Electronics

2011.06.13

DIYオープンソースのインクジェットプリンタ

プロトタイプでは、鉄製ロッドをfdmマシンでプリントしたコネクタで組み合わせたキャリッジアセンブリを使っています。キャリッジシステムは、ベルトとステッピングモータによって全体がx軸に沿って移動します。プリントキャリッジは、hpのセール品プリンタから取り出したものです。これは別のベルトとステッピングモータのセットでy軸に沿って移動します。印刷システム全体をコントロールする電子制御にはarduino megaを使っています。
今回の設計は、計画どおりに作動するプロトタイプとなって機能が実証されました。

Science

2011.06.09

DIYギガピクセル顕微鏡写真

Explorable Microscopyは、科学標本の保存、法医学、研究などに応用できる超高解像度顕微鏡パノラマのハードとソフトの規格を作るというカーネギーメロン大学によるオープンソース・プロジェクトだ。
この鳥の羽根の写真の場合、私たちは約20時間をかけて8000枚の写真を撮影しました。しかし、この装置は自動的に処理してくれるため、その20時間の間、私たちはメモリとバッテリの確認をときどきしてやるだけで済みました。その後は、6~8時間の労働、18時間のレンダリング、8時間のポストプロセスという処理が続きました。

Electronics

2011.06.08

AndroidとArduinoを使ってQSteerを動かす(非ADK)

Android Open Accessory Development Kit(ADK)は使いたいけど、自分のAndroid端末は3.1でも2.3.4でもないからムリ……という人は少なくないと思います。でも、ほかにもつなぐ方法はあるんですね。
MicroBridgeはAndroid Debug Bridge (ADB)のマイコン向け実装例。すいません、それ以上の説明はできないんですが、大事なのはこの仕組みを使えば、Android 1.5以上の端末とUSB Hostシールドを搭載したArduinoがつながってしまうという点です。

Electronics

2011.06.07

Android Open Accessory Development Kitをいじってみる

昨日、GoogleはArduinoベースのオープンなアクセサリーキットを発表した。今すぐ発売というわけではないが、それ (か、ここでお見せしているようなもの) が間もなく発売されることだろう。ADKの一部となるデザインファイルは、ここからダウンロードできる。(編注:元記事は5/11に掲載されました。翻訳記事の掲載が遅くなってしまったことをお詫びします。)
注意: 私が理解したかぎりでは、これは Circuits@Home USB Host Shieldをベースにしている。

Electronics

2011.06.06

Cansole: Arduinoベースの缶入りゲームマシン

ティンカラー(Tinkerer)でライターのJohn Graham-Cumming(「Geek Atlas」の著者)は、Arduinoベースの缶にピッタリ収まるゲームシステムを作った。左がメインコントローラ(電源スイッチが見えている)で、右がケーブル付きの拡張コントローラだ。左(赤)コントローラには、写真では見えないが「ファイア」ボタンもある。そしてどちらにもパドルスタイルのコントローラが付いている。

Crafts

2011.06.03

昔の日用品について考える

メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の週末に相応しい記事を。(編注:元記事は5月28日に掲載されました)
数カ月前、ハワイ諸島のカウアイ島へ休暇を過ごしに行ったとき、ある古本屋に立ち寄った。その主人が誇らしげに曰く「アメリカでいちばん西にある本屋だよ」とのこと。書棚を見ると、全四巻からなるすばらしいシリーズ本があった。『A History of Everyday Things in England』(イギリスの日用品の歴史)というものだ。著者はMarjorieとC. H. B. Quennell。

Fabrication

2011.06.03

MTM Snap – はめ込み式CNC

MTM SnapはMITの Center for Bits and Atoms所長、Jonathan Wardが開発したもの。コストは約500ドル。Arduinoで駆動する。HDPE(高密度ポリエチレン)製で、加工範囲は5×3×1.75インチ(約12.7×7.6×4.4センチ)。自分で作りたい人のために、設計ファイルと部品リストが公開されている。

Electronics

2011.06.02

設定不要、ArduinoからiPhoneへUIを送る、Ciao

CiaoはArduinoとiPhoneをつなげるためのライブラリ群です。専用のiOSアプリ”Ciao”を使って、LANに接続されているEthernetシールド搭載Arduinoにアクセスすることができます。このアプリは有料なので(4.99ドル/600円)、試すには勇気が必要ですが、気になったので購入しました。わずかなセットアップ作業ののち、作者のMichael Colagrossoさんが言うとおり、とてもイージーにArduinoとiPhoneが話を始めました。
おもな特徴は次の2つ。

Electronics

2011.06.01

Project Aura: 自転車の安全照明システム

夜の自転車は、怖くて危険な思いをします。暗いことで起こるさまざまな問題を、自転車通勤をしている多くの人が体験しているはず。暗いために周囲から視認されないことも、自転車には最大の危険要素となります。そこで、反射鏡やヘッドライトが必要になるわけですが、これらは横からの視認性に欠けるという問題があります。
そこで私たちは、あるシステムを作りました。すべての方向、とくに側面からの自転車の視認性を向上させますが、乗る人にほとんど負担をかけず、メンテナンスもわずかで済みます。