Electronics

2018.03.06

誰もが泣いて笑って惚れ込むような3DプリントできるArduinoベースの踊る六足歩行ロボット

ロボット作りの専門家で「Make:」の筆者でもあるI-Wei Huangの機知に富んだ言葉を、私はよく引用してきた。彼は、可愛くて陽気で愉快なロボットを作れば、多くのことが学べると話している。3Dプリントで作れる、可愛いくて存在感のある六足歩行ロボット、Vorpalは、まさにそんな一台だ。誰もが泣いて笑って、惚れ込むに違いない。

VorpalはKickstarterプロジェクトとして開発された。すべてのパーツを含む完全なキットを購入できるほか、自分でパーツを買い集めてボディの部品を3Dプリントして作ることもできる。

Electronics

2018.01.16

ロボットを作るのに立派な部品を買い集める必要はない。木のヘラで作った六足歩行ロボット

Bob Katは、ロボットを作るのに立派な部品を買い集める必要がないことを証明してくれた。私たちが日常的に捨てているものが、プロジェクトの材料になるのだ。彼は、買いすぎてしまい込まれていた木のヘラを古い箱の中から見つけた。その他の部品も、ゴミ箱から拾われたものだ。Katはこう話している。「このロボットの部品の90パーセントは、ガレージにあったガラクタです。もっとも、私はロボット・ショップで働いているので、みなさんのガレージとはガラクタの内容が違うかも知れませんが」

このかわいらしいロボットの材料リストと作り方は、Bob KatのMaker Shareプロジェクトページで解説されている。

Crafts

2018.01.15

PancakeBotは、単なる鉄板にパンケーキの生地を落とすだけのCNCではない。子どものひらめき、技術と人間性の調和が形になったものだ

シンガポールからアメリカ、そしてヨーロッパ全体に向けて、Edible Innovations(食べられるイノベーション)は、生産から流通から販売までのあらゆるステージで世界の食料システムを改善しようと考えるFood Makerたちを紹介しています。私たちといっしょに、この産業の大きな流れを、Makerの視点で探ってみませんか。優れた教育的な核を持ち、未来への偉大なる挑戦のための主要なツールとしてフードイノベーションを推進するFood Innovation ProgramのChiara Cecchiniが、世界のFood Makerたちの顔、話、体験を紹介します。

Electronics

2018.01.11

アフレルスプリングカップ2018が3月に東京と大阪で開催。申込締切は2月15日まで

アフレルスプリングカップ2018(ASC)は、教育版レゴ® マインドストーム® EV3、TETRIX®を利用した小中高大学生向けの自律型ロボットコンテスト。自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト、「WRO(World Robot Olympiad)」への出場を考えている競技者を応援するための大会で、2014年から開催されています。WROで行われる競技をもとにした競技内容になっているのが特徴で、主にEV3を使い始めたばかりのユーザーが参加する大会になっている、とのこと。

Electronics

2017.08.31

カムプログラムロボット工作セットのArduino化改造

よしだたけひこさんはMaker Faire Tokyo 2017の会場で入手したタミヤの『カムプログラムロボット工作セット』を早くも改造しています。

通常どおり組み立てた後、Arduino Unoを搭載。モータードライバーシールドを使って、ロボットのモーターをArduinoで制御できるよう繋ぎ換えていますね。Arduinoとモーターが電源ボックスを共有していると、モーター回転時に電圧が下がってArduinoにリセットがかかることがあるみたい。そうした課題は残しつつもロボット工作を楽しんでいる様子。

Electronics

2017.07.27

Maker Faire Tokyo 2017 Highlights #03 ロボットゾーン ― 全自動メガネ洗浄ロボからパーソナルモビリティまで多様なロボットが登場

いままで見たことも聞いたこともないような個性派ロボットがたくさん集結するのも、Maker Faire Tokyoの特色です。どんなロボットなのかは、実演を見てのお楽しみ! いつも通りに、日常生活に笑いと便利をもたらすジョークロボット(けっこう仕掛けは大がかり)、コンテスト出場の競技ロボット、企業部活の人たちが取り組む福祉ロボットなど、多くのロボットたちもスタンバイしています!

人の温もりを感じる代筆ロボット
HERO Consulting|手書き風の手紙を代筆するRobot 

直角座標系ロボットと万年筆などの筆記具を使った手書き風の手紙の代筆サービス事業を検証している「HERO Consulting」。

Kids

2017.07.18

タミヤ「カムプログラムロボット工作キット」は3,456円という価格でロボットプログラミングを普及させるきっかけになるか

2020年からのプログラミング教育の必須化を受け、一部の学校や塾ではプログラミング教育が始まっている。とりわけ人気が高いのは、レゴ・マインドストームやWeDo 2.0、KOOVなど、ロボット工作とプログラミングを組み合わせた教材だ。これらのロボットプログラミング教材は数万円台と高価で気軽に手が出せなかったが、徐々に安価なロボット工作キットが出回り始めてきている。そのひとつが、タミヤから8月12日ごろより全国発売予定のプログラミング教材「カムプログラムロボット工作セット」。

Electronics

2017.05.17

引退したロボットアーム、ウォルターの「悲劇」

下の動画にあるように「旧式の工業用ロボットの71パーセントは、自分の仕事に意味を感じなくなっている」という。80年代のコンピューターを立ち上げて、とっくに時代遅れになったケーブルで彼らと会話するなんて、工場のエンジニアにとっても楽しいことではない。しかし、ウォルターの悲しい話を聞けば、考えが変わるかもしれない。

ウォルターは、50年代の旧東ドイツでよく見られたスタイルの6軸ロボットだ。2人の若い娘といっしょに暮らしているが、ほとんど無視されている。

Electronics

2017.02.28

自分に合ったロボットキットを探そう

今や驚くほど多くのロボット・キットが販売されている。しかし、どれが自分に合っているのだろう? 最高のキットなどというものはない。大切なのは、自分の目的に合っているかどうかだ。それでも、選択肢は多く迷ってしまう。

なぜキットから始めるのか? それにはいつくかの利点があるからだ。一般的に、キットは同じ部品を個々に買い集めるより安い。メーカーは大量に部品を買い付けているので、安く販売できるのだ。すべて1つの箱に収まっているから、買う手間も省ける。1つの店ですべての部品が揃えることも難しい。

Electronics

2017.02.16

ロボティクスにより拡張されたエレキギター

自動化されたアナログ楽器を見るとき、作者がどこを機械に置き換え、どこを人の手に残したのかをよく見てみたいと思います。緒方匠さんの “Robotically Augmented Electric Guitar” は右手が機械に置き換えられている。ハンマーとダンパーが6個ずつあって、あらかじめプログラムされたパターンか、コンピュータで生成されたパターンで弦がはじかれる。人間は左手側に専念。そうすると、こういう楽器になるわけですね。デモの音がとても好みです。