Electronics

2015.02.19

ライブコーディングしたくなるProcessingモード

Processingリアルタイムtweakモード(Tweak+)は秋山耀さんのプロトタイプ。コードに変更を加えると、実行ボタンを押さずとも、その変更が即座に反映されます。たとえば、エディタ上で円の座標を表す数字を増減させると、同時に実行ウインドウの円の大きさもパカパカと変化する。試行錯誤が楽しくなる拡張です。

Processingの「モード」として実装されているので、Processingフォルダのなかのmodesフォルダにファイル一式を置いて、IDEからAdd modeすれば使えます。

Electronics

2015.02.18

Arduino IDE 1.6登場

新しくなったArduino IDEには、ボード検出機能が付いた。さらに、それに対応するポートもPortメニューに表示される。

2年をかけて開発された新しいArduino IDE Ver 1.6が公開された。これだけ時間が空いてしまったため、改良点はかなり多い。
複数のプラットフォームに対応。
ボードは自動検出され、シリアルポートと共にPortメニューに表示される。
ドライバとIDEはWindowsとMacOSXの署名入りになった。
処理速度の向上。

Fabrication

2015.02.17

600ドルのプリンターが2万ドルのプリンターに勝てるか?─ 仕上がりとコストを比較

インターネットとは本当に面白い場所だ。2人の見知らぬ同士が、驚きのオモチャを持ち寄って競争をしてくれた。こんな面白い話は伝えないわけにはいかない。かたやScott Hanselman。600ドルのPrintrbot simple metalを2週間前に買ったばかりだ。対するはBrandon Potter。2万2000ドルのStratasys Uprint SE +を所有している。彼らは同じファイルを使ってプリントを行い、その結果を公表した。

第一のステップは、双方のプリンターの性能比較だ。

Other

2015.02.16

メイカースペースが開かれた(インクルーシブな)場所であることが、なぜよいことなのか

メイカースペースのコミュニティには、大きな性の壁がある。STEM(理系)分野では、そうした性差による問題がよく現れている。一部には開放的になろうと努力している前向きなスペースがあるものの、かなり苦戦を強いられている。ただし不可能ではない。多くの実例(Artisan’s Asylumの溶接コースやDouble Unionの存在など)が開放的なメイカーコミュニティを実現している。現在、Pumping Station: OneのErica Teslaが同様の努力を行っていることを、私はうれしく思う。

Electronics

2015.02.13

ギーク御用達555タイマーのスツール

555タイマーのスツール

555タイマーは、もっとも有名でもっとも人気の高いICのひとつだ。1971年に開発され、書籍、ブログ、ニュースレターなどが毎日のように熱烈なファンに向けて出され、カルトに近い状態になっている。Imgurのユーザー、surfacetensionが555タイマーの形をしたスツールを作ったのもうなづける。

本物の555タイマーは、小さなシェルの中に28ものコンポーネントが詰め込まれている。しかし、このスツールは中が空洞の収納になっている。

Other

2015.02.13

ソフトウェアインキュベーターのY Combinatorがハードウェアスタートアップへの出資を開始

Y CombinatorのPrototype Dayで話をするPaul Graham(写真:Kevin Hale)

ほんの数年前、私はO’ReillyのWhere 2.0カンファレンスの客席に座り、ベンチャーキャピタルとスタートアップに関する講演を聞いていた。そのとき、有名なベンチャーキャピタルの人間が立ち上がり、その話の流れの中でこう言ったのだ。「我々はハードウェアには投資しない」と。

だが、状況は急激に変化した。

Kids

2015.02.12

ScratchでコントロールできるiPhoneロボット”Romo”

Kickstarter発のロボット”Romo”は、iPhoneが「頭脳」兼「顔」。2014年7月から日本での販売も行われている(Romo公式サイト)。

日本発の取り組みとして注目したいのはScratchとの連携だ。これまでも、RomoのSDKを使ってiPhoneアプリを作ることはできたが、2月末公開予定のScratch2romoというiPhoneアプリを使うことで、Scratchのビジュアルプログラミング環境からRomoとiPhoneにアクセスできるようになる。

Electronics

2015.02.10

ハンダ付けの名人芸:驚きの手作り時計

電子部品がたくさん並んだ上の写真は、実際に動く時計だ。Gislain Benoitが製作した傑作。物心ついたときからずっと電子工作をしてきたという人物だ。説明によると、この時計は単に時刻を表示しているだけでなく、腕時計に使われているマイクロチップを顕微鏡で覗いたときと同じ形に部品が並べられているのだという。

これだけのものを、プリント基板やブレッドボード上に「昔ながらの方法」で作っただけでも驚くだろうに、なんとGislainはハンダ付けを駆使して三次元構造に仕上げた。

Electronics

2015.02.09

Raspberry Pi財団の創設者 Eben Uptonに聞くRaspberry Pi 2

Raspberry Pi財団は新世代Raspberry Piの第一弾となるRaspberry Pi 2 Model Bを発表した。Eben Uptonも、さぞ語りたいことがあるだろう。

昨年7月、Model B+の発表の際に、Raspberry Pi財団の創設者であり、現在Raspberry Pi販売会社のCEOであるUptonは、高性能なRaspberry Piの発表は2017年になると話していた。しかし、車のドアミラーと同じで、ミラーで見えているより実際にはもっと近くにいることがある。

Electronics

2015.02.06

試験管型マトリクスLED懐中時計

細い試験管のなかに仕込まれたマイコンとマトリクスLEDが赤い光で時刻を表示する。美しい懐中時計。作者は高専5年のroboさん。回路図やソースは下記のページで公開されている。

実験室Danger – 試験管の中に時計を作ってみた!

このサイトには、他にも見応えのある工作がたくさん掲載されてます。