Electronics

2015.10.27

教員向け講習から発表会まで一貫して提供するArduino公式教育プログラム(学校教育とMaker)

昨年ローマのMaker FaireでArduinoのMassimo Banziが言った。「Arduinoは今スウェーデンやスペインで教育プログラムを展開しているよ。教員向けだからまだ知られていないんだ」

それから1年。先日のMaker Faire Rome 2015ではIntelとの提携で実現したわずか27ユーロという低価格の新しいボード「Genuino101」が発表され、これから同社の教育プログラムでも活用されることがアナウンスされた。アメリカ、スウェーデン、スペイン、イタリア、そして中国など世界1万校以上で展開されるという。

Other

2015.10.26

MakerCon Tokyo 2015 — 「テクノロジーに関するギャップを埋めることで潜在的なメイカーをメイカーに変えたい」小林茂さんインタビュー(前編)

いよいよ開催まで2週間を切った「MakerCon Tokyo 2015」。今回、プログラムチェアを務めていただく小林茂さん(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター 教授)に、MakerCon Tokyo 2015のプログラムと、その背景にある小林さんの活動についてお聞きしました(後編)。なお、タイトルや本文にある「メイカー」と「メーカー」は、どちらも英語表記は「Maker」です。しかし、メイカームーブメントに関わる文脈では、日本語として「メーカー(企業)」「メイカー(個人の作り手)」の2つの表記が可能になります。

Other

2015.10.26

MakerCon Tokyo 2015 —「メーカーがつくるメイカースペースとメイカーコミュニティのいい関係」

Maker Faire Tokyoでは、ユニークな発想と高い技術力(と親しみやすさ)で参加者を楽しませてきた「品モノラボ」。その背景には、ソニーの2つの新しい取り組みがありました。本セッションでは、企業(メーカー)と個人の作り手(メイカー)のコラボレーションを探ります。

なお、Sony-Creative Loungeに関しては、以下の2本の記事にて詳しく紹介しています。

Fabrication

2015.10.26

ディズニー映画をモチーフにしたかっこいい最新義手

義手にはさまざまな種類がある。余計なものをすべて取り除き、できるだけ安価にしたものから、もう片方の手にそっくりに作ったものまでいろいろだ。なかには、自分の好みに合わせて装飾を行う人もいるが、あまり一般的ではない。

できるだけ多くの人に機能性が高く安価なバイオニック義手を提供しようというグループ、Open Bionicsは、人気映画をモチーフにした新しい義手を作ると発表した。よく目立ち、人の注意をひき、みんなを楽しませてくれる義手だ。

Electronics

2015.10.23

30ドルでセンサー内蔵、Curie搭載のArduino 101

Maker Faire Romeで、IntelとArduinoは心臓部にIntelのCurieモジュールを採用した新型ボード、Arduino 101を発表した。発売は2016年の第一四半期を予定。価格は約30ドルとなる(アメリカ以外では、Genuinoとして販売される)。

Curieに含まれる技術によって、Arduino 101には、6軸加速度センサー、ジャイロスコープ、Bluetooth無線通信用ハードウェアを搭載する。さらに、おなじみのArduino UNOと同じ入出力能力を持つ。

Kids

2015.10.22

100年分8千冊の技術雑誌を集めた図書館を作るプロジェクト

吉崎武さんは8,000冊の技術雑誌を持っている。これを図書館として公開したいとクラウドファンディングプロジェクトをスタートした。蔵書となるのは『子供の科学』、『学研の科学』、『模型とラジオ』、『ラジオの製作』、『初歩のラジオ』などを含む、科学・技術、ラジオ・無線、エレクトロニクス、コンピュータ、模型・工作、船舶、鉄道、航空、漫画・アニメ、SF・映画、教育・学習、ライフスタイル、軍事関連といったジャンルの雑誌だ。

すでに場所は確保済みで、今回募るのはシステム開発費用の一部である100万円と、蔵書を整理して収納するための本棚製作費用の一部の100万円。

Electronics

2015.10.21

砂浜に絵を描くディズニーのかわいい亀型ロボット

ディズニーの亀型ロボット、Beachbotは、レーザースキャナーと自動熊手を使って砂浜にサンドアートを描く

この地球上では、砂浜に亀がいることはそう珍しくもないが、亀型ロボットに出会ったら驚くだろう。しかもそれは、砂浜に絵を描いているのだ。これはETH Zurichが開発したBeachbot。砂浜にサンドアートを自動的に描くように作られた。

ディズニーの補助を受けた研究者たちが、砂浜を訪れる人たちを驚かせるロボットを作った。見て楽しいのはロボットだけではない。それが描くものも、また楽しい。

Crafts

2015.10.20

Amazonが手作り品を販売するプラットフォーム「Handmade」を開始。 Etsyと肩を並べる

Eコマースの巨人、Amazon(Amazon.com)がHandmadeを立ち上げた。個人アーティストが手作りの品々を展示し販売するためのプラットフォームだ。ジュエリー、ホームアンドキッチン、ベイビー、ライティングの4つのカテゴリーのショップフロントには、すでに8万件以上のアクセスがあるという。「私たちは、みなさんがクラフトのエキスパートであることを理解しています。なので、ここはみなさんの話を発表するのに相応しい場所です」と、6月に発表されたプロモーションビデオでAmazonは言っている。

Fabrication

2015.10.19

レビュー:Formlabの新型3Dプリンター「Form 2」

Formlabsは、これまでに学んだことのすべてをForm 2につぎ込み、トップの座を守った。

Formlabsは、Form 2を発表した。技術的イノベーションによって、本体とともにプリント可能範囲が大きくなった。これは単なる改良版ではない。ステレオリソグラフィー(SLA)方式のプリンターをデスクトップ型にするという、再構築が行われている。価格は3,499ドル。前回のモデルと異なり、今回はKickstarterは利用しない。

「Make:」は、Formlabs本社に招かれ、ベータ版のForm 2をテストすることができた。

Electronics

2015.10.16

ゴーストや死神が空を飛ぶ。友だちを震え上がらせる6つのドローンおばけ

ドローン(正しく言えばマルチコプター)は、いろいろ遊べて楽しい。もともとの使い方で飛ばすだけでも楽しいのだが、ハロウィーンの衣装を身につけると、クレイジーなものに変身する。ここにドローンを使った6つのおばけを紹介しよう。

ゴースト・クアドコプター

このビデオのタイトルは、ずばりGhost Quadcopterだ。みんなもこんなおばけを想像していたんじゃないかな。ゴーストのコスチュームをクアドコプターにくっつけただけで、4つのモーターとプロペラは外に突き出ている。