Electronics

2017.01.16

LittleArm:リトルな価格のリトルなロボットアーム

私は小さなロボットアームや動物が大好きだ。どこにいても、関節付きのロボットを発見すると見に行ってしまう。しかし、そこに群がる人たちの数を見ると、みんなも同じ考えなのだとわかる。

この小さなロボットアーム、LittleArmは実にいい。書類ケースにも入ってしまう。LittleArmは、ほとんどが3Dプリントしたパーツと、Arduinoと金属ギアのサーボで構成されている。通常は115ドルだが、今はホリデー特別価格で95ドルだ。

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2017.01.12

Arduinoで作る浮遊光球

Instructablesで製作記事を公開しているArduinoDeXXXさんの作例を紹介。小さな球体を、あまり特殊な部品を使わずに磁気浮上させ、さらに光らせています。Arduino以外の部品代は1,000円程度とのこと。

Arduinoは電磁石の制御を担当。磁気センサとモータードライバを接続し、PD(比例微分)制御しています。このあたりの考え方と実験結果が詳細に解説されていて勉強になりますね。シンプルなソースリストがPDFとして添付されています。

球体内のLEDは非接触給電で発光。

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2017.01.05

2017年のRaspberry Pi

今年もRaspberry Piを使う機会が多そうですね。雑感を交えつつ細かい情報をまとめておきたいと思います。まず、昨年12月11日に行われたイベントで、Raspberry Pi財団のEben Upton氏から発表されたニュースから、印象的だったものをリストアップ。

・2016年12月時点での、累計の出荷台数は1100万台(そのうちZeroは30万台)。グラフを見ると傾きが増しており、勢いに衰えは見られません。
・現在、日本における販売ペースは1万台/月。コンテンツの拡充などにより、これを増やしていく方針。

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2016.12.28

日本でも使えるmicro:bit互換機“chibi:bit”製品版が登場

日本でも使えるmicro:bit互換機”chibi:bit”の製品版が届いたので簡単にレビューします。

micro:bitはイギリスBBCが推進している教育向けのマイコンボード。そのコンセプトは過去の記事『BBCのmicro:bitがイギリスのすべての11歳と12歳の子どもたちに無料配布される』に詳しくまとめられています。

ARMマイコンに加えてBLEモジュール、5×5のLEDマトリクス、加速度センサ、コンパスなどが搭載されていて、このボードだけでいろいろなことができます。

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2016.12.27

あれは月じゃない、巨大なデス・スター・ドローンだ!

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』が公開されて盛り上がりを見せ、新しいスター・ウォーズもののドローンがまた登場するだろうと思っていたが、こんなものが登場するとは! このどでかいデス・スターのドローンを見て欲しい。動画ではその実際の大きさがよくわかりにくいのだが、最初のハンガー(ガレージ)から飛び立つシーンをしっかり見てくれ。

Flitetestが制作したこの動画では、みんなが大好きなスペースバトルのシーンを再現するために特殊効果が加えられ、宇宙船も登場するし、惑星がデス・スターに粉砕させられるシーンもある。

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2016.12.19

Raspberry Piのラジカルなプロジェクト5点

昨晩、Twitterを追いかけていると、Wesley Crusher役のWil WheatonがRaspberry PiとArduinoにハマっていることがわかった。誇りあるデジタル世代の若者らしく、彼は次の論理的なことをしていた。彼はこれらの新しいオモチャを使って何を作ればいいかを一般の意見を求めたのだ。言うまでもなく、彼は500万件もの返信をもらい、その内容はRetropieをインストールして昔のビデオゲームで遊ぶというものだった。たしかに、それは彼がするべきことだ。

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2016.12.16

テオ・ヤンセンのストランドビーストを作るときの6つの問題

テオ・ヤンセンのストランドビースト、または「ウィンドウォーカー」のビデオを観て、自分でも作りたいと思った人は多いだろう。数年前、私もそう思い、4回、ビーストを作り直したのだが、それでやっと安定的に歩くものが作れた(そのときのことは、「Make:」英語版 Volume54の記事になっている)。今年のMaker Faire Orlandoでは、ほぼ丸2日間会場を歩かせることができ、多くの人の注目を集めることができたので、大成功と言えるだろう。

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2016.12.15

しめ縄パッチシールド近日発売

もういくつ寝るとお正月。お正月といえば、凧? 餅? シンセ? キンミライガッキの『しめ縄パッチシールド』で、あなたの電子楽器も謹賀新年。わら縄から1本1本手作りされたこのケーブルを使って弾き初めなんてどうでしょう。

サイズは15cm、30cm、1.5m、そして3mの4種類。価格は1,717円より(下2桁がどれも17)。発送は17日開始の予定。なお、本物の藁を使用しているため、使用時に細かい藁が落ちることがあるらしい。本当に使う場合は気をつけよう。

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2016.12.12

Arduino搭載四足歩行ロボットのプログラム

足で歩くロボットは面白い。荒れた地面も車輪式のものより上手に踏破できる。動きもいろいろで、動物的でもある。しかし、それだけに歩行ロボットは複雑だ。Makerの手が入れられる部分が少ない。だから私は、歩行ロボットをもっと簡単にしようと考えた。それが今Kickstarterキャンペーンを行っているこれだ。ぜひ見て欲しい。

さっそく説明しよう。今回、私は四足ロボット(クアドラピッド)の歩かせ方を紹介する。「ゲイツ」と呼ばれる基本的な歩き方だ。それをArduinoにプログラムする方法も解説する。

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2016.12.09

MESHタグに新価格のセットが2種類登場。音楽再生機能とデータ送信機能も追加に

MESHタグに2つの新価格のセットが登場しました。現在発売されている7種類(ボタンタグ、LEDタグ、GPIOタグ、動きタグ、温度・湿度タグ、明るさタグ、人感タグ)のタグすべてをセットにした「MESHアドバンスセット」が37,980円(税込)、3種類(ボタンタグ、LEDタグ、動きタグ)のタグをセットにした「MESHスターターセット」が ¥14,980にて発売。これまでのようにタグを別々に購入するよりも、入手しやすい価格になっています。

また、アプリに2つの新機能が追加されました。