Crafts

2012.03.05

eテキスタイルのパックマンビーズ腕輪

Lish Dorsetが今日、CRAFTに載せた記事だ。昨夜、イーストランシングで開かれたMichigan Girl Geek Dinnerで名誉にもスピーチを依頼された(このイベントに関するレポートはまた後ほど)。いろいろな参加者やプロジェクトに出会えて、素晴らしい時間を過ごすことができたのだけど、そのなかに、このパックマン腕輪があった。手芸作家のJenny Schuが製作したビーズ作品。Jennyは長年ビーズを扱っているが、つい最近になってeテキスタイルの実験を開始した。

Crafts

2012.03.01

LEDマフラー

毛糸をリリアン編みで管状にし、内部にLEDを仕込んでいます。12Vのチューブ型LEDをコイン電池4枚重ねで駆動するのがポイントですな。さらにそれを3本集めて三つ編みにしてマフラーの出来上がり。

Fabrication

2012.02.28

3Dプリントで作る虫除け

キーウィーに住むプログラマでLifeboat Farm農園を営むJohn Hartは、農薬を使わずにRepRapで作った虫除けの効果を実験している。上の写真は熱溶解積層バタフライデコイだ。模様もついていて、細いプラスティックの棒の先に取り付けて土に挿す。棒はとても柔軟で、蝶は風に煽られて動き回ります。我々の目には明らかにプラスティックですが、重要なのは、この1週間、白い蝶が畑の上に飛来しても、どこにも降りずに飛び去ったという事実です。ここにこっそり卵が産める度胸のある蝶がいるかどうかは、じきにわかるでしょう。

Crafts

2012.02.24

Piccolo – 小さなCNCアートボット

PiccoloはポケットサイズのスタンドアロンCNCプラットフォームです。70ドル以下で、このArduino互換のキットを作って、いじって遊んだり、改良したり、3D出力機能を追加したりしてください。落書きを描かせたり、その場で1枚限りの名刺を書かせたり、またはPiccoloを何台も同期させて壁画を描かせたり、小規模な2Dおよび3Dのデジタル製造の実験用プラットフォームになります。シンプルを信条としたオープンソースハードウェアです。デジタル製造した部品と、普通に市販されているパーツを使って作りました。

Crafts

2012.02.21

ドアについて考える

みんな毎日使っているドアだけど、ドアについて深く考えることはあまりない。オーストラリアの読者、Emily T.がDave Delisleのウェブサイト、Geek Ideasに投稿した、ひとつのノブが裏表に回転して移動するドアのコンセプトが、私たちの生活を大きく変えるようなものなのか、自分にはよくわからない。
でも、面白いよね。見てて楽しい。考えて楽しい。毎日当たり前のように使っている単純な道具が違う形になったら、私たちの日常がどう変わるのかを考えるのも楽しい。

Crafts

2012.02.20

100万匹以上の蜘蛛の糸で作ったショール

Simon PeersとNicholas Godleyは、マダガスカルに棲息するジョロウグモの糸から生糸を作る研究をしている。彼らは120万匹のジョロウグモを捕まえて、2年間かけて糸を集め、金色のケープを2着作った。

このショールは、蜘蛛の糸から作られて衣服としては世界最大で、ロンドンのV&A 博物館に展示されている。この製作過程で蜘蛛は1匹も傷つけてはいない。糸を採取した蜘蛛は再び自然に戻された。1週間後には、またお腹いっぱいに糸ができているという。1匹のジョロウグモからは、一度に30から50メートルの糸を採取する。

Electronics

2012.02.17

iPhone用アナログビデオ編集機

パリで撮影された愛に関するドキュメンタリー映画にヒントを得て作った、向かい合って会話する2人の顔をひとつの画面に映す箱 The Love Box。画面を2分割することより、その名前に注目が集まる。カメラに対して16度傾けた鏡をスライドさせるという仕組みだ。[Wiredより]
– Adam Flaherty
訳者から:「世界一ローテクなアクセサリ」とビデオで言っているけど、仕上げは超高テク。

Crafts

2012.02.15

折り畳み式編み棒

Brett Beauregardの記事より:休息がほしかった。osPID(オープンソースPIDコントローラ)で数カ月間働きづめで、コードも制御アルゴリズムもしばらく目にしたくなかった。そんなときは、思ってもみなかったプロジェクトに没頭するのがいちばんだ。
つい最近、私は編み物を始めた。ただひとつだけ気になっていたのは、編み棒の長さだ。35センチもあり、バックパックに入れて自転車に乗っている間に曲がってしまわないかとずっと心配だった。
そこで、折り畳み式の編み棒があったら便利かもと思いついた。

Crafts

2012.02.13

Power of Making – V&A博物館のMaker展

昨年の9月から、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で、Makerムーブメントに関わる素晴らしい展覧会が開かれていた。1月に終了したのだが、この年末休暇でロンドンを訪れていた私は、自分の目で見る機会を得た。この展覧会は、世界中から製品、作り方、道具が集められていた。商業的ではなくアーティスティックな製品が中心で、単に面白いデザインやクラフトやアート作品もあったが、どの作品も、それを製作する作り手の技術がデモンストレーションされていた。

Crafts

2012.02.10

100ドル以下で作れる段ボール6足歩行ロボット

Mike Esteeはロボットの脚を段ボールからレーザーカットしてたが、それが6足歩行ロボットとして飛躍的な進化を見せた。彼の記事より。以前にも書いたけど、コストは計算方法によって変わってくる。今回のプロジェクトでは、材料費、組み立て費用、そして組み立て時間を重視した。設計にかかった時間は最適化の対象にはなっていないが、前回のプロジェクトの焼き直しなので、難しいことはなかった。冷徹な予算の壁に対して、我ながらよくやったと思う。こいつにかかった費用は、段ボールが1ドル、サーボが54.60ドル、サーボコントローラが29.95ドルだった。