Electronics

2015.08.28

ロボットバトルに見た人生の教訓6箇条

燃え上がるコンバットロボット(写真:ABC)

9歳の息子とBattleBotsを見ていたとき、息子は人生の教訓を学んだ。それは、バトルで反則と思われるヒットを受けたあと、Overhaulチームのキャプテン、Adam BercuがLock-Jawのドライバー、Donald Hutsonの握手を断ったときだ。「なぜあの人は握手をしないの?」と息子が聞いた。私は、スポーツマンシップとは何か、なぜそういうことになったのかを説明してやった。

ここは学習のポイントだ。

Crafts

2015.08.28

金継ぎ — 壊れた器を修復する日本の技

手が滑ってマグカップをキッチンの床に落として割ってしまったとき、どんな気持ちがした? 少なくとも、ビックリしたのと面倒だと思う気持ちが入り交じった感じだったと思う。それがもし、家宝だったり、思い出の品物だったりしたら、ホウキで破片を掃除するときに、罪悪感と残念な気持ちが加わる。

日本では、破片を捨てるかわりに、500年続く伝統の金継ぎ技術で修復する。漆と金、銀、またはプラチナで破片をつなぎ合わせるのだ。

Daniel Evansが監督した下のVimeoビデオでは、まず日本文化における金継ぎの重要性が解説されている。

Electronics

2015.08.27

p5.jsビジュアルプログラミングエディタ

“p5.js”はProcessingによく似たスタイルでインタラクティブなプログラムを作ることができるJavaScriptライブラリだ。DOMライブラリと併用することで、canvas上だけでなく、ウェブページ全体をスケッチの要素として扱えるようになる。応用範囲はかなり広い印象だ。

今回は可知豊さんが開発しているp5.js用のビジュアルプログラミングエディタのベータ版を紹介しよう。次のページへ行くと、Processingユーザーにはおなじみのマウスで円の軌跡を描くサンプルがウェブページ内で動いている。

Crafts

2015.08.26

人形好きじゃなくても楽しめるこけし作りのビデオ

岡崎靖男は、驚きの技を持つ鳴子こけしの職人だ。こけし人形に関する詳しい説明は、Collectors Weekly(英語)にある。「こけしはもともと日本の東北地方で、文化ー文政時代(1804-29)に生まれた」とある。第二次世界大戦以来、こけしはとくにアメリカ人観光客に好まれるようになり、ほとんどが観光みやげ用に作られるようになった。そのユニークさについて、Collectors Weeklyはこう解説している。

「こけし人形の特長は手足がないこと、そして、明るい花柄や幾何学模様が描かれていることだ。

Crafts

2015.08.25

製作期間6年のスーパーマリオ絨毯

1980年代に子どもだった人なら、『スーパーマリオブラザーズ3』がどんなすごいファミコンゲームだったかを知っているだろう。これまでのマリオのゲームと、より戦略的なマップレイアウトが組み合わさっていた。私にとってそれは、とても精巧なものに見えた。Kjetil Nordinは、そんなマリオ愛を、かぎ針編みのスーパーマリオ絨毯として昇華させた。製作時間は800時間。約6年半だ。

Nordinは、スポーツを学ぶために在学していたノルウェーの学校で、かぎ針編みの基礎を習った。

Science

2015.08.24

NASAがキュリオシティの3Dプリント用ファイルを公開

キュリオシティは大人気の火星探査ロボットだ。あの勇敢なロボットに我々が首ったけであることを知ったNASAは、とっても楽しいものを用意してくれた。3Dプリントできるキュリオシティのファイルが公開されたのだ。

NASA が一般公開している3Dプリントファイルは、どんどん質が高くなっている。キュリオシティには、シンプルバージョンと精密バージョンがあり、簡単に作りたい人にも、本格的に取り組みたい人にも合わせている。すべてのモデルにはベッドに接着するためのタブが付いている。

Fabrication

2015.08.21

すごーく便利なノートハック

このノートハックを見たときは興奮した。日本からのInstagramらしい。私もたくさんノートに書き込むし、仕事のアイデアやプロジェクトや地元の情報(旅行、食べ物、ショッピングなど)を日記に書いているけど、複数のノートやMaker’s Notebooksからひとつの項目を探し出すのは大変な手間。この問題を解決してくれる唯一の方法は、時間をかけてすべての索引を作ることだ。

だが、この方法を使えば、とっても簡単に巻末に(巻頭でもかまわない)に索引が作れる。そのやり方をお見せしよう。

Electronics

2015.08.21

Makerのためのハム入門

Jon Platt(WØZQ)が持っているのはマイクロ波ハンドヘルド放送局だ。送信機と受信機とホーンアンテナがひとつにまとまっている。これを使って、Jonは数百キロメートル先の相手と交信したことがある。電波は雨や温度逆転層などの気象環境の中を反射しながら伝わっていく。(写真:Bruce Richardson(W9FZ)。協力:ARRL)

アマチュア無線、または「ハム」という言葉を、友だちか、じっさいにハムをやっている人から聞いたことがあるだろう。ハムとはいったいなんなのだろうか。

Electronics

2015.08.20

Raspberry Pi上のnode.jsでLEDマトリクスを制御

秋葉原で2380円で売られている320x160mmのマトリクスLEDをRaspberry Piからコントロールする例。「サーバにしたりWebSocketで通信したりしやすい」ということで、サーバ側はnode.jsを使って実装されている。node.js用のSPIライブラリである”pi-spi”の使用例としても面白い。

ソースは下記のページで公開されている。

Electronics

2015.08.19

Linuxとクリエイティブ・コモンズで9ドルコンピューター CHIPがオープンに

あの9ドルコンピューター、CHIPがどこまでオープンになるのかと思っていたが、恐ろしいほどオープンだった。

欲しいファイルはここにある

オープンハードウェアのファイルと、Next Thing Co.の資料のページだ。

カリフォルニア州オークランドのNext Thing Co.がCHIPをローンチしたときは、その性能(1GHz R8 ARMプロセッサー、512MB RAM、4GB NANDストレージ、WiFiおよびBluetooth内蔵)と、クレイジーなまでの低価格(わずか9ドル。