Crafts

2015.08.25

製作期間6年のスーパーマリオ絨毯

1980年代に子どもだった人なら、『スーパーマリオブラザーズ3』がどんなすごいファミコンゲームだったかを知っているだろう。これまでのマリオのゲームと、より戦略的なマップレイアウトが組み合わさっていた。私にとってそれは、とても精巧なものに見えた。Kjetil Nordinは、そんなマリオ愛を、かぎ針編みのスーパーマリオ絨毯として昇華させた。製作時間は800時間。約6年半だ。

Nordinは、スポーツを学ぶために在学していたノルウェーの学校で、かぎ針編みの基礎を習った。

Science

2015.08.24

NASAがキュリオシティの3Dプリント用ファイルを公開

キュリオシティは大人気の火星探査ロボットだ。あの勇敢なロボットに我々が首ったけであることを知ったNASAは、とっても楽しいものを用意してくれた。3Dプリントできるキュリオシティのファイルが公開されたのだ。

NASA が一般公開している3Dプリントファイルは、どんどん質が高くなっている。キュリオシティには、シンプルバージョンと精密バージョンがあり、簡単に作りたい人にも、本格的に取り組みたい人にも合わせている。すべてのモデルにはベッドに接着するためのタブが付いている。

Fabrication

2015.08.21

すごーく便利なノートハック

このノートハックを見たときは興奮した。日本からのInstagramらしい。私もたくさんノートに書き込むし、仕事のアイデアやプロジェクトや地元の情報(旅行、食べ物、ショッピングなど)を日記に書いているけど、複数のノートやMaker’s Notebooksからひとつの項目を探し出すのは大変な手間。この問題を解決してくれる唯一の方法は、時間をかけてすべての索引を作ることだ。

だが、この方法を使えば、とっても簡単に巻末に(巻頭でもかまわない)に索引が作れる。そのやり方をお見せしよう。

Electronics

2015.08.21

Makerのためのハム入門

Jon Platt(WØZQ)が持っているのはマイクロ波ハンドヘルド放送局だ。送信機と受信機とホーンアンテナがひとつにまとまっている。これを使って、Jonは数百キロメートル先の相手と交信したことがある。電波は雨や温度逆転層などの気象環境の中を反射しながら伝わっていく。(写真:Bruce Richardson(W9FZ)。協力:ARRL)

アマチュア無線、または「ハム」という言葉を、友だちか、じっさいにハムをやっている人から聞いたことがあるだろう。ハムとはいったいなんなのだろうか。

Electronics

2015.08.20

Raspberry Pi上のnode.jsでLEDマトリクスを制御

秋葉原で2380円で売られている320x160mmのマトリクスLEDをRaspberry Piからコントロールする例。「サーバにしたりWebSocketで通信したりしやすい」ということで、サーバ側はnode.jsを使って実装されている。node.js用のSPIライブラリである”pi-spi”の使用例としても面白い。

ソースは下記のページで公開されている。

Electronics

2015.08.19

Linuxとクリエイティブ・コモンズで9ドルコンピューター CHIPがオープンに

あの9ドルコンピューター、CHIPがどこまでオープンになるのかと思っていたが、恐ろしいほどオープンだった。

欲しいファイルはここにある

オープンハードウェアのファイルと、Next Thing Co.の資料のページだ。

カリフォルニア州オークランドのNext Thing Co.がCHIPをローンチしたときは、その性能(1GHz R8 ARMプロセッサー、512MB RAM、4GB NANDストレージ、WiFiおよびBluetooth内蔵)と、クレイジーなまでの低価格(わずか9ドル。

Electronics

2015.08.18

GoogleがEddystone Beaconをローンチ

Googleは、オープンソースでクロスプラットフォームのBluetooth LEビーコン規格、Eddystoneを発表した。ちょっと見た限りでは、AppleのiBeaconによく似ているが、見た目よりもずっと進んだ内容になっている。

2年前、WWDCで、AppleはiBeaconを静かに発表した。現実世界のあれこれをスマートフォンのアプリに持ち込むためだ。

iBeaconは、まさに我々の期待どおりのことをしてくれる。ビーコンとして機能し、UUIDをブロードキャストでき、電話機やその他のBluetooth LEデバイスで受信できる。

Electronics

2015.08.17

ウェブベースの回路シミュレーター

回路がどのような仕組みになっているかを説明したいとき、紙と鉛筆では表現しきれないことがよくある。回路がどのように「見えるか」ではなく、電圧や電流が各部品の中でどのように流れていくかを見せたいのだ。あの複雑なSPICEシミュレーションでコツコツ作るのも避けたい。そこで、もっと簡単に回路をモデリングできるツールが登場する。Paul FalstadのCircuit Simulator Appletだ。

ほんの数分で複雑な回路を組むことができ、仮想オシロスコープのプローブポイントも自由に置けて、わかりやすいダイアグラムで電圧や電流の流れを見せてくれる。

Other

2015.08.17

MFT2015レポート ― ノートPCにもメカニカルキーボードの心地よさを! リレーを使って打鍵音を再現するSilriumの「USB KeyBoard RELAY」

メカニカルキーボードの心地よさは、押したとわかる物理的な感触と、「カチカチ」というスイッチ特有の音にある。しかし、ノートPCが主流となった今では音のしないキーボードが主流。音のするキーボードを使いたいなら、外付けのキーボードとして購入するしかない状況だ。

昔ながらの打鍵音を聞きながらキー入力がしたい……そんなささやかな望みを叶えてくれるのが、電子工作グループ、Silriumの「USB KeyBoard RELAY」。キーを押すとカチカチ鳴る “だけ” のUSBガジェットなのだが、その音を出す方法があまりにも独創的だったため、ひと目見るなり魅了されてしまった。

Electronics

2015.08.12

レクサスのように自動駐車するラジコンカー

自動運転に関するニュースは毎日聞こえてくるが、私の予算ではなかなか手が届かない。だが、今日それが変わった。

たしかに、この車は小さすぎて乗ることはできないが、自動運転車だ。なにより、ぜひ作ってみたいプロジェクトだ。

ほとんどのパーツは、Arduinoファンにはお馴染みのものだろう

この車は、ヨーテボリ大学の学生 Dimitris Platis を始めとするMakerチーム、Yilmaz Caglar、Aurélien Hontabat、David Jensen、Simeon Ivanov、Ibtissam Karouach、Jiaxin Li、Petroula TheodoridouからなるTeam Pegasusの作品だ。