Electronics

2009.10.14

おうちでBokode

MITのBokodeデータタグシステムに魅せられたMakerのMatthew Borgattiは、身の周りの材料を使って家で作ることにした。Bokodeは、MITが開発した、微少ながら簡単に見える形で情報を添付する(バーコードや画像をマイクロプリントする)方式です。このマイクロプリントの情報は、ボケ効果を利用して見ることができます。カメラでBokodeを狙い、焦点をぼかします。ボケ効果とは、街の遠景を撮影したときに、街の灯りが丸くぼやけた形に映ることがありますが、そうした効果のことです。

Electronics

2009.09.01

自作のカメラクレーンによるテスト動画

この動画の作者はデジタル一眼カメラの動画機能を活用するため、カメラクレーンを自作しました。安定性を重視して、パンやティルトの機能を省略したところがポイントみたい。レンズの向きは一定でも、クレーンの効果でドラマ性のある映像になっています。作者はこのほかにも、ネコ視点のステディカムなど自作の撮影用機構をいろいろ試しています。こういうカメラの楽しみかたもあるわけですね。

Electronics

2009.07.30

フォトトランジスタでカメラ

松原拓也さんの自作カメラ。8×8のマトリクス状に並べられたフォトトランジスタで画像を捉えます。前面に取り付ける小さな箱の中には凸レンズが入っています。撮影中の画像は8×8のマトリクスLEDに表示され、1ドットは256階調で記録されます。ごく基本的な部品だけで作られたデジタルカメラというわけですね。

Electronics

2009.07.09

怪しく光る物体

この怪しく光る物体はなんでしょう?
実はこれゆで卵です。ゆで卵に蛍光浸透液を塗り殻にあいている穴や亀裂にしみ込ませた後に、表面の浸透液をふき取ってブラックライト(紫外線照射灯)で照射したものです。
谷村康行さんのブログでは、ほかにも不思議な光を放つ物体が紹介されています。

Electronics

2009.06.26

高圧電気でコインを一瞬にして縮める映像

Hackerbot LabsはIntellectual Venturesに招かれて、Maker Faireのエディターズチョイス賞を獲得した高圧電気コイン縮小機の実験を行い、その様子を10万fpsというVision ResearchのPhantom超高速度カメラで撮影した。
Hackerbot Labsのチームは、手製の装置に組み込まれた10 kV(15,000ジュール!)の電圧を巨大な300μFキャパシターから放出し「50セント玉を25セント玉に、25セント玉を10セント玉に、10セント玉を小さな金属の塊に!」変えてしまう。

Crafts

2009.05.15

水素風船カメラプロジェクト

「揮発性の危険なガス」以上に、”家族の団らん” を完璧に言い表せる言葉があるだろうか。FZZ教授とその家族は、毎年のイースターの休日に集合して、”イースターの挑戦” を行うことにしている。去年は、卵砲を作った。今年は、水素風船にカメラをぶら下げて、おじいさんの家を空から撮影した。この挑戦には、”マッドサイエンスを使う” という決まりがあり、そこがまた素晴らしい。彼らは、水素も自作しているのだ。
今年の夏、我々はこのMake: Onlineで、あるプログラムを計画している。

Electronics

2009.04.15

現実世界のGUI

MAKE Flickr poolより。
Aiminoは、コンピューターの普通のインターフェースを使って現実世界にアクセスするという、面白い実験を見せてくれた。物理デバイスのコントロールはArduinoで行っている。コンピューターでは、PTAMがカメラの位置を判断する画像処理プログラムが動いている。このデモを見ただけで、すごく面白いし、いろんな可能性を想像できちゃう。現実の生活では、まだ「編集」や「取り消し」はできないけどね。

Electronics

2009.04.06

ウェアラブルなメタデータ

MIT Media LabのFluid Interfaces Groupに属するPatty Maesは、そう遠くない将来に必携となるであろうガジェットを披露した。SixthSenseプロトタイプは、ポケットプロジェクタと鏡とカメラで構成されています。ハードウェアの一部は、モバイルウェアラブルデバイスのように首から提げる形になっています。プロジェクタとカメラは、ユーザーのポケットの中のモバイルコンピューティングデバイスに接続されています。