Electronics

2011.05.20

GoogleがArduinoを選択したことの何が問題なのか、そしてこれは「Made for iPod」終焉なのか?

先日、年に一度のGoogle I/Oがサンフランシスコのモスコーンセンターで開かれた。大勢の人や企業が集まった、巨大なドットコムど派手パーティーだ。特に、対象となるのが「Googleのクラウドとオープンウェブ技術を使ってアプリケーションを開発している、ウェブ、モバイル、企業向けの開発者…… I/Oで紹介される製品と技術はApp Engine、Android、Google Web Toolkit、Google Chrome、HTML5、AJAXとData API、Google TVなどなど」ということだが、Google TVとGoogle Waveに関しては、今年は大したことがなかった :) しかし、オープンハードウェアとモバイル関係の人間には、歴史上もっとも重要なイベントになったはずだ。

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2011.05.17

Androidアクセサリ開発キット

先日のGoogle I/O 2011で、Android用周辺機器を作るためのオープンな開発環境が発表されました。Android Open Accessory Development Kit(ADK)です。驚いたのは、アクセサリ側の開発環境がArduinoをベースにしたものであったことです。Googleロゴ入りのArduino Megaに似たボードとシールドが同時にリリースされました。たぶん、いま、世界中のArduino開発者がドキュメントに目を通していることと思います。
日本でも情報が増えてきています。

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2011.05.10

iPadにArduinoをつなぐうまいやりかた

ArduinoにUSBキーボードの振りをさせ、iPadにつないでいます(カメラコネクションキットが必要です)。iPadからは普通のキーボードに見えるので、様々なアプリケーションと連動させることができます。ここでは、Safari上でProcessing.jsを使ったサンプルを実行しています。応用が効くうまいやりかただなあ、と思いました。ソースリストを含む詳しい説明がブログで公開されています。

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2011.05.06

機械式Twitterフィード

これは機械式Twitterフィードとはどのようなものかを示すための、めちゃくちゃラフなハードウェアのイメージです。デジタルプロジェクターと機械的な動きとを組み合わせた形を模索するなかで、そのなかのひとつのアイデアを試作してみました。
私がTwitterでフォローしている人たちの写真を印刷して、空中に吊しました。その隣には、モーターに接続した白紙の吹き出しがあり、Arduinoで上下動をコントロールしています。[Adafruit blogより]
– John Baichtal
訳者から:コンパクトにすれば、ちょっとした部屋のアクセサリーにもなるね。

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2011.04.21

LEDマトリックス付き六足歩行ロボット

SAMSAはATmega128搭載のWiringボードをベースに作られています。SAMSA IIはATmega1280搭載のArduino Megaを使っています。どちらもほぼ同じですが、ATmega1280はSRAMがATmega128の倍の8KBあります。SAMSA IIではArduino IDEは使っていません。ソフトウェアは、ArduinoとWiringのライブラリを少し使って、C++で直接書かれています。
SAMSA IIには、さらに2つのマイクロコントローラが積まれています。

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2011.04.11

DIYアイソモーフィック鍵盤

これは速度感知式のMIDIアイソモーフィック鍵盤です。全部で192キーあります。このプロジェクトはサーキットベンダー、シンセサイザー技術者、実験音楽家たちによる2週間ごとのミーティング Louisville Soundbuildersの発案で始まりました。私が作ったいくつかのシングルバス・アイソモーフィック鍵盤の失敗作を見たTimが、もっといい方法を思いつきました。彼のデザインは、2枚のプリント基盤で異なるタイプのスイッチを挟むことで、鍵盤を叩く速度を感知させるというものです。

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2011.04.05

Kinect 3Dモデラー

オーストリアはザルツブルグにある3rD-EYEのKinectハッカー、Sebastian Pirchは、マイクロソフトのKinectコントローラーとArduinoを使った3Dモデリングシステムを開発した。マウスの役割を果たすのは特製のグローブ。Kinectにジェスチャーを認識させることで、空中で3Dモデル製作ができ、結果は液晶プロジェクターに表示される。今はまだ荒削りだが、来年の今ごろには飛行アーマースーツが作れるぐらいになっているだろう。

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2011.03.30

コンピューターいらずのArduino

超クール。

Computerless Arduino は、リアルタイムコードインタラプター付きのArduino互換マイクロコントローラローダーと、ポートの値を表示し、値を操作するスタンドアロンの5ボタン式液晶ディスプレイの2つの部分から構成されています。ディスプレイは、いつでも4ピンポートでArduinoに接続して入出力値や使用中のコードを表示させたり、必要ならば変更したりできます。詳しくはこちら。

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2011.03.29

電波時計用JJYシミュレータ

標準電波が届かない場所でも、電波時計の時刻あわせが可能になるWindows用のソフトです。たんなる時計アプリじゃないですよ。普段目覚まし時計として使っている電波時計の時刻を合わせてくれちゃいます。
どうしてそんなことが可能なのか?
PCのオーディオインタフェイスから13.333KHzの「音」を再生し、その3次高長波成分を使うことで、擬似的に福島県の標準電波送信所と同じ40KHz(39.999KHz)の電波を生成します。とても微弱な電波なので、簡易的なアンテナが必要です。