Crafts

2012.05.15

BotSpot ─ オープンソースのアートロボット

アートとロボット工学を合体させてオープンソースにしたら何ができる? 技術畑出身の2人のアーティスト、Carter StokumとWayne Campbellは、ずっとその答を探っている。これに情熱を燃やす2人は、現在、Kickstarterキャンペーンで、その答を探るコミュニティ作りのための資金集めを行っている。
2人の出会ったのは、先生と生徒の関係としてだった。TechShopの講師をしていたCarterのもとで、Wayneはいくつもの授業を受けている。

Fabrication

2012.05.14

時計をシミュレートする機械式CPU

Lior ElazaryのMechanical CPU Clockにはそそられる。これは、CPUの働きをシミュレートする時計だ。CPUに何か意味のある働きをさせたいときには、何をするかを伝えなければなりません。それは、命令という形で伝えます。この時計では、構造を単純化するために、「時」の表示だけに絞り込みました。つまり、Hours(時)という名前の変数に1ずつ足していき、合計が11であるかどうかを確認します(時間を0ベースで示しているので、12は0になります)。条件が正であれば、変数を0に戻します。

Electronics

2012.05.14

How To:自家製エレクトロニクスを機内持ち込みするために

これまでMAKEでも、Secret Knock Gumball MachineやTacit Ultrasonic Bat Gloveなどの記事を書いているSteve Hoefer は、TAS(米国運輸保安局)と揉めることなく、自作の電子装置を飛行機の機内に持ち込む方法についてブログで語っている。隠すのではなく、よく説明することだ。TSAの職員は、我々の荷物を調べるときに、そこを見ている。
わかりやすいラベルを貼って整理し、TSA職員に見せるための簡潔な書簡を添え、連絡先を明記する(ボックスごとに名刺を入れるなど)。

Crafts

2012.05.11

Choc Creator – チョコレートの3Dプリンタ

チョコレートは大好きな工作の素材になるに違いない。融点は低いし、固まれば適度に固くなる。それに、ABSよりもずっと美味しそうなバターの香りがする。いつか、ポリ乳酸からチョコレートに切り替えたいと考えていたあなたには朗報だ。チョコレートプリンタ、Choc Creatorが今年の後半にも発売される。価格は同等の3Dプリンタの2倍ほどだが、食べられるってところは大きいよ。

Other

2012.05.11

中国で初めて開かれたMini Maker Faireの写真

今月のはじめに、中国の電子製品の開発製造業地帯として知られる深圳経済特区で初のMini Maker Faireが開かれた。海外からは サンフランシスコのMitch Altmanや日本の伊藤元など、そして北京や地元のハッカースペース、ChaihuoのMakerたち60名以上が集まった。出展されたプロジェクトは、ロボット、eggbot、3D POVディスプレイ、ピアノの部品を使ったオモチャなどなど。粘土のモデリングを教えるテーブルや、いつも大人気のハンダ付け教室も開かれていた。

Electronics

2012.05.10

世界最小・最安値と思われるADK対応Arduino互換機

Harpy nanoは世界最小・最安値と思われるADK対応Arduino互換機。Androidスマートフォンに接続して周辺機器の開発に活用できる小さなボードが2,880円で手に入る。大量生産ではなく、手作業やFabLabの活用で、低コスト化を実現している点が興味深い。
最初の数枚にかかった費用は数万円、販売開始時点の150枚の生産費用は約30万円で、初日に回収できました。小規模すぎて本職には笑われましたが、世に必要とされるものをリスクなく、自力で作れたことに満足しています。

Science

2012.05.10

レゴの人工骨製造機

人工骨組織の研究を行うケンブリッジ大学の学生が、新しい合成骨サンプルを作り出す自動装置をLEGO MINDSTORMSで作って使用している。サンプルをさまざまな溶液に何度も浸してテスト用の化合物を作るのだが、この作業が自動化に向いていた。Googleサイエンスフェアの宣伝用として、Googleは彼らのプロジェクトのビデオを制作している。

Electronics

2012.05.09

インクジェットプリンタをプリント基板プリンタに改造する

どんな小さな技術も時代遅れになるということはない、という証明だね。MakerのRyan Pourcillieは、エプソンC86インクジェットプリンタを改造して、自作の金属製印刷トレイに載せた銅をコーティングした板に回路をプリントするというもの。プリンタのシャシーには、ドレメルを駆使して細かい改造が加えられている。インクは、エッチング液をはじく特殊なもの。センサーをごまかして、ずっと紙に印字しているように思わせている。何度かのテストと失敗を繰り返した末に、ついにRyanは成功を勝ち取った。

Other

2012.05.08

動くものを作るワークショップ

連休最後の休日に開催した『Making Things Move』の刊行記念イベントへお越し頂いた皆さん、そしてご協力くださったカフェ試聴室の皆さん、ありがとうございました。
金井哲夫さんによる針金クランクトイと、岩崎修さんによるDIYモーターのワークショップには、いつも工作に集中する人がいました。上の写真は、今回のワークショップのために岩崎さんが開発したDIYモーターキットの完成状態。電池ケースにもなっている赤い台座は、最近導入した3Dプリンタで出力したもの。設計にはWebベースのCADツールTINKERCADを使用したとのこと。