Fabrication

2009.03.24

ソフトな傾き感知ブレスレット

Hannah Perner-Wilsonは、シンプルな傾き感知ブレスレットを作った。導電性繊維のパッドと、金属ビーズのお守りでできている。お守りは糸でつり下がった状態で先端が自由に動き、パッドに接触すると、腕がどの方向に傾いているかがわかる。体の動きに合わせて音や映像が変化するダンス用の小物に使えるかもね。

Electronics

2009.03.24

ArduPilot 2.0 ベータ版発表

DIY DronesのChris Andersonは、ArduPilot 2.0のベータ版が発表されたことを我々に伝えてくれた。安定装置が内蔵され、完全なオートパイロットが実現した。もうサードパーティーの安定ユニットを購入する必要がない。25ドルで販売されている前バージョンのArduPilotのハードをそのまま使うので、すでにこれを持っている人は、何の問題もなく移行できる。通常は1000ドル以上もするオートパイロット機能が、100ドル以下で手に入るのだから、驚きだ。

Electronics

2009.03.23

How-To: 手描きホログラム

前にも引っ掻き傷式のホログラフィについて書いたことがあるけど、それを見た”科学ホビイスト”の巨匠、Bill Beatyは、驚きのテクニックを録画したビデオを公開した。作り方はいたって簡単。ごく普通の材料と忍耐力があれば誰でもできる。スクラッチホログラムは、CDケースと画鋲を突き刺した棒があれば作れます。もっと優雅にしたければプロ用のコンパスと黒く塗ったポリカーボネート板を、楽をしたければ、電気消しゴムの先に画鋲を挿して使うとよいでしょう。どうやって作るかは、この説明を見てね(英語)。

Electronics

2009.03.23

Arduino用モジュラープロトタイピングシールド

ベルリンのハードウェアハッカー、Stefan Hermannは、Arduino用の面白いプラグイン式サブサーキットのシリーズを考案した。その名もJEP(Just Enough Prototyping:プロトタイピングにちょうどいい)シールドだ。JEPシールドはArduino μコントローラ用の完成された回路です。モジュラー形式になっており、それぞれをピンヘッダーで重ね合わせることで、機能を追加できます。
それぞれのJEPシールドには独自のパッチパネルがあります。Arduinoのすべてのピンに対応する2列のメス・ピンヘッダです。

Electronics

2009.03.20

Weekend Project: セルオートマトン・ビデオシンセサイザーキット(日本語字幕版)

セルオートマトンって何だろう? 格子状に仕切られたいろいろな色のセルを、時間の経過とともに隣り合うセルの状態を見ながら一定のルールに従って変化させるというもの。Maker Shedで売っているキットを使って、永遠に続くこのパターンをテレビに映し出そう。
セルオートマトン・ビデオシンセサイザー(Cellular Automata Video Synthesizer)のキットはここで購入できます。
MP4版ムービーのダウンロードはこちらから。iTunesで購読もできます。

Electronics

2009.03.19

Maker Faire UK フォトレポート Part.2

ドークボット東京の城さんによるフォトレポートの続きです。Part.1はこちらをどうぞ。城さん、ありがとうございました!

こちらのowlプロジェクトは電子楽器を木に埋め込む、というもの、自分たちの演奏に使うだけじゃなく、ワークショップでみんなで作る、ということもやっているとのことです。でも、売るのが目的じゃないので、単なる販売はやってない、とか。

USBで接続できるコントローラの他,光に反応するアナログシンセなんかも作っていました。つまみも木になっているのが気持ちのいいところ。

Electronics

2009.03.19

How-To: ArduinoとProcessingでセンサーのデータを可視化

ロボティクスプロジェクトでは、周囲の物の状態を知りたいとき、赤外線センサーのデータが役に立つ。そのデータが示す状態を実際に目で見えたら、どう思う?先日、シャープ製IR距離センサー(GP2Y0A21YK0F)を数個入手しました。これは安価な近接センサーで、10~80cmの距離の物体を感知します。このセンサーに関する素晴らしいチュートリアルがrobotroom.comにあります。このセンサーは、細いビームで物を感知するため、センサーを180度ほどパンさせて、そのデータをつなぎ合わせることで、ロボットの前方の障害物の状態を知ることにしました。

Electronics

2009.03.18

Maker Faire UK フォトレポート Part.1

3月14日、15日に開催されたMaker Faire UK に参加したドークボット東京の城さんにフォトレポートを書いていただきました。2回に分けて公開します。地元の方や子供たちがたくさん参加しているのはいいですね。キットを販売しているブース近くにハンダごてを用意してその場で作れるということも次回のMTMでぜひやってみたいと思います。

こんにちは、ドークボット東京の城です。もともと東京暮らしなのですが、昨年の10月からイギリスにきています。

Electronics

2009.03.18

How-To: Arduinoで遠隔温度検知

Arduinoとサーミスターと、ちょっとしたソフトウェアで、Peterは、Gmailで温度を知らせたり、しゃべったりする温度センサーを作った。最近、Arduino Duemilanoveをいじりはじめて、Arduino Playgroundでこんなスケッチを発見しました。Arduinoと安価で簡単に入手できる部品を使って温度が作れるというものです。
これをさらに発展させようと考えて、ボクはPythonスクリプトを書き、コマンドラインで普通に使えるだけでなく、Gmailアカウントを使って遠くから温度を調べたりができる温度計にしました。

Electronics

2009.03.18

オープンソースハードウェア銀行

みんな、ローンの焦げ付きの心配がない銀行だよ。いいアイデアだ。でも、どう機能するの?
どうしてオープンソースハードウェアに銀行が必要なの?今、急増するオープンソースハードウェア(OSHW) DIY愛好家たちの現状はこうです。何かを作る。大金をかき集めて、いくつか作る。人気が出れば、規模を拡大して、儲けて、大損するかもしれないと気づき、懸念される損失を穴埋めできるだけのマージンを価格に上乗せし、もっと売るために小さな会社を興し、幸運を祈り、夢がかなうか、その反対か、といったところです。