Electronics

2009.03.02

Wikislate – ウィキペディアを使った技術翻訳

Benは、頭のいい翻訳ツールを教えてくれた。Wikipediaの検索結果に”他の言語”を組み合わせる方法だ。
この”ハック”は、基本的にウィキペディアの内部リンク(左下にでるやつ) を利用して名詞の翻訳をうるというものです。
ボクはこれまで、数学用語を調べるために、この作業を手動でやっていました。たとえば、”Convergence”(収束)
をドイツ語で何と言うかを知りたいときは、まず http://en.wikipedia.org/wiki/Convergenceを開いて、言語をDeutschに切り替えます。

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2009.02.27

シンプルなWAV再生用のArduinoライブラリ

Arduinoの開発者、David Cuartiellesが、深夜のハッキングセッションの様子をちらりと見せてくれた。スウェーデンの冬の夜、とくにやることがないならば、2つのライブラリをハックして新しい1つを作る、なんて遊びはいつでもできる。SDplayWAVは、SDカードのサウンドファイルを再生したい人のためのライブラリーだ。Ladyada、Ronald Riegel、Michael Smithの作品をもとに作られている。

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2009.02.27

Sparkfun的電子スクラップによるアート

Sparkfunのスタッフたちが、スクラップになった電子パーツを使ってアート作品を作った。スクラップの基板やICやセンサーなどを簡単にリサイクルに出してしまう前に、プロダクトのアーティストたちがクリエイティブな発想を活かして、これらをアート作品に変えてしまった。我々はこれを”ソルダー・スカルプチャー”(ハンダ彫刻)と名付けた。オモチャの兵隊さんから派手なドラゴンまで内容の幅は広い。Sparkfun のオンライン展示会でもっと詳しく見ることができます。
– Collin Cunningham
訳者から:いいねー。

Electronics

2009.02.26

超小型・超絶技巧・超かわいいmp3プレーヤ

中島さんの放課後の電子工作を見て、その超絶技巧に驚かされてきました。耳かけ式ヘッドフォンに自作のmp3プレーヤを組み込むなんて芸当はそう簡単にはできません。製作過程が詳細に解説されているので、もしかしたら自分にも……という気持ちがムクッとわき上がり、実際チップを取り寄せたりもしたのですが、そのチップを指先に載せてよく考えると、もうすこし修行してからにしたほうがよさそうだ、という結論になります。
さて、現在中島さんが作っているものは、これまでの作品とはちょっと違うたたずまい。

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2009.02.26

ソーラー充電式乾電池

ノルウェーのMaker Knut Karlsenは、手元に余ったフレキシブルなソーラーセルを利用してソーラーパワー乾電池の試作品を作った。充電式のニッケル水素電池にソーラーセルを巻き付けたのだ。彼の記事より。これはまさに(非常に微力な)細流充電器です。理想的ではないけれど、けっこう便利です。次のバージョンには、ちょっとした回路(フル充電を知らせるもの)と、充電の効率を高めるためのコンデンサーを組み込もうと思っています。ただし、通常の乾電池のサイズに収めようとすると、電池自身のサイズが小さくなってしまいます。

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2009.02.26

Internet of Thingsの開発に5社が参入

Sarahの記事より。Internet of Thingsとは、物同士を無線ネットワークでつなごうというコンセプト。ある意味、現在のウェブページ同士をつなげているネットワーク(WWW)と同じようなものです。ただし、Internet of Thingsは、普通の物を繋ぎます。家にある冷蔵庫から今履いている靴まで、なんでも繋がる可能性があります。ウェブで物が繋がれた世界については、長年、議論を重ねてきましたが、なかなか先に進めるための動きが起きませんでした。少なくとも、今まではね。

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2009.02.25

TinkerKit: デザイナーのためのフィジカルコンピューティング用ツールキット

Tinker.itはArduinoハッカーのための新しいプロトタイプ用コンポーネントを開発している。TinkerKitは、プロの開発者向けの、Arduino互換のフィジカルコンピューティング用プロトタイプツールキットです。
フィジカルコンピューティングの開発に対するクリエイティブな業界の関心は急速に高まっています。その期待に応えるために、Tinker.it!では、初心者、とくにデザインのプロのための、フィジカルコンピューティング用の、簡単で、何度でも使えるプロトタイプの手段を提供します。

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2009.02.25

カブトムシを遠隔操作

カリフォルニア大学の研究者が、カブトムシをハックして遠隔操作を可能にした。ノートパソコンから無線信号を送ると、カブトムシは飛行を開始したり止めたりする。画面上部に見えているカブトムシは、実用目的のために拘束されている。飛行パターンを観察しやすくするために、虫は透明板に固定されている。送られる電気信号は、オシロスコープに映し出される。短い周期の信号を送ると羽ばたきを開始する。再び短い周期の信号を受けると羽ばたきを止める。
[…]
カブトムシに装着された装置は、市販のマイクロプロセッサーと無線受信機と電池を特製のプリント基盤に組み込んだもの。

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2009.02.24

ヒューマニストのMakerのための読書リスト

William J. TurkelのDigital History Hacks サイトの記事だ(去年の12月)。2004年の12月、私はからくりや自動装置の作り方の研究とはどういうものかを知りたくてJoe MartinのTabletop Machiningという本を購入した。私には研究のための時間がたっぷりあることは明白だったが、博士過程を修了したばかりの私は、本を出すのは数年先のことと考えていた。そのため、マスターするのに10年や15年かかるような、まったく別のことを始めてみようという気になった。