Other

2015.09.03

見逃したレポートがあるかも?Maker Faire Tokyo 2015 全記事まとめ

2015年8月1日(土)・2日(日)に開催された Maker Faire Tokyo 2015。Make: Japan編集部は、見どころや今年ならではの傾向、当日の様子をお伝えする開催レポートなどを多数お届けしてきました。これまでにmakezine.jpに掲載された関連記事を一挙紹介!出来上がったばかりのダイジェスト動画とともに、ぜひご覧ください。

Electronics

2015.09.03

加速度センサ内蔵IoT無線タグを視覚化するAndroidアプリ

IoT無線タグTWE-Lite-2525A(トワイライト・ニコニコ)は買ってすぐ使える加速度センサ搭載の無線モジュール。電池ホルダをハンダづけし、アンテナを繋ぐだけで使えます。プロトタイピングに便利。ただし、取得したデータを可視化するには何かしらソフトウェアを用意する必要がありました。はい、過去形になってますね。8月に公開されたAndroidアプリToCoStick TWE G-Monitorによって、加速度データのグラフ表示もプログラミング抜きで可能となりました。

Other

2015.09.03

Dale DoughertyのMFT2015レポート ─ 「小さいことは美しい」という理念

Maker Faire Tokyo会場のPepper

(編注:原文の動画を日本語版では埋め込むことができませんでした。お手数おかけしますが、原文もご参照ください)

クッキーやクラッカーのように焼いて作ったブレッドボード。歯を食いしばると動く車椅子。鍵盤に指を置くとカラフルな虹色になったり星が映し出される電子ピアノ。機械式大豆分類機。手の平サイズながら本当に乗って走れるオートバイ(下のビデオ)。ビー玉が落ちることなく必ずバスケットに入る手彫りのミニチュアマーブルマシン。

Other

2015.09.02

MFT2015レポート — Rapiro、IRKit、雰囲気メガネに見る、ハードウェアスタートアップの現状

Maker Faire Tokyo 2015ではさまざまなトークセッションが行われた。ここでは、その中でも注目のセッション「実際のハードウェアスタートアップ」の模様を紹介しよう。このトークセッションは、IAMASの小林茂教授をモデレータとして、実際に世の中にプロダクトをリリースしている3人、Rapiroの石渡昌太さん(機楽株式会社 代表取締役)、IRKitの大塚雅和さん(maaash.jp)、雰囲気メガネの白鳥啓さん(株式会社Matilde代表)を迎え、ハードウェアスタートアップと呼ばれる世界で起こっている、「本当のところ」を話してもらおうというものだ。

Fabrication

2015.09.01

ダウンロードした蝶ナットの3Dデータをプリントして砂型鋳造する

McMaster-Carrのオンラインカタログに載っているデザインファイルからパーツを3Dプリントする方法という我々の記事に応えて、読者のFrankie Floodは、3Dプリントしたパーツを砂型鋳造する方法を記した彼のブログ記事を教えてくれた。これは、3Dプリントしたパーツの鋳造の様子を初めて記録した記事だ。ほとんど写真で構成されているのだけど、解説も少し載っている。

McMaster-Carrは素晴らしい。親切にも、扱っている製品のCADファイルを公開しているのだ。

Crafts

2015.08.31

Fotokite Phi:簡単に空中撮影ができるヒモ付きドローン

Fotokite Phiは、折りたたみ式で軽量なドローンだ。Indiegogo でローンチされた。先行予約価格は349ドル。ドローンコミュニティでは意見が割れそうなデザインのユニークな製品だが、先週使ってみたのでその感想をお伝えしたい。

なぜヒモ付きなのか?

早い話が、Fotokiteは巻き込み式のヒモが付いたクアッドコプターだ。最初に話を聞いたときは、補助車輪付きのドローンのようなものかと思った。初心者にはいいかもしれないが、私向きではないと(とは言え、私はもう何台もドローンを壊している)。

Electronics

2015.08.28

ロボットバトルに見た人生の教訓6箇条

燃え上がるコンバットロボット(写真:ABC)

9歳の息子とBattleBotsを見ていたとき、息子は人生の教訓を学んだ。それは、バトルで反則と思われるヒットを受けたあと、Overhaulチームのキャプテン、Adam BercuがLock-Jawのドライバー、Donald Hutsonの握手を断ったときだ。「なぜあの人は握手をしないの?」と息子が聞いた。私は、スポーツマンシップとは何か、なぜそういうことになったのかを説明してやった。

ここは学習のポイントだ。

Crafts

2015.08.28

金継ぎ — 壊れた器を修復する日本の技

手が滑ってマグカップをキッチンの床に落として割ってしまったとき、どんな気持ちがした? 少なくとも、ビックリしたのと面倒だと思う気持ちが入り交じった感じだったと思う。それがもし、家宝だったり、思い出の品物だったりしたら、ホウキで破片を掃除するときに、罪悪感と残念な気持ちが加わる。

日本では、破片を捨てるかわりに、500年続く伝統の金継ぎ技術で修復する。漆と金、銀、またはプラチナで破片をつなぎ合わせるのだ。

Daniel Evansが監督した下のVimeoビデオでは、まず日本文化における金継ぎの重要性が解説されている。

Electronics

2015.08.27

p5.jsビジュアルプログラミングエディタ

“p5.js”はProcessingによく似たスタイルでインタラクティブなプログラムを作ることができるJavaScriptライブラリだ。DOMライブラリと併用することで、canvas上だけでなく、ウェブページ全体をスケッチの要素として扱えるようになる。応用範囲はかなり広い印象だ。

今回は可知豊さんが開発しているp5.js用のビジュアルプログラミングエディタのベータ版を紹介しよう。次のページへ行くと、Processingユーザーにはおなじみのマウスで円の軌跡を描くサンプルがウェブページ内で動いている。

Crafts

2015.08.26

人形好きじゃなくても楽しめるこけし作りのビデオ

岡崎靖男は、驚きの技を持つ鳴子こけしの職人だ。こけし人形に関する詳しい説明は、Collectors Weekly(英語)にある。「こけしはもともと日本の東北地方で、文化ー文政時代(1804-29)に生まれた」とある。第二次世界大戦以来、こけしはとくにアメリカ人観光客に好まれるようになり、ほとんどが観光みやげ用に作られるようになった。そのユニークさについて、Collectors Weeklyはこう解説している。

「こけし人形の特長は手足がないこと、そして、明るい花柄や幾何学模様が描かれていることだ。