Electronics

2011.01.18

レーザーカッターでプリント基板

MITのタンジブルメディアグループのJean-Baptiste Labruneと彼の研究チームは、レーザーカッターを使って日常の材料からプリント基板を作る研究をしている。そこには賢い技がある。レーザーで金属を切るのはとても難しい。そのため、金属板をレーザーで切り抜くという手法はとらなかった。その代わり、金属以外の素材にマスキングテープを貼り、電気を通したいところにレーザーで溝を掘るようにした。この溝に導電性の塗料を筆で塗り込み、テープをはがすのだ。これを作る工程の写真がFlickr setで見られる。

Electronics

2011.01.17

迷えるブルドーザーを食い殺すKruppのモンスター掘削機

この写真を発見したときは、なんとも奇妙な気分に襲われた。最近、『ボーダーランズ』にハマってたんだけど、ゲームの中のモンスターマシンが実は現実のもので、というか、その本物のモンスターマシンはゲームのなかのマシンよりも巨大だったなんて、未体験のことだったからだ。Dark Roasted Blendにこのモンスターの詳細が書かれている。

Electronics

2011.01.17

デジタルびんの手紙

ITPの学生グループが製作したインタラクティブに物語を見せてくれる作品、Message in a Bottleだ。ビューワーに創造的な工夫がしてある。ビューワーは、普通のガラスびんと木の板だけで作られています。板の上に5つの場所にそれぞれ話が割り当てられています。板の上でびんを動かすと、場所によって異なる音が出ます。5つの音声信号は5つの話に関連したもので、それぞれその場所へのガイドとして機能します。5つある話のスポットのひとつにびんを置くと、画像やアニメーションがびんの中に投影されます。

Science

2011.01.14

ISSが月と太陽を横切る奇跡のシャッターチャンス

どちらの写真も、フランス人天文写真家のThierry Legaultが地上から撮影したもの。
上の写真は、ISSが満月を横切るところ。フランスのアブランシュで、2010年12月20日、協定世界時21:34に撮影された。もちろんISSは月よりもずっと地球に近いところを飛んでいる。対地速度は秒速7.5キロ。つまり、ISSが満月を通過する時間は、わずか0.55秒ということ。Legaultはそれを承知で準備を行い、撮影に成功した。
次の写真は、さらに衝撃的。月の部分日食とISSのダブル食だ。

Electronics

2011.01.14

Arduino UNOとMega 2560の正確なピン配置図

Layneの記事より –
Arduino用のシールドを開発したいとお考えなら、Arduinoのピンとホールの位置を正確に知らなければならない。私の場合、ちょっと探してみたけど、Arduino UNOと Arduino Mega 2560の正確な技術情報は得られなかった。そこで、Arduinoのウェブサイトにあったプリント基盤のデザインファイルから、そこから両機種の正確な設計図を起こした。データはSVG形式のベクター図形になっている。ここに表示している図は低解像度のPNGだ。

Electronics

2011.01.13

『Arduino The Documentary』ついに公開!

dcuartiellesの記事よりArduino The Documentary が完成した。ずっと楽しみにしていたが、とうとうVimeo(英語版、スペイン語版)で公開された。Archive.orgからダウンロードもできる。ムービーファイルはクリエイティブ・コモンズ表示-継承3.0ライセンスのもとで再配布ができる。製作者は現在、すべてのインタビューと、さまざまなロケーション(ニューヨークのITP、Parsons、Adafruit、そしてMakerbot。

Crafts

2011.01.13

自分の似顔絵入り目出し帽

Andrew Salomoneは私の電子編み機を使って、このIdentity-Preserving Balaclava(誰だかよくわかるバラクラバ帽)を編んだ。
木綿の毛糸から編んだ目出し帽です。画像は、あらゆる方向から撮影した自分の頭の画像をPhotoshopで1枚の長方形の絵にして、ビットマップファイルにしました。これと同じ画像を、前に作ったオリジナルのIdentity-Preserving Balaclava プロジェクトに使用しています。

Electronics

2011.01.12

シンプルなマスタースレーブ式ロボットハンド

自分の手を握ると、ロボットの手も握ります。いくつかの動画を見て分かった範囲のことを書きますと、軍手のなかにはフィルム型の曲げセンサーが1本入っています。その状態をArduinoが読み取って、3つのサーボをコントロールし、握るという動作を実現しています。ハードウェア的にはとてもシンプルな構造です。

Electronics

2011.01.12

Dorkbotのプリント基盤共同購入作戦

Dorkbot PortlandのLaenは、プリント基板の共同購入 PCB Orderプロジェクトを1年前に開始した。友だちから試作ボードの注文を集めて、大口にして製作業者に発注するというものだ。細かいボードをひとつの大きなボードにまとめて発注したほうが、細かいボードをバラで発注するよりも安くなるそうだ。そこで、みんなの注文を集めてまとめて発注することで、ひとりあたまのコストも下がるというわけ。今のところ順調にいっているようだ。