Electronics

2012.05.23

進行波型全方向移動カタツムリロボット

中央大学・中村研究室によるカタツムリの動作を模したロボット。病院や工場などの狭い通路では、任意のコースへ移動できる全方向移動機構が必要とされている。 しかし、従来のオムニホイールには滑りやすいという欠点がある。 そこで、接地面積が大きく滑りにくいカタツムリの移動機構に着目して開発されたのが、この進行波型全方向移動ロボットTORoⅡ。
同研究室ではファンによる圧力差を利用して壁に吸着し、垂直方向に移動するカタツムリロボットも開発中。

Kids

2012.05.23

Adafruitの楽しい技能パッチ

AdafruitのPhil Torroneは、袋いっぱいの Maker技能パッチを送ってくれた。今日、学校から帰ってきた9歳の娘がこれを見て、テックス・アヴェリーが描くオオカミのように目を飛び出させていた。私は、これは全部キミにあげるけど、それぞれの技能を身につけなければダメだと教えてやった。まずは、娘といっしょにLEDパッチの獲得を目指そうと思う。

Crafts

2012.05.22

マリオのからくりペーパークラフトに挑戦

我々の仲間で器用なMaker、Meg Allan Coleは、ペーパークラフトのからくり作りに挑戦している。彼女の作品を紹介しよう。 -Gareth

Automaton(からくり)は、木や金属や紙で作った自動機械のこと。なかでも紙は、手軽にオリジナルの作品を作れる入門者に最適な素材です。紙を使ったアートを追求してきた私は、いつか作ってみたいと思っていました。今回紹介するビデオは、懐かしいニンテンドーのマリオブラザーズを題材にしたからくりペーパークラフトの作り方です。

Electronics

2012.05.22

したたり落ちる水のトリック

FacebookユーザのBrusspupは、簡単だけど面白い実験を見せてくれた。スピーカーの前に水を垂らし、24Hzの音を出すと、水が定常波の形になる。23Hzにすると、水滴が下から上に昇るように見える。カメラは通常の 24fps で撮影している。サイン波の周波数がフレーム数に近づくと、こうした目の錯覚が起きるのだそうだ。

Electronics

2012.05.21

フルスクラッチで8ビットコンピュータを作る

Kyle Hoveyは8ビットのTTLコンピュータを一から作ろうとしている。8ビットコンピュータの作り方を、できるかぎり学びたいと考えました。そして、これはまさにコンピュータ開発の足跡そのものであることに気づきました。私はMagic-1コンピュータの開発者にメールを出して、どこから始めたらよいかを聞きました。すると彼は、70年代末に書かれた『Digital Computer Electronics』(Albert Malvino)という本を紹介してくれました。この本がなければ、このプロジェクトは実現していなかったでしょう。

Electronics

2012.05.18

Soapbox:私の好きなArduino互換「クローン」と派生品トップ10

先週、このコラムで偽Arduino(Arduinoの名前とロゴと商標を無断使用しているもの)について書いた。純正のArduinoだと騙って販売されているものは、以前から問題にされてきた。こうした意見記事というのは、いろいろなコメントが寄せられて面白い。当然、いろいろな意見が寄せられる。たとえば、商標は国際的に拘束力を持つものではないから、偽造品も問題はないと考える人たちがいる。コードや設計を共有するオープンソースの利点を喧伝するよりも、今はまだ商標や特許や著作権といった知的所有権を尊重すべきだとも訴えている。

Electronics

2012.05.17

折るだけでピッタリの長さになるピンソケット

いま電子工作愛好家の間で話題の製品がコレ。ペンチでペキッと折って、簡単に思い通りの長さに加工できるピンソケット。秋月電子の新商品。1列と2列のタイプがあります。従来の「折り目」がないタイプは1ピン分を犠牲にして無理矢理切り離しヤスリでゴシゴシ削って仕上げていたんじゃないでしょうか。それに比べると生産性も仕上がりの美しさも段違い。ソケットを使う工作が楽しくなります。

Other

2012.05.16

MCT2012: behind the scenes

このセッションでは、クライアントワークから自主的なプロジェクト、さらには製作スペース”4nchor5la6″(アンカーズラボ)の運営に至るまで多岐にわたる活動を繰り広げる、石橋素、真鍋大度の二人をゲストに迎え、制作活動の舞台裏の紹介を通じて、openFramewoksから生体センサー、kinectから工業用ロボットアームに至るまで、様々な同時代のテクノロジーを駆使するにあたっての産みの苦しみ、そして悦びを参加者とともに話し合います。

Fabrication

2012.05.16

Arthur Ganson作『コンクリートの中のマシン』

動く機械アーティスト、Arthur Gansonの記事はこれまでにも紹介して大絶賛を贈っているが、今日、コンクリートに関することを調べていたら、この作品が目に飛び込んできた。Machine with Concrete(コンクリートの中のマシン)は、12個のウォームギヤと平歯車を組み合わせたパワートレーンだ。ギヤの各組が回転速度を1/50に落としている。入力軸には常に200rmpの回転が加えられるので、出力軸の回転数は1/50の12乗rmpとなる。