2012.07.11
子供工作教室の5つの心得
英語版編集者より:Make別冊「Make: School’s Out Summer Fun Guide」(夏休みお楽しみガイド)には、戦闘、クラフト、いたずら、飛行、アウトドア、雨の日、音楽、電子、怪しい科学などといった、誰にでも楽しめて勉強になるバラエティーに飛んだ夏休みの工作が詰め込まれています。また、刺激的な若きMakerの紹介や、ここに抜粋した6人の教育者による楽しい物作りのための心得トップ5など、知っておくとタメになる知識も満載です。
放課後に子供たちが手を使う実践学習の場やグループを組織する親たちが増えている。
2012.07.04
ベスト・オブ・Maker Faire Bay Area分野別あれこれ:自転車、ロボット、アウトドア、アート
Maker Faire Bay Area 2012からもう1カ月も経つなんて、ぜんぜん実感がわかない。インスピレーションが竜巻のように吹き抜けた地球で最高の発表会だ。信じられないほどクリエイティブなアイデアやプロジェクトや、物作りを支持する大勢の素晴らしい人々との出会いは、今でも目眩を覚えるほど強烈だった。そこで取り戻した人間性を大切に、9月に開かれるMaker Faire New Yorkを楽しみにしよう。
今回のMaker Faireには700人を越えるMakerが出展した。
2012.06.28
2012 Eyeo Festivalに出展されたRobert Hodginの作品に思う
ひとつハッキリさせておこう。ソフトウェアの中で何かを作ることも物作りだよね(作らない場合は別)。数週間前にWalker Art Centerで開かれたEyeo FestivalのためにRobert Hodginが製作した12 本の作品は、視覚化とアートと「ソフトウェアの中で作る」ことの微妙な中間点に位置している。Vimeoで公開されている12の作品は、すべてが3DシミュレーションのHello World的存在のCornell Box(Joseph Cornellの箱とは別物。
2012.06.27
CNC板材接合技術の雑記帳
私は、1999年に『Nomadic Furniture』を読んで以来、板材の賢い接合方法を調べている。その当時はまだ、ホビーレベルで使えるCNCマシンはなかったが、今ではかなり自由に使えるようになった。今や、世界はモデルをデザインしたり、ケースを作ったり、彫刻や家具などあらゆるものを、レーザーカッターやCNCルーターで切り出した材料を組み立てて作る人で溢れている。そんななかで私は、板材の接合技術に関する「魔法」を集めてまとめて紹介してくれる本やウェブサイトが登場するのを待ち続けた。
2012.06.26
How-To:エニグマ暗号機のペーパークラフト
イギリスの情報セキュリティーコンサルティング会社、Franklin Heath Ltdより。エニグマ暗号機は非常に複雑な機械ですが(現在の暗号アルゴリズムと共通する複雑さです)、基本的には比較的シンプルです。事実、ペーパーモデルでエニグマのメッセージを解読できるほどです。
私たちが作ったモデルは、実際のエニグマ暗号機の配線を表した三次元式です。家庭にある文房具で作れます。本物のエニグマ暗号機のあらゆるセッティング(モデルⅠ、M1、M2、M3)との互換性があります。
2012.06.22
Maker Works – 社会的目的のあるMakerスペース
Makerスペースはみんなの期待に応えることができるだろうか。こうした施設の大多数は、人々が物を作り、教え合い、工具を共有することを目的としているが、なかには社会の要求に応えるためのものもある。これは、そんな Makerスペースの物語であり、彼らが世界に広めたいと願っているビジネスモデルの話だ。Maker Worksは、ミシガン州の重工業地帯の真ん中にある会員制のスペースだ。ここは100年間にわたって物作りの伝統を受け継いできた土地だが、幾度となく試練を経験してきた。
2012.06.11
How-To:ハンドルバーのバイクハンガー
Kyle Wilsonによるクールでシンプルなチュートリアルだ。材料は、ドロップハンドル、ハンドルに合うクイルステム、短いパイプニップル、パイプフランジ、木ネジ、バーテープ、バーエンドキャップ(またはそれに代わるもの)。
2012.06.11
Bio Computer ─ 発芽促進機能付きパソコン
プロジェクトをひとつ終わらせるごとに、私の地下室は単なる居住スペースから、仕事とプロジェクトの部屋に変わっていくのがわかる。コンピュータを組み立てて、ガジェットを分解して、あちらこちらにレゴの作品が置いてある。まったく不満には思わないが、技術的なものが少しずつ進出してくるのに対して、この地下室からは有機的な自然なものが失われて、バランスが悪くなっている感じもする。
… そこであるとき、私はコンピュータの熱を使って土を温めて、植物の発芽と生長を促進させるという試みを開始した。
2012.06.08
Maker Faire 2012 Talk:アダム・サベージ「なぜ作るのか(Why We Make)」
Maker Faire Bay Area 2012 で行われたアダム・サベージの講演。彼は、インディ・ジョーンズの帽子について、物作りに取り憑かれたきかっけ、そして、なぜMakerは自分で作らなければ手に入らないものが好きなのか、について面白い話をしてくれた。
– John Baichtal
(日本語版編注:続きは翻訳の金井さんによる講演内容の要約です)
──冒頭、インディ・ジョーンズの帽子をかぶって登場
映画『レイダース / 失われたアーク』でハリソン・フォードがかぶっていた帽子のレプリカだ。