Crafts

2011.10.19

オープンソースの3Dプリンタを作るMakerBot創業者のBre Pettisに独占インタビュー:人生、1000万ドルの資金、その先は?

MakerBot Industriesは、2009年1月に、Bre Pettis、Adam Mayer、Zach Smithの3人によって設立され、製造の民主化を目指してオープンソースの3Dプリンタを売り出した。注文して、組み立てれば、ほぼなんでも作れるマシンのオーナーになれる。何年も前にボクは、Breがまだシアトルに住んでいて公立学校の教師をしていたころに彼と出会い、Makeに引き込んだ。その後、彼はEtsyに移り、自分のテレビ番組を始めて、MakerBotを立ち上げた。

Science

2011.10.14

XKCD – 巨人の目で見るプロジェクト

8月ごろからこのプロジェクトの計画を見て知っている人は多いかもしれない。その後、Munroe氏がこれを実際に作ったのかどうかは不明なんだけど、原理的には実現できないという理由もない。これを作るためには、両目に個別に映像を投影するビューワが必要になる。これだって、手に入らないわけではない。2台のカメラを同期させて視差を大きくした立体写真を撮る技法はすでにお馴染みだ。下の写真は、Flickrユーザ、4423TKTM toxicの作品だ。

これがリアルタイムのフルモーションのビデオになったらどうだろう。

Crafts

2011.10.12

Zero to Maker(ゼロからのMaker):クラフト初体験

これから1カ月ちょっとの間、ちょっとヤル気のなかったMaker、 David LangがMakerカルチャーに身を沈め、我らの仲間、TechShopの寛大なるご協力のもと、できる限りのDIYスキルを習得していく様子をレポートします。彼は、何を学んだか、誰に会ったか、どんなハードルをクリアしたか(またはしなかったか)など、奮闘努力の過程を定期的に報告します。きっと面白いものになるよ。 – Gareth

Makerのコミュニティに参加してすぐにわかるのは、活動の幅が非常に広いということだ。

Electronics

2011.10.05

NASAの宇宙飛行士向けハッセルブラッド撮影マニュアル

ボクの旧友、Billy Baqueが見つけたクールなもの。NASAの写真撮影訓練プログラムのガイドブックとして、スペースシャトルで採用されていたハッセルブラッド 500 EL/Mの操作方法に加えて、宇宙飛行士が宇宙で最高の写真を撮るための技術も解説している。
Billyが言うには「シャトルでの仕事は、華やかというより、もっとうんと過酷なんだとわかった」とのこと。ハッセルブラッドは、このマニュアルのPDFを公開している。

Electronics

2011.10.05

叩くと答える箱時計

Copenhagen Institute of Interaction Designの3人の学生が48時間デザインプロジェクトで作ったのが、このかわいらしいKnock Clockだ。殺風景な木箱の上面をノックすると、箱が時刻をノックで教えてくれる(ただし15分単位)。アラーム機能もあるが、これもノックで設定する仕掛けだ。[Adafruitより]
– Matt Richardson
アップデート: Knock Clock の内部が見られるよ。

Crafts

2011.09.28

Thingiverseのキューブギヤ現象

今朝、Thingiverseのユーザーで私の同僚dougc314がブログに掲載した電動キューブギヤのビデオに目を奪われた。これは、別のThingiverseユーザー、emmettの、たくさんコピーされたネジなしキューブギヤを元に作ったものだ。角のギヤをひとつ外して、代わりに、キューブギヤがずっと回り続けるようにモータを埋め込んだ台に取り付けられている。
ネジなしキューブギヤは、emmettの2つめのプロトタイプ(最初のものはネジを使っていた)で、Greg Frostが2010年に作ったブロークンハートからヒントを得たdougc314は、この電動式を考えた。

Crafts

2011.09.27

ユートピアから来た機械

山口崇洋さんと管野創さんによるペインティングマシン。モータ搭載のスケートボードが壁に沿って移動し、スプレーを壁に吹き付ける。そのスプレーは2重振り子の先に取り付けられていて、スイングから生まれる軌跡がそのまま壁に残されていく。機械が生み出すグラフィティから、つい何かを読み取ろうとしてしまう自分に気付く。

CPUの負荷を光の瞬きとして視覚化しようとする飯沢未央さんの試み。DLPプロジェクタの映像をCPU温度の変化に応じて回転スピードが変化するファンに当てることでフリッカーを生成している。

Electronics

2011.09.14

CNCドローマシン

マサチューセッツ州ケンブリッジのAaron Panoneは、CNCドローマシンを開発した。クールなシャーピーペン用保持具によって、ペン先が紙から離れないようになっている。シャーピーペンを数値でコントロールして模様を描く様子が、短いビデオに収められています。ベクター画像がツールのパスに変換され、さらに機械語に翻訳されて、マーカーをセットし、手の筆圧を再現する特別なホルダを後付けした3軸CNCマシンによって描かれます。
このマシンが描いた絵はMWM Graphicsで購入できます。

Crafts

2011.09.07

美学生が手作りしたトールキンの『シルマリルの物語』豪華本

ドイツ人美大生のBenjamin Harffは、卒業製作のために、ちょっとした野望を抱いてしまった。J.R.R.トールキンの『シルマリルの物語』の豪華本を手作りしようと考えたのだ。これには6カ月かかった。テキストはキヤノンのインクジェットプリンタで出力したが、それを手描きで装飾し、装丁も自分で行った。
私も若かりしころ、現代の修道院の写字生を気取って、ケルトの結び糸細工に影響された彩飾とカリグラフィに没頭した時期が1年ほどあった。だから、彼の才能には恐れ入る。