Electronics

2011.09.30

製品開発の扉を開くArduino Leonardo

Arduino Leonardoは、World Maker Faireで Arduinoチームが発表した最新Arduinoのひとつ。Arduino Unoの後継機ではなく、その派生型だ。表面実装パーツだけを使ったシンプルな回路で低価格化をはかった。ボクにとってすごく魅力的なボードだ。
LeonardoのICはATmega32u4。ATmega328の機能をすべて引き継ぎ、SRAMが0.5kだけ増えて、USBポートが実装された。

Electronics

2011.09.30

カメラ+レコードプレイヤー+レーザー=360°スキャナー

Sebastian Korczakは、レコードプレイヤーにArduinoとデジカメとレーザーポインターを加えてちょっと改造して、360°回転式の3Dスキャナーを作った。Korczakのレーザーポインターには特別なレンズが組み込まれ、リニアなレーザー光線を出せるようになっている。このレーザー光線が空間をスキャンしたときに生じる歪みとビデオのデータがPythonのスクリプトで処理され、スキャンした物体の点のクラウドを作り上げる。これの方法で、部屋全体をリアルタイムでスキャンできる。

Electronics

2011.09.29

穴があったらほじりたい

「切り株の穴をほじる」という行為を疑似体験するシステム。内部にはセンサとアクチュエータが多数配置されていて、つつかれ感や異物感など、生き物が住んでいるかもしれない穴特有の感覚が提示される。電気通信大 小池・野嶋研究室による提案。
2011年10月8日より日本科学未来館で開催される第19回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストで展示される予定。

Kids

2011.09.29

Zero to Maker(ゼロからのMaker):レーザーカッターを習う

これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。 – Gareth

「これはほんの手始めです。紙のほかに、ガラスを彫り込んだり、アクリルを切断したり、皮に焼き付けたりもできます。

Electronics

2011.09.28

回路タトゥー – ギークファッションの新次元

ニューヨークで地下鉄に乗っていたとき、ウィリアムズバーグ系のヒップスターが入れていたこのタトゥーが目に入った。降りる駅が近づいていたので、彼とはほんの少ししか話ができなかったが、彼によると、それはギターアンプの完全な回路図だということだ。技術の現場では短命に終わる回路図が、ヒップスターのタトゥーアートに昇華していたのかと知って感慨深いものがあったが、その一方でがっかりしたこともあった。聞けば、彼はミュージシャンで、腕に彫られた記号の意味はまったくわからないのだそうだ。

Crafts

2011.09.28

Thingiverseのキューブギヤ現象

今朝、Thingiverseのユーザーで私の同僚dougc314がブログに掲載した電動キューブギヤのビデオに目を奪われた。これは、別のThingiverseユーザー、emmettの、たくさんコピーされたネジなしキューブギヤを元に作ったものだ。角のギヤをひとつ外して、代わりに、キューブギヤがずっと回り続けるようにモータを埋め込んだ台に取り付けられている。
ネジなしキューブギヤは、emmettの2つめのプロトタイプ(最初のものはネジを使っていた)で、Greg Frostが2010年に作ったブロークンハートからヒントを得たdougc314は、この電動式を考えた。

Crafts

2011.09.27

ユートピアから来た機械

山口崇洋さんと管野創さんによるペインティングマシン。モータ搭載のスケートボードが壁に沿って移動し、スプレーを壁に吹き付ける。そのスプレーは2重振り子の先に取り付けられていて、スイングから生まれる軌跡がそのまま壁に残されていく。機械が生み出すグラフィティから、つい何かを読み取ろうとしてしまう自分に気付く。

CPUの負荷を光の瞬きとして視覚化しようとする飯沢未央さんの試み。DLPプロジェクタの映像をCPU温度の変化に応じて回転スピードが変化するファンに当てることでフリッカーを生成している。

Other

2011.09.27

クラウドファンドに米政府が期待を寄せている

Makeのエグゼクティブエディター、Paul SpinradはO’Reilly Radarに、クラウドファンドの控除への動きに関する短い記事を載せた。ちょっと抜粋しよう。
私も関わっているクラウドファンド控除の支持活動について、5月にも記事を書いたが、先日、ホワイトハウスは、オバマ大統領が提出した米雇用法案の一環として、米証券取引委員会と協力して、その方向で何らかの措置を行うことを発表した。大統領府科学技術政策局は、ウェブサイトで次のように説明している。

Other

2011.09.26

ドリル駆動トライク

ドイツ人デザイナーの Nils Ferber は、こんなオシャレで未来的な、電動ドリルで走るトライクを開発した。素材はステンレス。彼のチームが製作に協力している。

MAKE Volume 27(英語版)より
ドライバーは EX に前を向いて俯せに乗り込む。こうすることで「エキサイティングな走り」が楽しめて、ユニークな「背骨型ジョイント」のハンドルを操作できる。

EX は、ドライバーが体重を移動して足の付け根で挟んだ6軸背骨ジョイント、つまり斜体を捻るための背骨状の短い心棒を曲げて、思い通りの方向に向けるようになっている。

Electronics

2011.09.26

レーザーカットのフェルトジュエリー

Mariaは、フェルトをレーザーカットしたネックレスをMaker Faireで展示していた。工業用のウールのフェルトを使っているので、レーザーカットするときは髪の毛が焼ける匂いがする。彼女のブログ(英語)に詳しい情報や他の作品のことが書かれている。
– Chris Connors
訳者から:切断面が焦げているが、「それもまたアクセントになるでしょ」と彼女は話している。

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