Electronics

2016.11.04

ゆれる力で電波を飛ばす振動発電無線タグ開発キット

モノワイヤレスの新しい無線タグ開発キットTWE-LITE SWING(トワイライト・スウィング)は、振動を電力に換えて電波を飛ばす。無線マイコンTWE-LITEにエナジーハーベスト技術を組み合わせることで、電池不要のIoTデバイスを実現した。

【新製品】「電池不要」軽く振るだけで電波を飛ばせる。バッテリーレス無線タグ TWE-LITE SWING(トワイライト・スウィング)https://t.co/k1TxQZ5Cr1 pic.twitter.com/UUgiP4LZxx— モノワイヤレス株式会社 (@monowireless) 2016年10月28日

手に持って軽く振るような弱い動きで発電するから、ウェアアラブルデバイスとしても使える。

Electronics

2016.11.01

Star Simpsonの “エレクトロニクスな人生” をはじめるために必要な5つのこと

14歳のとき、私は始めてエレクトロニクスの本と出会った。Tandy Corporation、後のRadio Shackが出版したものだ。当時はわからなかったが、それが私のエレクトロニクスへの理解の基礎となり、そしてエレクトロニクスは、私の人生においてとても重要なものとなった。

私は先日、Circuit Classicsを発表した。これは、回路デザインの初心者向けの教育用サーキットボードだ。私は自分が最初の一歩を踏み出したときのことを思い出し、どのようにエレクトロニクスを学んできたかを考えながら、これを開発した。

Crafts

2016.10.27

1万個の抵抗器で作られた猫像

三木崇行さんは1万個の抵抗器を使って猫の像を造りました。部品のリードをハンダ付けしてつなぐことで、立体を構成しています。目はCdSですね。

やはり「なぜ?」と思わずにはいられない。三木さんのブログには、こう書いてあります。

今回10000個も使ってしまった「抵抗」という部品は、それ自体はアナログな性質を持っているものです。しかし、それを大量に組み合わせて形作る事によって、デジタルで、サイバーで、無機的で、それ自体が蓄積された情報の塊みたいな、そんな感じの世界観を表現することができるんじゃないかなと考えました。

Electronics

2016.10.25

Commodore 64の超小型エミュレーター

Commodore64は34年前に発売された。1995年に生産が終了したが、今でも、とくにレトロゲーマーの間で強い人気を誇っている。また、無数のクローンが存在し、Commodore64から派生したシステムやエミュレーター製品も多くある。なかでも小さいのが(世界最小と謳われているが)StaringLizard(Mathias Edman)が開発したMEMWA2 c64 Emulatorだ。

MathiasはMEMWA2を、カスタムデザインの6層プリント基板を用いて、65×45×20ミリというサイズに収めた。

Electronics

2016.10.24

オープンソースハードウェア協会が認証プログラムを発表

Open Hardware Summit 2016にて、OSHWA(Open Source Hardware Association、オープンソースハードウェア協会)のMichael Weinberg会長は、今月中にオープンハードウェアの認証を受けた初の製品が公開されると発表した。

協会のブログ記事に書かれた概要によれば、今回の認証は、エンドユーザーと開発者の両方に利益のあるものだという。ユーザーは、公認のオープンハードウェア製品だと安心して買うことができ、製造する側は、合法的にオープンソースを宣言でき、オープンソースとの関わりを保つことができる。

Electronics

2016.10.21

[MAKE: PROJECTS] LEDとペットボトルを使って5分で作れるキュートなおばけ

夜にぞっとするようなものを作りたい? ペットボトルを使った目が光るおばけはどうだろう。作り方を説明しよう。

Glowieを作る

LEDをテープで電池につなげるとGlowie(グローウィー)ができる。このシンプルな回路が上の写真のようなお化けの目になる。

1. LEDの足で電池を挟む。このとき、プラスとマイナスを間違えないように。長い方の足を電池のプラス側に、短い方の足をマイナス側にする。すぐにLEDが光るはずだ。光らないときは電池を裏返して作り直そう。

Electronics

2016.10.17

マイクロコントローラー回路をどう設計するか

マイクロコントローラーを組み込んだ回路の設計は、少々敷居が高く感じられる。データシートと技術資料だけでも、マイクロコントローラー以前に数百ページもあるからだ。

回路設計に入る前に、マイクロコントローラーに接続されるすべての周辺機器を含む、使用する主要パーツのブロックダイヤグラムを描くことをお勧めする。

ARM Cortex-Mマイクロコントローラー

この記事は、ARM Cortex-M マイクロコントローラーを使用することを想定した回路設計に焦点を当てている。

Electronics

2016.10.14

Raspberry Pi Zeroにさらなる機能を与える5つのハット

私はRaspberry Pi Zeroが大好きだ。V1.3にはカメラポートも搭載され、さらによくなっている。ライバルと比較しても、5ドルのRaspberry Pi Zeroにはもっと多くの機能がある。それには、コミュニティで生まれた拡張ボード「ハット」の力もある。Raspberry Pi用のハットは、もう登場してずいぶんになるが、Raspberry Pi Zeroのフットプリントを考慮した製品も増えてきた。ここに、Raspberry Pi Zeroにさらなる機能を与えるハットをいくつか紹介しよう。

Electronics

2016.10.07

糸とクリップで簡単にパース絵が描けるハック技

この動画をシェアしたところ、サイバースペースで大反響となった。男の人がパース絵を描いている動画だ。その線や陰の描画を助けているのが両端を固定した1本の糸とクリップ。クリップを糸に引っ掛けて、それを引っ張りながら、遠近法に沿った望みの線を引いていく。クールじゃないか! これこそ「なんで気がつかなかったのだろう」と人に思わせる見事な「ハック」だ。

Electronics

2016.10.05

Arduino.ccとArduino.orgが和解してひとつの会社に

この2年間で、Makerムーブメントに関する最大の問題として、Arduinoブランドが、同じ名前の2つのグループに分裂してしまったことが挙げられる。

この話は、関係者の間でいくつもの曲解が重なり、非常に困難な問題と思われてきた。しかし、World Maker Faire New Yorkにおいて、Arduinoの創設者、Massimo Banzi と、Ardino.orgのFederico Mustoは、2つのグループが和解に応じて、ひとつのグループに再結成されることを発表した。