Crafts

2013.04.19

DIY外科手術

「DIY医療」にファイルしておこう。

医療保険に入っていても、病院から遠くはなれたアウトドアにいたり、ちょっとした怪我に高い治療費を払いたくないとき、自分で自分を治療する方法を知っておけば、医者にかかる必要がない。Resilient Communitiesのウェブサイトでは、メンバーがDIY治療のコツのビデオを公開している。頭の怪我を、ERも針と糸も使わず、瞬間接着剤で治療するというものだ。

警告:このビデオは本当の傷口や血が出てくる。MAKEではこれを推奨するものではない。

Crafts

2013.04.09

子どもMakerのための場所

Makerスペースはどんどん人気を高めている。よく知らない人のために説明するならば、Makerスペースまたはハッカースペースとは、人々が集まってものを作る場所だ。それぞれに特徴があるが、コミュニティとしての意識を持ち、物作りの楽しさや知識を分かち合う場所であることが共通している。そうした施設が近くにあればラッキーだが、そこが子どもも受け入れてくれるとは限らない。子どもたちが自分のアイデアを形にしたと思ったとき、若きMakerをどこへ連れて行けばいいのだろうか?

これは重要な問題だ。

Fabrication

2013.03.28

あらゆるものをうんと早く作る方法:Charles Guanインタビュー

Charles GuanはMITを卒業して、この数年間、楽しくてビックリするようなプロジェクトを作り続けている。学生たちがいろいろなものを作っているMITのMakerスペース(クラブ)MITERSでも、Charlesは多くの影響を与えている。彼はMITで機械工学の講師を務めていて、学生たちの夢の機械の製作を手伝っている。彼は同じ質問を何度も何度も受けてきた。そこで、Instructableを使って、How to Build Your Everything Really Really Fast(あらゆるものをうんと早く作る方法:略してHTBYERRF)という説明書を製作した。

Electronics

2013.03.06

次の大雪の日に助けてくれる3台のDIY雪かきロボット

今年の暴風雪「ネモ」に遭遇した人たちは、もう雪はこりごりと思っているだろう。雪なんて当分見たくない。雪かきなんてもうしたくないってね。今こそ、雪かきロボットを作る絶好の機会だ。ロボットがあれば、暖炉のそばに座って暑いココアを飲みながら、心地良い椅子に座って雪かきができる。

Scale4x4RCフォーラムのメンバー、Hajenは約2年かけて8分の1スケールのPistenbully(スノーキャット)をゼロから作り上げた。溶接して作ったシャシー、自作無限軌道、ファイバーグラスのキャビン、連結式のブレード、2モーターの強力な推進力といった驚くべき特徴を持つ。

Fabrication

2013.02.01

健全なMakerスペースを作るコミュニティ

牛乳は強い骨を作る。コミュニティは強いMakerスペースを作る。ギークな人たちがたくさん集まるのは良いコミュニティの証拠だ。地元Reston図書館には、3Dプリンターを見ようと大勢の人が集まった。

ときどき私は、うまくいっていないMakerスペースを訪れる。「場所がある。工具もある。でもメンバーがいない」。物理的側面に注力しているが、コミュニティの構築には力を入れていないのだ。そんな彼らには、こう助言している。コミュニティのないMakerスペースは魂のない場所だと。魂がなければ情熱も生まれない。

Fabrication

2013.01.30

3Dプリント用Maker Faireロボット

もしあなたがガチガチのMakeファンで、ロボットの小さなフィギュアを3Dプリントしてたい衝動にかられていたとしたら、この3Dプリント用Maker Faireロボットはまさにあなたのためのもの!

Maker Faireロボットのモデリングを開始したのは 2012年の5月だった。もともとはMakey Award用に作ろうとしたのだけど、可動式の腕を作るためのプリント時間がやたらに長く、またそれを本体につなげるためのペグの製作にも手こずってしまった。そこで一旦このプロジェクトを中断。

Other

2013.01.09

新年だ。みんなはどう過ごす?

昨夜、私の息子、Blake Maloof(上の写真)と私は、私の友人が毎年開催しているArt Hat Partyに参加した。そこではおかしな帽子を作って、時計が12時を回ったら、鍋やフライパンを叩いて焚き火の周りをまわって新年を祝う(そして近所のひんしゅくを買う)。毎年の大いなる楽しみだ。Blakeはパーティーをハシゴしていたので、帽子を作ることは予定していなかった。彼はただ私をそこへ送り、みんなに挨拶をするだけのつもりだったのだ。しかし、彼は立ち去る直前に、この「帽子」を作った。

Other

2012.12.03

「なにか作るもの」を贈る

友人で、ピッツバーグ子供美術館の常任理事を務めているJane Wernerは、スコットランドを旅した際に、エジンバラのOld Children’s Bookshop(大きな子供の本屋)を訪れた。「その本屋の名前が気に入ったの」と彼女は話す。そこで彼女は、『Something to Make』(なにか作るもの)という本を見つけて、私のために買ってくれた。この本はロンドンで発行されたもので、この1冊は、もともと1916年に「Mumm」(母親)からHelenに贈られたものだ。

1916年に発行された、子供に物作りを奨励する本。

Electronics

2012.11.29

Lindsay's Technical Booksの最後のカタログ

注文は2月28日まで。
ひとつの時代が終わった。
Lindsayのカタログを初めて手にしたのは、私が14歳か15歳のときだったと思う。Popular Scienceだったか Popular Mechanicsだったかよく覚えてないが、その巻末の小さな広告を見て注文したのだ。「稲妻発生装置を作ろう!」とそれは高らかに宣伝していた。「溶けた金属! 失われた技術を再発見しよう!」とね。
私は広告を点線に沿って切り抜き、現金3ドルを添えて郵送した。それ以来、私は定期的に購入するようになった。

Electronics

2012.10.18

Seth Godin講演「アートと科学と物作り」- World Maker Faire 2012にて

Seth Godinは、私の知るなかでもっとも面白い人のひとりだ。人気のビジネスコンサルタントであり、講演者であり、既存の考え方に対抗して、驚きの、人生をひっくり返す可能性のある真実を引きずり出す数々の著作がある。たとえば……
「ここに、葛藤すべき真実がある。アート(書くこと、関わること、導くことすべて)が貴重である理由は、ひとえに、そのやり方を教えることができないからだ。案内図があったとしたら、アートは存在しない。なぜならアートは、案内図なしに舵取りをする行為だからだ。

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