Electronics

2011.06.17

レーザビームの先には国際宇宙ステーション

レーザで国際宇宙ステーション(ISS)の位置をリアルタイムトラッキングする装置です。夜空に伸びていくレーザの先にISSがあるわけです。どうやってISSの位置を割り出しているのでしょう? 作者の久川真吾さんによる開発の過程は動画(飛行石を作ってみた)を見るとわかるのですが、かなり壮大な仕組みになってます。おおざっぱにデータの流れを説明すると、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)→Amazon Web Services→Androidスマートフォン→Arduino→レーザ制御回路となってます。

Electronics

2011.06.17

iPodマジック

Marco TempestのiPod手品がすごい。ついでに申し上げるなら、お召しのTシャツも最高であります、師匠![大好きな手品師、Bruce Sterlingより]
– John Baichtal
編注:Marco Tempestさんは、Make: Tokyo Meetingに何度か出演していただいています。

Electronics

2011.06.16

ネオジム磁石でギターに自作ピックアップを取り付ける

tacoさんはピエゾ素子を使った自作ピックアップ(tacoピン)の研究をしています。ピックアップやアンプの作り方だけでなく、どこにどう貼ったらどういう音になるのかという資料も公開していて、参考になります。自分でもやってみようと思ったのが、ネオジム磁石を使ってピックアップを取り付ける方法。強力な磁力で板の内外から圧電素子を挟んでしまう、簡単だけど、目立たなくてキズも付かないうまいやり方です。磁石は1個でも大丈夫みたい。上記の動画では出音の違いを比較しています。

Electronics

2011.06.15

麻薬カルテルの自作装甲車

BBC Newsより:
メキシコ軍は、ガルフカルテルのために製造されたと見られる鋼鉄製装甲板で覆われたトラック「ナーコ・タンク」4台を破壊した。これらの車両はタマウリパス州北東部の街カマルゴのガレージで押収された。当局によると、カルテルはこのエアコン付き装甲車両で密輸ルートをパトロールしたり、アメリカに麻薬を運び込んだりしていたという。そのうち2台は、すでに2.5センチ厚の鉄板で覆われており、あとの2台は、これから装甲板を取りつけるところだった。また、23台の連結式トラックが改造を待っていたという。

Electronics

2011.06.14

ブラウザでプログラムできる Blinky Grid と Blinky POV

執念のハードウェアハッカー、Wayne and Layneから新しいキットが2つ発表された。伝統的なキットに大きな捻りが加えられている。
新しいキットを2つ発売しました。 Blinky Grid と Blinky POV です。どちらも LED を使った小さなキットで、ウェブページの光る部分に押し当ててプログラムができます。画面にの光を光センサが捕らえて、チップにプログラムが書き込まれる仕組みです。Blinky POV には8つの LED があります。空中で動かすと画像が現れます。

Electronics

2011.06.14

スピーカモータ

スピーカの振動を回転運動に変える実験。コーンの前後運動をクランクで円盤に伝えています。円盤は半分ずつ白と黒に塗られていて、それを光センサで読み取って音を出すタイミングを検出している模様。動画を見るとかなり高速に回っています。当然なんですが、音がけっこう出ていて、なんだか不思議な機関になっています。

Electronics

2011.06.14

アウトラインデータをEagleにインポートする方法

ロサンゼルスのハッカースペース、CRASH Spaceのメンバー、Todbotは、IllustratorからEagleへアウトライン画像をインポートさせる方法を編み出した。
Eagleは、非商用に限りフリーでクロスプラットフォームの素晴らしいソフトです。私たちはオリジナルのプリント基板のデザインに愛用しています。しかしこれには、じつに残念な欠陥があります。ボードの輪郭やロゴなどのアウトライン画像をインポートできない点です。import_bmp.ulpという扱いにくいULPアドオンを使えばビットマップ画像はインポートできますが、ボードの輪郭にはビットマップは使えません。

Electronics

2011.06.13

DIYオープンソースのインクジェットプリンタ

プロトタイプでは、鉄製ロッドをfdmマシンでプリントしたコネクタで組み合わせたキャリッジアセンブリを使っています。キャリッジシステムは、ベルトとステッピングモータによって全体がx軸に沿って移動します。プリントキャリッジは、hpのセール品プリンタから取り出したものです。これは別のベルトとステッピングモータのセットでy軸に沿って移動します。印刷システム全体をコントロールする電子制御にはarduino megaを使っています。
今回の設計は、計画どおりに作動するプロトタイプとなって機能が実証されました。

Science

2011.06.09

DIYギガピクセル顕微鏡写真

Explorable Microscopyは、科学標本の保存、法医学、研究などに応用できる超高解像度顕微鏡パノラマのハードとソフトの規格を作るというカーネギーメロン大学によるオープンソース・プロジェクトだ。
この鳥の羽根の写真の場合、私たちは約20時間をかけて8000枚の写真を撮影しました。しかし、この装置は自動的に処理してくれるため、その20時間の間、私たちはメモリとバッテリの確認をときどきしてやるだけで済みました。その後は、6~8時間の労働、18時間のレンダリング、8時間のポストプロセスという処理が続きました。

Electronics

2011.06.08

AndroidとArduinoを使ってQSteerを動かす(非ADK)

Android Open Accessory Development Kit(ADK)は使いたいけど、自分のAndroid端末は3.1でも2.3.4でもないからムリ……という人は少なくないと思います。でも、ほかにもつなぐ方法はあるんですね。
MicroBridgeはAndroid Debug Bridge (ADB)のマイコン向け実装例。すいません、それ以上の説明はできないんですが、大事なのはこの仕組みを使えば、Android 1.5以上の端末とUSB Hostシールドを搭載したArduinoがつながってしまうという点です。