Electronics

2015.12.08

1時間のMinecraftで子どもたちにプログラミングを教えよう(Hour of Codeを楽しむリソースガイド)

あなたのお子さんは(あなた自身も)、コンピューターの画面にへばりついてゲームの世界をうろついている時間がどれだけあるだろうか。完全にピクセル化された街の中を。もったいない! そろそろ、その時間をゲームを「作る」ために使うべきだ。そこで、私の子どもが通う小学校で行っている、幼稚園児から5年生までの子どもたちにプログラミングを教えるという試みを紹介したいと思う。あなたも、これを読めば子どもたちにコーディングを教えてMakerの卵に育てあげることができる。

これは子ども専用というわけではない。

Electronics

2015.11.19

Arduinoと加速度センサーでGoogleストリートビューを操作

木下歩さんの作例。加速度センサーを使って、「傾き」でGoogleストリートビューのなかを移動しています。どうやっているのかと思ったら、シンプルな方法でした。Arduino LeonardoでUSBキーボードをエミュレートして、ストリートビューのショートカットキーを入力している。なるほど。いろいろ応用がききそうな方法です。

Electronics

2015.06.25

帰ってきたX68000風コンピュータケース

3年前、「音源システムGIMICをX68000のようなデザインケースに入れて音楽を聞きたい」とマイクロサイズのX68000型ケースを作って見せてくれたMGSさんが、さらにもっと高機能なケースを作った。もちろん今回もX68000風。細部のディテールや周辺機器の再現性がスゴイだけでなく(今回も段ボール箱が見事)、ワイアレス充電機能のように新しい便利な仕様も取り入れられている。

作者曰く「初代ケースに比べると達成感は意外と低かったです」とのことですが、どうしてどうして11ヶ月間に及ぶ製作の過程はやはりとても見応えあります。

Electronics

2014.08.07

Processing 3.0はコード補完やデバッガを標準装備

Processing 3.0のプレリリース版が公開されました。本稿執筆時点での最新バージョンは7月31日に公開された3.0a2で、次のページからダウンロードできます。

Download Processing

2.2から大きくバージョン番号が変化する3.0の主な変更点は、エディタの大幅な改良とデバッガの追加。これらは従来から追加モジュール”PDE X”として利用できましたが、3.0では標準装備です。

エディタの新機能を見ると、まず、クラス名等の先頭2文字から候補をリストアップしてくれるコード補完が強力。

Electronics

2013.05.07

12ドルの携帯電話

Bunnie Huangは、12ドルで携帯電話を買った。電話会社がお金を出しているわけではない。自由契約でロックフリーの電話だ。どうってことのない電話だ。AppleのiPhoneやGoogleのNexus 4 などとは比べようもないが、クアッドバンドGSM、ブルートゥース、MP3再生機能、OLEDディスプレイ、バックライト付きキーパッドを備えている。それでも、箱入りで、充電器、ケーブル、シリコンカバーが付属して12ドルで売られている。つまり、12ドル以下で生産されているということだ。

Crafts

2012.10.02

インタラクティブなプロジェクションマッピングのイベント 『ProjectedScape』開催

藤本直明さんからご案内をいただきました。
建築物などの形状に合わせて映像を投影する”プロジェクションマッピング”を用 いたアートイベント『ProjectedScape』を開催します。
本イベントでは世界でも類を見ない逆ピラミッド型のコンクリート建築である 「大学セミナーハウス本館」をキャンバスに、様々なアーティストが体験型のインスタレーション、短編映像の上映、映像ライブパフォーマンスなどを行います。
また国内最大級の映像イベントを数多く手掛ける株式会社タケナカの機材提供により、高品質な映像空間と最先端のデジタルアート表現の融合が実現。

Fabrication

2012.05.14

時計をシミュレートする機械式CPU

Lior ElazaryのMechanical CPU Clockにはそそられる。これは、CPUの働きをシミュレートする時計だ。CPUに何か意味のある働きをさせたいときには、何をするかを伝えなければなりません。それは、命令という形で伝えます。この時計では、構造を単純化するために、「時」の表示だけに絞り込みました。つまり、Hours(時)という名前の変数に1ずつ足していき、合計が11であるかどうかを確認します(時間を0ベースで示しているので、12は0になります)。条件が正であれば、変数を0に戻します。

Electronics

2012.05.01

メガネ式拡張現実を自作するDIY Project Grass

Project Glass式の拡張現実がメジャーな製品として現れるまでには、まだちょっと時間がかかりそうだけど、拡張現実ハッカーのWill Powellが市販の部品から自作する流れは続いている。Powellのデモムービーを見てほしい。Vuzix HUDに、マイク付きヘッドセットとウェブカメラを数台とDragon Naturally Speakingを組み合わせてこのシステムを作った。ユーザインターフェイスも自作だ。おそらく作り物ではないこのムービーでは、いろいろなタスクをこなしてくれるようだ。

Electronics

2012.04.17

透過液晶パネルの向こうに仮想現実デスクトップ

MicrosoftのApplied Sciences Group所長、Stevie BathicheがこのGeekWireのビデオの中でこう解説している。「これはバックライトを取り去った液晶パネルですが、ただの液晶ではありません。サムスンが開発した透明度の高いディスプレイです」
かなり安価に、これと同じシステムをDIYできそうな気がする。普通の液晶パネルのバックライトを取り去っただけでは、これほどの透明度はないけど、背景をもっと明るくすればいけるかも。
液晶以外では、2つのKinectが使われている。

Electronics

2012.04.11

Eagleファイルから3Dのプリント基板モデルを自動的に作り出すSketchUpプラグイン

まだ試してないけど、やられたなー。EagleUpはスイス人エンジニアのJerome Lamyが開発したプログラム。ImageMagickをインストールするとSketchUpの内部で走るようになる。Cadsoft Eagleで書き出された画像データから回路の3Dモデルを自動的に作ってくれる。さらに、基板の上には、あらかじめ用意されているパーツのモデルが並べられる。パーツモデルは、このスクリプトに付属しているものもあるが、Googleの3D Warehouseや、Dangerous Prototypesのライブラリのものも使える。