Electronics

2015.09.08

かわいい24連発輪ゴム自動砲塔

これは打ち合いゲームのPortalにピッタリといった感じ。コマンドに従って輪ゴムを撃ち出す砲塔だ。開発者はKevin Thomas。ほとんどのパーツが3Dプリントでできている。頭脳はArduinoだ。自分でも作ってみたいという方のために、ThomasのThingiverseページでファイルが公開されている。円筒状の砲身に引っ掛けた輪ゴムが飛び出すというじつに簡単な構造だが、短い時間に24発を連射できる能力がある。

この動きを見てほしい。

Electronics

2015.09.07

常にISSを指し示す装置

国際宇宙ステーション(ISS)が最高のものの塊(人類が作ったもっとも高価な構造物、地球軌道上の最大の人工物、もっとも長い有人衛星、最新最高の技術の結晶、最高にクールな空飛ぶ実験室……)だとしたら、いつもいつもISSのことを考えていたいのに、どうしても何時間か、または何日間か忘れてしまうときがある。

現在と将来の宇宙探査計画に対する人々の興味が薄れてしまうと、宇宙計画のための予算がどんどん削られてしまうと恐れる人たちが増えている。そこで、直接的に人々の興味を向けるあの方法が役に立つ。

Fabrication

2015.09.04

赤ちゃんレイア姫のためのスピーダーバイク

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの逆襲』に、ルーク・スカイウォーカーとレイア姫が帝国軍のスカウトトルーパーから逃れる有名なシーンがある。74-Zスピーダーバイクに乗ってエンドアの森の中を疾走し、2人を追う敵兵が巨木に衝突して爆発する。

あの名シーンに敬意を払い、オーストラリアのMakerパパ、Tez Gelmirは、娘の最初の誕生日にスピーダーバイクを作ることにした。素晴らしいお父さんだ。誇り高きナード父さんなら誰でも、自分の若きパダワンのために、銀河の平和を守るための装備を揃えてやろうと考えるのは当然だ。

Crafts

2015.09.04

Makerカルチャーの知恵と意味を探る

マンハッタンに住んでいる間、私は、生活に必要なものは買わずに自分で作るという誓いを立てた。それから10年間をかけて、ニューメキシコの砂漠にオフグリッドの農場を作った。私はそこで、食料、薬、電力、燃料、建材、雑貨を作ることを学んだ。Makerとなり、自らの決断の影響力を知った私は、これまでになかった視点を手に入れることができた。消費者は、製品がどのように作られるのか、実際のコストはいくらなのかなど考える必要もない。

農場を作っているとき、私は新しいものを買わずに、不要品を使うことを決めた(それなら資源とエネルギーはすでに償却済みだ)。

Other

2015.09.03

見逃したレポートがあるかも?Maker Faire Tokyo 2015 全記事まとめ

2015年8月1日(土)・2日(日)に開催された Maker Faire Tokyo 2015。Make: Japan編集部は、見どころや今年ならではの傾向、当日の様子をお伝えする開催レポートなどを多数お届けしてきました。これまでにmakezine.jpに掲載された関連記事を一挙紹介!出来上がったばかりのダイジェスト動画とともに、ぜひご覧ください。

Electronics

2015.09.03

加速度センサ内蔵IoT無線タグを視覚化するAndroidアプリ

IoT無線タグTWE-Lite-2525A(トワイライト・ニコニコ)は買ってすぐ使える加速度センサ搭載の無線モジュール。電池ホルダをハンダづけし、アンテナを繋ぐだけで使えます。プロトタイピングに便利。ただし、取得したデータを可視化するには何かしらソフトウェアを用意する必要がありました。はい、過去形になってますね。8月に公開されたAndroidアプリToCoStick TWE G-Monitorによって、加速度データのグラフ表示もプログラミング抜きで可能となりました。

Other

2015.09.03

Dale DoughertyのMFT2015レポート ─ 「小さいことは美しい」という理念

Maker Faire Tokyo会場のPepper

(編注:原文の動画を日本語版では埋め込むことができませんでした。お手数おかけしますが、原文もご参照ください)

クッキーやクラッカーのように焼いて作ったブレッドボード。歯を食いしばると動く車椅子。鍵盤に指を置くとカラフルな虹色になったり星が映し出される電子ピアノ。機械式大豆分類機。手の平サイズながら本当に乗って走れるオートバイ(下のビデオ)。ビー玉が落ちることなく必ずバスケットに入る手彫りのミニチュアマーブルマシン。

Other

2015.09.02

MFT2015レポート — Rapiro、IRKit、雰囲気メガネに見る、ハードウェアスタートアップの現状

Maker Faire Tokyo 2015ではさまざまなトークセッションが行われた。ここでは、その中でも注目のセッション「実際のハードウェアスタートアップ」の模様を紹介しよう。このトークセッションは、IAMASの小林茂教授をモデレータとして、実際に世の中にプロダクトをリリースしている3人、Rapiroの石渡昌太さん(機楽株式会社 代表取締役)、IRKitの大塚雅和さん(maaash.jp)、雰囲気メガネの白鳥啓さん(株式会社Matilde代表)を迎え、ハードウェアスタートアップと呼ばれる世界で起こっている、「本当のところ」を話してもらおうというものだ。

Fabrication

2015.09.01

ダウンロードした蝶ナットの3Dデータをプリントして砂型鋳造する

McMaster-Carrのオンラインカタログに載っているデザインファイルからパーツを3Dプリントする方法という我々の記事に応えて、読者のFrankie Floodは、3Dプリントしたパーツを砂型鋳造する方法を記した彼のブログ記事を教えてくれた。これは、3Dプリントしたパーツの鋳造の様子を初めて記録した記事だ。ほとんど写真で構成されているのだけど、解説も少し載っている。

McMaster-Carrは素晴らしい。親切にも、扱っている製品のCADファイルを公開しているのだ。

Crafts

2015.08.31

Fotokite Phi:簡単に空中撮影ができるヒモ付きドローン

Fotokite Phiは、折りたたみ式で軽量なドローンだ。Indiegogo でローンチされた。先行予約価格は349ドル。ドローンコミュニティでは意見が割れそうなデザインのユニークな製品だが、先週使ってみたのでその感想をお伝えしたい。

なぜヒモ付きなのか?

早い話が、Fotokiteは巻き込み式のヒモが付いたクアッドコプターだ。最初に話を聞いたときは、補助車輪付きのドローンのようなものかと思った。初心者にはいいかもしれないが、私向きではないと(とは言え、私はもう何台もドローンを壊している)。