになる。

Crafts

2008.12.03

最後の『ビリジアン・ノート』

ブルース・スターリング(SF作家、未来学者、非凡なるデザイン評論家)が、最後の『ビリジアン・ノート』を発表した。そこに彼は、ボクたちMakerにとっても意味深いアドバイスを数多く載せている。そこからボクのお気に入りを抜粋……高級な工具や電化製品を使おう。いい加減な安物を大量に使うのはよくない。本当にいいものを選ぶことだ。真剣にね。くれぐれも勘違いしないように。自分は心やさしい”非物質主義者”だなどと夢想して、この問題を無視するのは間違っている。道具がヘボいために同じ家事作業を5回繰り返すことほど”物質主義的”なことはない。

Crafts

2008.12.03

パワーアンプスピーカー in スタバカップ

MAKE Flickr photo poolから。
Arms22は、やけにステルスな感じのDIYオーディオを紹介してくれた。空のコーヒーのカップとTDA1552Q アンプチップを使ってコンピューター用のスピーカーに使ったのだ。ナイスなリサイクルだね。自然な感じだし。リンク先は日本語の解説。回路図も出てるよ。 – なんでも作っちゃう、かも。- パワーアンプスピーカー in スタバカップ
– Collin Cunningham
訳者から:塩ビパイプスピーカーみたいで、けっこう音がよさそうなスタイル。

Electronics

2008.11.28

エネルギー、工学技術、未来……自動車メーカー救済を考える

GM(並びに他の自動車メーカー)の救済に関する協議が新聞の1面を賑わせている。とても興味深い論議で、ボク自身は、我々(アメリカ人)がGMを”救済すべき”と考えている。企業を救うためではない。そうすることで、より厳しい経済状況の到来を先延ばしにできるからだ。アメリカの自動車メーカーはどう考えているのだろうか。救済すべきは、そのエネルギー、その工学技術、Makeが主題としているすべてのものだ。
ボクはGMが好きだ。デトロイトの自動車メーカーとアメリカ車の伝統が好きだ。だからと言って、すべてがオーケーというわけではない。

Crafts

2008.11.19

スターリングエンジン車

Dean Kamenは、スターリングエンジン車の開発を行っていたが、ついに路上試験の段階に入った。
フォードとGMが第三四半期の壊滅的な損失を発表したその日、Dean Kamenは、彼の新しい電気自動車を発表した。この試作車は、機敏な2シーターのハッチバックで、フォルクスワーゲンビートルにちょっと似ているが、リチウムイオン電池に1回充電すると60マイルもの距離が走れる、実質的なゼロエミッション・カーなのだ。
その秘密は?
「これは世界初のスターリング・ハイブリッド電気自動車なんです」と発明者であるKamen氏は誇らしげに答えてくれた。

Crafts

2008.11.11

LEDコスチューム

今年見たなかで最高にギークなコスチュームだ。ジャイアントLEDコスチューム。やっぱり、中にLEDを入れてホントに光らせて欲しかったよね。:)
– Luke Iseman
訳者から:欲を言えば、ズボンの裾も片方だけ短くしてほしかったね。

Electronics

2008.11.06

SolioでArduinoもグリーンに

これはArduinoをグリーン化するための簡単な一例。これは、SolioとArduinoをUSBケーブルで接続して、ボードの基本ルーチンに電源を送るというもの。下のリンクでは、実際に動いているところがビデオで見られるよ。
SOLAR POWERED ARDUINO USING A SOLIO
– Jonah Brucker-Cohen
訳者から:写真のSolioはH1000というタイプ。日本ではあまり見かけないね。日本で普通に売られているクラシックよりも、20ドルほど安い。

Crafts

2008.10.03

"世界大恐慌" – ルネッサンス – 自分の居場所

WendyとMikeyまたはそのいずれかがアップしてくれた素晴らしい記事だ(英語)。次のルネッサンスはどうなるのか? という話。ボクも賛同するな。おかげですごい金曜日になった……2000年、仕事をやめてお金と決別し、溶接、裁縫、建設、食料生産などの”腕”ひとつで生きていこうと人生の方向転換を実行したとき、私は多くの友人から、気が違ってしまったと思われたようだ。私はなにも、世捨て人になったわけではない。私を突き動かしたのは、大きな破壊のあとに、よりよい世界が訪れるという考えだった。

Crafts

2008.09.11

父子で作った発泡スチロールロボ

以前に紹介したstyrobotic art(英語)に触発されて、Cool Toolsのブロガー、Kevin Kellyは息子といっしょに発泡スチロールの緩衝材を再利用してロボットを作った。 -ウチには5年分の発泡スチロールが溜まっていた。スタジオにはそれを作るだけの空間的余裕があり、発泡スチロールカッターも持っていた。そこで、我々は設計に着手した。ロボットの身長は部屋に入る高さとした。移動に便利なように分解できるようにもしたかった。そこで、胴体と4本の手足の5つのパーツに分かれるようにした。