Electronics

2012.05.01

メガネ式拡張現実を自作するDIY Project Grass

Project Glass式の拡張現実がメジャーな製品として現れるまでには、まだちょっと時間がかかりそうだけど、拡張現実ハッカーのWill Powellが市販の部品から自作する流れは続いている。Powellのデモムービーを見てほしい。Vuzix HUDに、マイク付きヘッドセットとウェブカメラを数台とDragon Naturally Speakingを組み合わせてこのシステムを作った。ユーザインターフェイスも自作だ。おそらく作り物ではないこのムービーでは、いろいろなタスクをこなしてくれるようだ。

Electronics

2012.04.30

Maker Conference Tokyo 2012

2006年のMake日本語版発売、また2008年のMake: Tokyo Meetingの開催から数年を経て、自らの手でモノを作り、その成果を多くの方と共有する「Makerムーブメント」は、ここ日本でも大きな盛り上がりを見せています。そしてこの秋、これまで開催してきたMake: Tokyo Meetingは、米国、その他の地域と統一名称のMaker Faireとしてリニューアルする予定です。
その節目のイベントとして、Makerを取り巻くさまざまな課題をディスカッションするためのカンファレンスを6月2日(土)に開催します(有料のイベントです)。

Other

2012.04.30

Making Things Move刊行記念イベント「トークセッション&工作の休日」

書籍『Making Things Move』の刊行を記念してミニイベントを開催します。訳者・金井哲夫さんと監修者・岩崎修さんによるトークセッションや作品展示、そして誰でも参加できる工作ワークショップを予定しています。ゴールデンウィーク最後の休日はみんなで「うごくもの」を作りませんか?
日時:2012年5月6日(日)
場所:横浜・黄金町 カフェ試聴室その2
時間:13:00~17:00
 13:00~15:00 工作+展示(自由参加)
 15:30~16:30 訳者と監修者によるトークセッション(要予約 トークセッションは満席となりました)

トークセッションの席数に限りがあるため、申し込みページより予約をしてからご参加ください。

Electronics

2012.04.27

Soapbox:偽オープンソースハードウェア ─ 偽物を掴まされないために

上の写真は偽Arduino。
ニューヨーク市内の、私が住んでいるところから歩いて15分ほどのところにあるカナルストリートでは、あらゆるものの偽物が売られている。世界中から集まってきた男女が肩を寄せ合いながら街頭に立ち、「ルーイビトーン、DVD、ローレーックス」と声を張り上げている。観光客が彼らに群がり、財布や腕時計の安物の贋物を買っていく。本物だと信じて買う人たちもいるが、たいていの人はただ安いから買っているだけだ。価値のあるブランドを築き上げれば、かならずその偽物が現れる。

Electronics

2012.04.26

盲ろう者と話ができる手袋

盲ろうの人たちとのコミュニケーションは、古くから「触読手話」など、体に触って文字を伝える方式がとられてきたが、もっと早く簡単で、どこででもコミュニケーションが取れる方法を研究しているベルリンのDesign Research Labでは、双方向の会話を可能にするMobile Lorm Gloveを開発した。盲ろう者は、感圧素材の手袋に指で触れると、それが文字列に変換されてブルートゥースを通じてスマートホンに送られる。スマートホンから送られてきた文字情報は、手袋の甲側に配置した小さな振動モータで触読手話として手に伝えられる。

Other

2012.04.25

IDEO Make-a-Thon

国際的なデザインコンサルタント会社、IDEOがクールなハッカソンを開始した。
もともとは、ハッカソンを企画していました。そしてこの考えを、一歩進めて次回につなげようと思いました。いろいろな分野の週末プロジェクトのチーム、と言ってもソフトウェアエンジニアとデジタルデザイナーといった組み合わせだけではなく、工業デザイナーと建築家と、まったく別の分野の問題解決を得意とする人たちを、どうしたら合体できるのか。デザインを原動力とした新しいイベントは作り出せないか。

Crafts

2012.04.25

DIYカメラスライド装置

MakerのDaniel Colvinは、木材とヒモと、ちょっとした部品を使って、このシンプルなカメラをスライドさせる装置を作った。台に固定したカメラは、K’nexのギヤードモータが巻き上げるヒモに引っ張られて移動する。

トラッキングショットを撮りたいと思ったら、これまでは車輪とパイプを使った装置を使うしかなかった。だから、Danielのこの安価な方法はありがたい。

Electronics

2012.04.24

Android でコントロールするインタラクティブミラーの試作品

Open Gadgets が開発した Interactive Mirror は、 IOIO Microcontroller とブルートゥースモジュールを使って、Android スマートフォンとつながっている。画像ビュワー、Magic 8-ball などのアプリが使えるほか、鏡にストリームビデオを映し出すこともできる。ハーフミラーの裏側には、32 x 16 ピクセルの LED マトリックスディスプレイがあり、美しい額縁で飾られている。いいね。