Kids

2012.02.22

オバマ大統領が若きMakerをホワイトハウスに招待

今日、オバマ大統領とホワイトハウスは、サイエンスフェアの優勝者を初めて招待する。これには、ペンシルベニア州チェスターのBen Hylakと、アリゾナ州フェニックスのJoey Hudyも含まれている。この2人の少年は昨年のMaker Faireに出展して素晴らしいものを見せてくれた。彼らがMakerとしての功績を認められたことは、本当に誇りに思う。
ホワイトハウス広報資料より:
「学生たちが数学と科学の力を伸ばすことで、未来のアメリカに競争力のある仕事や産業が育ちます」とオバマ大統領は語っています。

Electronics

2012.02.21

iArduino ─ Arduino用インタプリタ

光永さんの新しいプロジェクトは、Arduino上で動くインタプリタ。その名もiArduino。使い慣れたArduinoがいつもと違うコンピュータとして感じられる処理系だ。
操作性は8ビットパソコン時代のBASICに近い。ただし、文法は普段のArduinoに類似。なので、新しく覚えないといけないことは少なくて済みそう。ステップ実行や式の対話的な評価もできる。面白いと思ったのは、プログラムをEEPROMに保存する機能。”autorun”を実行しておくと、Arduinoボードの起動時に、EEPROM内のプログラムが自動的に実行される。

Electronics

2012.02.13

RGBマトリックスにAndroid携帯電話の映像を映す

Nootropic Design の Mike (Defusable Clock の作者) が LEDマトリックスをAdafruitから買って、Android携帯電話の映像を映し出すことに成功した。これには SparkFun IOIO boardとArduinoを使用している。ビデオ画像をLEDマトリックスの解像度である16×32ピクセルに落とすためにOpenCVライブラリを使いました。また、カラースペースは12bitに制限してあります。つまり、ひとつのピクセルあたり、赤、緑、青がそれぞれ4bitずつです。

Fabrication

2012.02.03

Maker、ハッカー、起業家はアメリカの郵便事業をどう救えるか

年末休暇の間、Adafruitの発送スタッフが休みだったので、私はひとりで、何百何千ものオープンソース電子キットのパッケージの発送に追われた。私はヘッドホンをして、工場と在庫棚の間を行ったり来たり。それは私にとって、アメリカの郵便事業(とその周辺のEndiciaやStamps.comなどの企業)がどれほどありがたいものであったかを再確認するよい機会でもあった。安い料金で、ほとんどどこへでも届けてくれる。そりゃ、ときどきトラブルもあるけど、これだけの数を、これだけの料金で配達してくれることを考えれば、大したもんだと思う。

Electronics

2012.01.30

FLORA ─ 最新ウェアラブルプラットフォーム

縫い付けて使うArduino互換ボードの最新型、FLORAの登場だ。Adafruitでは何カ月もの研究の末、FLORAを一から設計しました。素晴らしいウェアラブルプロジェクトを支える強力なボードが完成したと自負しています。
ウェアラブル用のArduino(Arduino 互換)ボードは、FLORAの前にもありました。Leah Buechley の LilyPadは2007年に開発されています。私たちも、ウェアラブルなものを作りたいと考えていましたが、私たちが考えるアクセサリーやモジュールを作るためには、まったく新しいプラットフォームでなければダメだとわかったのです。

Electronics

2012.01.27

Android手話通訳手袋

テルアビブのMaker、Oleg Imanilov、Zvika Markfield、Saron Paz、Tomer Danielが開発したこの手話通訳手袋、Show & Tellのような福祉技術を見ると、興奮を抑えられなくなる。これは、折り曲げセンサ、加速度センサ、ジャイロの信号をLillyPad Arduinoを通してADKボードに送り、手話を文字に変換するAndroidアプリに伝えるという仕組み。精度を高めるために、ジェスチャを手動でニューラルネットワークにフィードして、手袋上で直接、手の大きさの違いを補間することもできる。

Electronics

2012.01.20

黙想 ── Makingに飛び込む

あなたが自分はMakerだと気づいたのは、いつの時点だった? 創作の心は、何かを学びたい、仕組みを知りたい、改造したいという飽くなき欲求から芽生える。この衝動が早くに目覚める人もいれば、遅い人もいる。あなたは、いつも壊れた自転車を直していた子供だっただろうか。または、家族が買った初めてのパソコンにはまって、何年か後にフィジカルコンピューティングを使って複雑なガジェットを作れるようになるまで、ずっとパソコンにしがみついていた子供だっただろうか。
それとも、すぐに自分のオモチャを分解してしまう子供だったかも。

Electronics

2012.01.13

2012年はこうなる!

「過去に住んではいけない。未来を夢見てはいけない。心を今の刹那に集中しなさい」 – 釈迦
一年のうちの今は、この年の予測をする時。私にとって予測は、私が今していることを話すことに他ならず、あまりに普通のことなので、一部の人を除いては面白くないかもしれない。5年とか10年後の予測なら面白いが、やっぱり今年にこだわりたい。ここに示すリストは、2012年に多く目にするようになるであろうもの。ドローン、ウェアラブル、モノのインターネット(Internet of things)、Arduino、Kinect、3Dプリンタ、ハッカースペース、クラウドファンドだ。

Electronics

2012.01.04

AquesTalk PicoとArduino Unoが新年のご挨拶

MTM07で購入した音声合成LSI “AquesTalk Pico”とEmerge+のエンクロージャに入ったArduino Unoが新年のご挨拶。スピーカはarms22さんのスタバカップアンプです。Makerのみんなの成果を活用して初日の出の直前に作った「作り初め」です。本年もよろしくお願いいたします。