Electronics

2009.11.27

オモチャから発想したハイテク診断チップの安価な製造法

子供のオモチャから、ハイテク診断チップの安価で簡単な製造方法が生まれた。(TR35に選ばれたMichelle Khine)……マイクロ流体チップは10万ドル以上する。どうしてもマイクロ流体デバイスを安く簡単に作る方法が思い浮かばなかったKhineは、子供のころに遊んだオモチャ、Shrinky Dinksを思い出した。薄いプラスティックのシートに絵を描き、オーブンで温めて縮ませるというやつだ。「解像度を調整してプリントアウトした”デザイン”を縮ませることができたら、マイクロ流体に適した幅の通路を作れると考えたのです」と彼女は語る。

Electronics

2009.11.26

リモコン式ボーリングボール

たったの1500ドルで、あなたもリモコン式ボーリングボールを持てる! これ、改造してみたくなるね。透明なボールの中にLEDを仕込んでみたい。そんなに複雑そうじゃないし。まあ、LEDを仕込んだからってパーフェクトが出せるわけじゃないけど。
– Marc de Vinck
訳者から:障害のある子供でもボーリングが楽しめるようにと開発された製品だそうだ。大人のインチキ用じゃない。

Crafts

2009.11.25

座礁潜水艦風ホームシアター

キーウィー(ニュージーランド人)のビジネスマン、Wayne Eyreは、楽しいホームシアター作りに大金を注ぎ込んだ。その甲斐あって、とんでもないものが出来上がった。これを見た人の多くは、ニモ船長のノーチラス号の残骸だと思うようだが、ベルヌの影響であるとは、この記事には一言も出てこない。たとえば、上の写真は「プルトニューム魚雷」が液漏れしているという想定だが、プルトニュームは「海底2万マイル」が出版されてから50年待たなければ発見されない。

Science

2009.11.25

全天銀河系 Panorama 2.0

美しい…2007年10月から2009年8月までの間、CCDカメラで撮影した3000枚以上の画像をモザイク合成して、全天写真が完成した。SBIG STL-11000カメラを使い、南アフリカ、テキサス、ミシガンの各地で70フィールド(それぞれ40×27度) の夜空を撮影した。カメラのA/Dコンバーターは16ビット(ノイズレベルから上で約12ビットのデータが得られる)だが、そのダイナミックレンジをさらに広げるために、露光時間を240秒、15秒、0.5秒の3段階で撮影している。

Electronics

2009.11.20

MTM04 – Hacker’s Café

第1回のMake: Tokyo Meetingから拡張現実作品などで参戦していたハイテク野郎集団 Hacker’s Cafe が今度は手芸に挑戦!!! iPhoneを三台も格納できるモバイルデジタルサイネージバッグ! 某SF有名映画のコスプレ衣装として制作した暗黒卿の服を着て決闘ゲーム! 日本のゴシック文化の極み、ゴシックデジタルサイネージトランク! アウェイ感を感じながらもハイテク野郎たちが作成したオモロ手芸作品を展示します!
Hacker’s Cafe ( ハッカーズカフェ )

Electronics

2009.11.20

マイクロコントローラーをコンピューターを使わずにプログラムする

プログラムを変更できるオモチャを作りたいが、それをプレゼントする相手はパソコンを持ってない。そんなとき、どうする? Charlie Robinsonは、この問題をArduino Cassette Engineで解決しようと考えている。このプロジェクトは、特別にコード化した音声ファイルを、バイナリーデータとしてArduinoに解読させ、メモリーカードに保存させるというものだ。このバージョンでは、ただデータを保存するだけのようだが、すでにダウンロードされているプログラムの書き換えには使えないという理由も、概念的には見あたらない。

Crafts

2009.11.20

BigShot – 子供向けデジタルカメラのキット

BigShot digital cameraは、組み立てながらその仕組みが学べる子供向けのデジカメキットだ。これを開発しているのは、コロンビア大学Computer Vision研究所のShree Nayarのチームだ。彼のサイトより。
このカメラは、自己表現と他人とのコミュニケーションにおいて大きな力を与えてくれます。今日、ほとんどのカメラは大人のために設計され、大人向けにマーケティングされています。

Electronics

2009.11.19

MTM04 – 加藤良将(Rokuro-3)

「Rokuro-3」は、光ファイバーとフルカラーLEDを使用し、様々な球体を作り出す事ができます。回転による球体はまるで「シャボン玉」や「実際に触れる事ができるCG」のように見え、レーザー光線をまげているような不思議な感覚が味わえます。
操作方法は簡単!光ファイバーが回転することで出来上がる球体を、陶芸の轆轤(ろくろ)のように触れるだけで、ただの球が複雑な形に変化します。本作品は,前回展示していた「Rokuro-2」よりもコントローラ部分が改良されていて、より直感的に操作可能です。

Electronics

2009.11.19

MTM04 – 小林 茂(Prototyping Lab)

2010年の出版を目指して現在鋭意製作中の書籍「Prototyping Lab」についてプランと現状を紹介します。また、一部を抜き出したプレカット版を部数限定で配布いたします。内容は、Arduinoを題材に、Arduino単体およびFunnelライブラリを使用してPCとの組み合わせで活用する方法を紹介したクックブックが中心になる予定です。ぜひ、プレカット版を手に取っていただいた上でより良い本にして行くためのご意見をお聞かせいただければと思います。