Electronics

2009.02.23

Sugar on a Stick: あらゆるPCにOLPCの環境を

LilliputingはSugar on a Stickに関するレポートを書いている。PCでXO Laptopのインターフェイスを使えるようにするための簡単な方法だ。OLPC XO Laptopは、低コストで高性能なコンピュータが作れるという可能性を示したことで、ノート型パソコンに革命的な衝撃を与えた。その衝撃が、Asus Eee PCやHP Mini Noteを生み、後続の低価格ウルトラモバイルへと道を拓いた。しかし、OLPCチームの業績には、まだ真似されていないものがいくつかある。

Electronics

2009.02.21

Weekend Project: コズミック・ナイトライト(日本語字幕版)

レジンの中に固められた輝くLEDの星座を作ろう。今回は2週にわたってお送りします。これはその1。
このプロジェクトは、Make英語版 Vol.14に掲載されたKris DeGraeveの記事を参考にしています。MP4版ムービーのダウンロードはこちらから。iTunesで購読もできます。
コズミック・ナイトライトの作り方は、Make英語版 Vol.14 “Cosmic Night Light”に詳しく書かれています。デジタル版でもお読みいただけます。
ビデオの冒頭で紹介されているLED Art Kitは、ここにあります。

Electronics

2009.02.20

オープンソースのカメラ、Elphelの中身

LinuxDevicesは、オープンソースの (ハード、ソフトとも)のカメラ、Elphelの内容に関する資料を公開した。序文 — この資料は、オープンソースの(ハード、ソフトとも)のカメラの供給元であるElphelが開発した一般向けおよびGoogle(上質なストリートビューや書籍スキャン・プロジェクト用として)向けの最新映像技術を詳しく解説するものです。画像処理関係の技術者、オープンソースのファン、オープンソースハードウェアに興味のある方々にも、興味深い内容になっています。

Crafts

2009.02.20

スペースコロニーの想像図 – 1970

Space colony artwork – 1970…1970年代、NASAのエームズ研究所はスペースコロニーに関するサマースタディーを数度にわたり主催しました。そこで、約1万人が生活できるコロニーのデザインが行われ、その想像図も何枚か製作されました。ここにJpeg形式に変換した想像図を、サムネイル、1/4画面、フルスクリーン、印刷用の4つの大きさで公開します。
– Phillip Torrone
訳者から:昔の科学雑誌によく載ってたね。レトロ未来な感じだ。

Electronics

2009.02.20

Pure Data – オープンソースの音声画像処理環境

Pure DataはMax/MSPによく似た、Miller Puckette開発によるオープンソースのパッチ・プログラミング言語だ。ハイレベルな視角プログラミング環境で、ステージに入力とデータ操作オブジェクトを加え、それらの間をドラッグして繋ぐと、作動中にメッセージがどのように伝達されるかがわかる仕組みになっている。ちょっと頑張れば、音声データと映像データの複雑な操作をリアルタイムでできるアプリケーションも作ることが可能だ。
ボクは今日の午後、友人のVince VenezianiからPure Data(Pd)を紹介された。

Electronics

2009.02.19

Halted Specialties – シリコンバレーの電子部品ショップ

ニューヨークタイムズにHalted Specialties Companyの記事が載った。すごく行ってみたいところだ。大抵の小売店なら、売れない商品を30年間も棚に並べておくなど、恐ろしくてできないだろう。しかし、Halted Specialties Companyは違う。ここでは、それを求めてたまたま立ち寄った客のために、数千本の真空管を並べている。その客が10年以内に現れるか、20年後に現れるかは、気にしない。
50年近くにわたり、Haltedは電子工作愛好家たちに部品を供給してきた。

Electronics

2009.02.18

音楽としての財務データ、アートとしてのExcel

気分がよくなるものを探してる? 仕事のストレスを解消したい? それなら、株価チャートが奏でるステキな調べにチューンインしよう。これは株価チャートにSongsmithで伴奏を付けたもの。Johannes Kreidlerの作品だ。株価下落は、あまりいい調べじゃないけどね。このソフトをダウンロードすれば、自分で作れるよ!
ちょっと待って! まだあるよ!

AC/DC “Rock N Roll Train” – Excelによるミュージックビデオ – パワーポイントと同じように、ちょっと違った使い方をすれば、そこからアートが生まれる。

Electronics

2009.02.18

メビウス回路

Evil Mad Scientist LaboratoriesのLenoreとWindellは、本当の意味での片面回路基板としてこのメビウス回路を作った。素材は水彩画用紙だ。柔軟性のある基板を作ってくれるサービスはあるけど(めちゃくちゃ高い値段で)、もっとうんと安いDIY版を作ってみた。自分で柔軟な基板を作るときは、いろいろな方法が考えられるが、ボクたちは、基板には紙を、配線には導電性インクを使った。これを作った理由のひとつは、すべての配線を基板の片側の面だけに作ることができ、基板に穴を開ける必要がないことだ(位相的統一性が大きな動機になった)。

Electronics

2009.02.17

1939年の音声合成

これは、1939年の世界博覧会に出展されたVoder(Voice Operating DEmonstratoR)。ベル研究所が開発した、特定のノイズと発信音を組み合わせて人の声を合成するというものだ。Voderの操作盤の前に座ったオペレーターが、これを操って言葉を作り出す。
電子音楽のパイオニア、Wendy Carlosが、CMJ誌のインタビューに答えて詳細を解説している。Homer Dudleyは、電子音声機、VODER(Voice Operating DEmonstratoR)も発明している。