Fabrication

2010.09.13

MakerScanner – 3Dプリンターで作れる3Dスキャナー

あとはレーザーとカメラを取り付けるだけ!MakerScannerは、完全にオープンソースの3Dスキャナー。MakerBotなどの3Dプリンターで作ることができる。すべての部品が、一般的な3Dプリンターで「プリント」できるようになっているのだ。
– John Baichtal
訳者から:レーザー1本とカメラ1台を使って、レーザーが対象物に当たる位置のズレから深度を計算するという、じつにシンプルな構造。

Electronics

2010.08.03

カイトフォトの総合サイト

カイトマンさんのサイト『カイト&カイトフォト用ロボットを作ろう』はとても充実した内容で、見ているだけでも楽しめます。とくに魚眼レンズ+QuickTimeVRの組み合わせで実現されているパノラマ空撮が見応えあり。自作の撮影機構についてのステップバイステップ形式の解説があります。こちらも興味深い内容です。

Crafts

2010.08.02

指輪型プロジェクター

19世紀のスタンホープ(覗きオモチャ)に影響されて、”Play me, I’m yours” で知られるブリストルのアーティストLuke Jerramは、妻Shelina Nanjiへの結婚指輪として、こんなエレガントな写真投影指輪を考案した。宝石職人のTamrakarに協力してもらって作ったのは、Jerramは、暗い部屋で裏から光を当てると小さなスライド写真を何枚か投影できる指輪だ。

Science

2010.07.29

Liquid Galaxy – Googleのガラスの飛行エレベーター

Googleのソフトウェアエンジニア、Jason Holtとその同僚たちによる、かの有名な “20% time” プロジェクトのひとつ。Liquid Galaxyは、ユーザーをぐるりと取り囲むように配置した8つのフラットパネルディスプレイを同期させて、市販の6軸ジョイスティックを動かすと「Google Earth」を体感できるというもの。その効果は驚愕そのもの。Holtの解説より。……突然、Google Earthの中を飛んでいると、本当に飛んでいるように感じられるようになった。

Electronics

2010.07.20

ピンボケと手ブレの美しさを追求するギャラリー

伊藤紀之さんと上原ゼンジさんによるオンラインギャラリー「bitgallery」には、ふたりが撮影した美しい写真が飾られています。ただし、その写真はちょっと特殊。ピンボケ写真と手ブレ写真しかないんですね。失敗作ではなく、意図的に表現手段としてのピンボケと手ブレを追求してます。

Science

2010.07.13

生命の系図の印刷用巨大データを公開

オースティンのテキサス大学、Hillis/Bull 研究室より。この系図は、生命の系譜の中の約3000種からサンプリングした小サブユニットrRNA配列の分析から作られたものです。種は、現在手に入るものから選びましたが、主要なグループはなるべくすべてを含むよう努力しました。各グループからは、よく知られている種を、だいたい均等になるように選択しました(しかし、種によっては数に偏りがあります)。ここに名前が出ている種の数は、地球に存在しているとされる種の数の、ほぼ平方根になります(つまり、推定900万種のなかの3000種)。

Electronics

2010.07.09

方形ピクセルの50年

SFおよびホラー小説の奇才ジョン・シャーリー(ウィリアム・ギブソンが「サイバーパンクの感染源」と呼ぶ男)が、デジタル画像技術の方形ピクセル誕生に関する記事のリンクを送ってくれた。その書き出しはこうだ。
ラッセル・キルシュは悔やんでいる。
50年以上も前のこと、キルシュは幼い息子の写真を撮り、コンピューターでスキャンした。それが最初のデジタル画像となった。粒子の粗いモノクロの赤ちゃんの画像だ。文字通り、これが私たちの世界を見る目を変えてしまった。これによって、フィルムに記録される滑らかな画像は粉々に砕け散ってしまったのだ。

Electronics

2010.07.01

横浜みなとみらい、微速度撮影

一眼レフカメラとインターバルタイマを組み合わせた微速度撮影の作品をよく見かけるようになりました。今日は最近観た作品のなかでとくに美しいと感じたものにリンクします。「横浜ランドマークタワーとその周辺の風景」。日本丸の帆が展開される様子がすばらしい。「デジりも」と呼ばれる携帯電話用のアプリでシャッター操作をしているようです。

Electronics

2010.06.24

Processingで立体写真を作る

O’Reilly Answersにて、Andrew Odewahnは立体写真を作るテクニックとProcessingのスクリプトを教えてくれた。3Dメガネで見てみると、ほんとにちゃんと立体に見える。
DIY 3D photography with Processing(英語)
– Gareth Branwyn
訳者から:なんでわざわざプログラムで? と思ったけど、左右をずらして普通に撮影した写真を、一発で赤青立体写真に加工してくれるという点で、いいかも。左目に赤、右目に青のフィルターを通すと立体に見えます。