Fabrication

2012.04.13

Makerslide ─ 3Dツールの試作がずっと簡単に

MakerslideがInventables から販売されるようになった。
これが大いに助かるという人と、ぜんぜん関係ない人がいると思う。私たちが使っているパーソナル製造機器は、三次元空間に素材を追加したり削ったりするものが多い。木を削るCNCフライスマシンも、プラスティックを重ねていく3Dプリンタも、コンピュータがトラック上のヘッドを正確に動かして作業を行う仕組みになっている。こうした3Dツールを開発している人にとっては、Makerslideが入手できるようになったのはグッドニュースだろう。

Kids

2012.04.13

Noisy Jelly ─ Jelloのテルミンキット

Raphaël PluvinageとMarianne Cauvardが開発したNoisy Jelly。音の出る化学実験セットで、水と寒天の粉を混ぜてゼリーの素を作ります。色をつけて、型に流し込み、10分待つと、ゼリーが固まるのでゲームボードの上に置きます。そして、そのゼリーを手で触ると、ゲームボードからいろいろな音が出ます。
ゲームボードは容量センサです。ゼリーの形や塩分、指との距離や圧力などによる信号の変化を音に変換します。

Fabrication

2012.04.12

ポピュラーメカニクスのライターが勧めるTinkercad

3Dプリント解放戦線の最前線からのニュース。「ポピュラーメカニクス」誌のライター、John Hermanは、3Dモデリングと3Dプリントの初心者に最適な方法を、自らが実験台となって探した。彼はこう書いている。「入口を探していたら、Tinkercadというアプリに出会った」
Tinkercadのどこが気に入ったのだろう? ウェブベースのソリッドモデラー(メッシュモデラーではない)で、初心者にもわかりやすいシンプルさで、すぐに3Dプリントできるモデルがたくさん用意されている。

Electronics

2012.04.11

Eagleファイルから3Dのプリント基板モデルを自動的に作り出すSketchUpプラグイン

まだ試してないけど、やられたなー。EagleUpはスイス人エンジニアのJerome Lamyが開発したプログラム。ImageMagickをインストールするとSketchUpの内部で走るようになる。Cadsoft Eagleで書き出された画像データから回路の3Dモデルを自動的に作ってくれる。さらに、基板の上には、あらかじめ用意されているパーツのモデルが並べられる。パーツモデルは、このスクリプトに付属しているものもあるが、Googleの3D Warehouseや、Dangerous Prototypesのライブラリのものも使える。

Science

2012.04.10

宇宙を目指すパルスジェットエンジン機

名古屋市のPDエアロスペース社が飛ばした実験機の映像。機体下にパルスジェットエンジンを2機搭載している。ジェット燃焼モードとロケット燃焼モードを兼ね備えるパルスデトネーションエンジン(PDE)を開発するための実験だ。PDEが実現すれば、単一のエンジンで宇宙まで到達することができ、より経済的な宇宙飛行が可能になる。一民間企業として有人宇宙機を開発することが、この会社の目標だ。

Crafts

2012.04.09

QRコードキルト

Mini Maker Faire North Carolinaの主催者、Jon Danforthが、Mini Maker Faire North Carolinaのスポンサー、Spoonflowerのかわいいプロジェクト、QR Code Quiltのことを教えてくれた。スマートホンやiPadのアプリでスキャンするとウェブサイトにつなげてくれたり、製品の詳しい情報を表示してくれたりするQRコードは比較的新しい技術です。今では、シリアルの箱からバス停の標識まで、いろいろなところに使われています。

Electronics

2012.04.09

3Dプリント基板

基板をプリントするという、Thingiverseの会員、Carryのグッドアイデア。このプロジェクトの目標は、おもにオープンソースハードウェア用の簡単な電子回路を3Dプリンタと、人の手と、それに準ずる簡単な工具と、高度な電子パーツ(コンデンサ、モータ、トランジスタ、それに、大量生産されたマイクロコントローラやシールドも!)だけでパーソナル製造することにあります。ハンダ付けもブレッドボードも使わず、OpenSCADで作ったペグボードと部品ホルダで組み立てます。部品同士は導電性糸で結び合わせます。

Other

2012.04.06

助け合うMaker

少し前、Adam EllsworthとBryan Duxburyの楽しい Cube Lampの記事を掲載した。そこでは、Makerスペースで起業家とMakerが出会ってビジネスを立ち上げるまでの話が詳しく紹介された。
私はサンフランシスコのTechShopを利用しているので(数カ月前から作業場の入口にCube Lampが吊り下げられている)、Adamとも知り合いで、彼のプロジェクトのことも知っていた。それが、GizmodoやG4と並んで、このMakerでも大きく紹介してもらえたことを、とてもうれしく思っている。

Fabrication

2012.04.06

自作自転車用の溶接治具

ミネソタ州ミネアポリスに住むDave HeissererとDillon Hodappは、クラウドファンドで出資を受けた自作自転車の溶接用治具、Jiggernaut(ジガーノート)を開発している。Daveと私は何年も前から自転車フレームを自作したいと考えていました。自転車マニアであり、物作りも好きなので、心に響くユニークなフレームを作ることに特別な意味があったのです。
フレーム作りについて調べてみると、「フレームジグ」と呼ばれるフレーム作りにとても便利なものがあることを知りました。