Crafts

2015.11.16

職人の技にスポットライトをあてるウェブ番組

スコットランド、ダフタウンのBalvenie酒造所は、普通とは違う宣伝方法を使っている。私はそれが大好きだ。アンソニー・ボーデン(訳注:アンソニー・ボーデン は数々の本やテレビ番組で知られているアメリカ人料理人)を司会に、世界の職人に光を当てて紹介するビデオシリーズ「Raw Craft」を製作しているのだ。彼らはこの広告を、彼ら自身の職人技と同じぐらい誇りに思っているはずだ。彼らの作る製品を私が使うことはないだろうが、このビデオシリーズはぜひみなさんに見てもらいたい。そして広めてもらいたい。

Fabrication

2015.11.06

ぴかぴかのTechShopがパリにオープン

写真:Dale Dougherty

フランスで最初の、いやヨーロッパで最初のTechShopのオープニングセレモニーがパリで開かれた。この新しいTechShopは、今年の2月に発表されていたものだが、DIYショップのLeroy Merlinとサンフランシスコに拠点を置くTechShopとのパートナーシップにより設立されたものだ。2万平方メートルの名前はTechShop Ateliers Leroy Merlinといい、イブリー・スール・セーヌ市のLeroy Merlinの巨大な店舗の隣にある。

Fabrication

2015.11.02

生きているように動くモンスターの手

InstructablesのメンバーであるNathan Sellersは、ハロウィンのコスチュームに使うモンスターの手の作り方を投稿した。メカニカルなフックとワイヤーと木で作った指の関節に接続され、実際に手を使ってコントロールできるようになっている。

下のビデオは動きのテストをしているときのものだ。大きな3本の指がとてもスムーズに動くのがわかる。

材料には、基本的に家の周りにあったものを使った。2×4数本と、手の平用の2×6だ。

Fabrication

2015.10.26

ディズニー映画をモチーフにしたかっこいい最新義手

義手にはさまざまな種類がある。余計なものをすべて取り除き、できるだけ安価にしたものから、もう片方の手にそっくりに作ったものまでいろいろだ。なかには、自分の好みに合わせて装飾を行う人もいるが、あまり一般的ではない。

できるだけ多くの人に機能性が高く安価なバイオニック義手を提供しようというグループ、Open Bionicsは、人気映画をモチーフにした新しい義手を作ると発表した。よく目立ち、人の注意をひき、みんなを楽しませてくれる義手だ。

Fabrication

2015.10.19

レビュー:Formlabの新型3Dプリンター「Form 2」

Formlabsは、これまでに学んだことのすべてをForm 2につぎ込み、トップの座を守った。

Formlabsは、Form 2を発表した。技術的イノベーションによって、本体とともにプリント可能範囲が大きくなった。これは単なる改良版ではない。ステレオリソグラフィー(SLA)方式のプリンターをデスクトップ型にするという、再構築が行われている。価格は3,499ドル。前回のモデルと異なり、今回はKickstarterは利用しない。

「Make:」は、Formlabs本社に招かれ、ベータ版のForm 2をテストすることができた。

Kids

2015.10.09

Make: Education Forumにおける39の名言

写真:Becca Henry

「Make:」は、New York Hall of Scienceにて教育フォーラムを開催した。5つのパネルディスカッションと、ニューヨーク市教育局局長のCarmen Fariñaとの対談から構成されていた。すべてをここでお伝えすることはできないが(下のYouTubeストリームでご覧いただけます)、セッションから拾った意味深いアイデアを紹介したいと思う。みなさんが、身近な人を教育するときに役に立つ言葉をピックアップした。

Fabrication

2015.10.02

Autodeskが3Dプリンター Emberの回路図とファームウェアをオープンソース化

ソフトウェアとハードウェアの巨人、Autodeskは、3Dプリンター Emberの回路図とファームウエアをオープンソース化し、ダウンロードができるようにした。

「私たちは、次の2つの理由でEmberのデザインを公開することにしました。これは私たちのハードウェアに対する考えと行動が特別であることを証明するものであり、そして、Emberがユーザーの個別のニーズに完全に対応できるようにするためのものです」とAutodeskのディレクター・オブ・コミュニティであり、Instructablesの創設者であるEric Wilhelmはオープンソース化への動きについて語っている。

Fabrication

2015.09.28

バーニングマン会場を走るスタイリッシュなアートカー

The Monaco

全員甲板に集合! The Monacoはバーニングマンの地上船だ。ブラックロック砂漠を帆走するために作られた(そう、エンジンを切って進むのだ)。全長約45フィート(約14メートル)、40人乗り。3本のマストがあり、音楽や照明のための発電機、バーがあり、デッキには乗組員とお客さんのための部屋がたくさんある。

Cap’n Greg Barronは、2010年のバーニングマンでBRCアウトリガー付きセーリングカヌー、Canyouを作ってから、フリゲート艦を作る夢を抱いていた。

Fabrication

2015.09.15

3Dプリントで作る圧入パーツのコツ

「丸い穴に四角い杭を入れるなかれ」ということわざがあるが、これは、丸い穴には丸い杭をいれるべきであることを暗示している。これが隠喩的に文学的に使われるならば正しいと言えるだろうが、3Dプリントできっちり入る圧入部品を作る場合には、丸い穴に丸いピンはまずあり得ない。この記事を最後まで読めば、みなさんにも、最初からきっちり入る圧入部品を作るための数多くの知識が備わることだろう。

公平を期すために言うなら、丸いピンと丸い穴は、金属機械に使用する場合には、設計上適していることがある。

Crafts

2015.09.09

フォームコアでプロトタイプを作る理由

SEAMstudioのLamp Projectは、1枚のフォームコアボードから作られている

フォームコアは、手早くプロトタイプを作りたいときに便利なボードだ。軽くて固くて、簡単に扱えて、何度でもやり直しが利く。カッター、鉛筆、定規といった簡単なツールがあれば、切ったり折ったりが容易にできる。

フォームコアを使って大まかなプロトタイプを作ることは、デザインプロセスにおいて重要部分だ。思考の分散化を使ってアイデアを発展させたいときは、大まかなモデルがそれを可能にしてくれる。